適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

Konomi Suzuki Asia Tour 2019 福岡公演

お昼まではKPFを満喫し、よかよかきっぷで博多まで瞬間移動。小倉博多間を休日に移動する時は便利ですよね。
先週食べられなかった「天麩羅処ひらお」へ行きました。30人くらい並んでてやべえ、ってなったけど、回転が早いのでそこまで待たなかった。
天ぷらは勿論ですけど、イカの塩辛が美味すぎる。ご飯に乗せて食べてたら無限に食える。家で食べる用に冷凍塩辛買ってしまった。
定食に名前が気になってた「とろいわし」を追加したんですけど、ジューシーで美味しく、正解でした。これで1000円いかないし、福岡の食ってやっぱりチートだわ。
開演まで天神のタイステでちょっとトナメやったけど無限に間違えておもんねー、ってなってしまった。このゲーム難しくなりすぎる。もうついてけないょ…。
「同じ場所に留まるには、全力で走り続けなければいけない」という、『鏡の国のアリス』の名言がありますけど、正にその通りって感じですね。騙し騙しやっていくしかない。


…さて、本題と関係ない前置きはこれくらいにして、なぜ急に鈴木このみさんのライブに参加することになったのか、という話からしていきましょう。
アニソングランプリ出身の歌手の中でも図抜けて歌が上手い、という認識はあったし、初期はタイアップのアニメも割と見ていたので曲も知っていたのですが
途中からあまりタイアップ作品が見てない作品に寄り、あまり最近の曲を知らないなー、と思っていたのがここ数年のこと。そして今年の春。


ゴールデンウィーク辺りだったでしょうか。「A&G NEXT BREAKS 黒沢ともよFIVE STARS」に、鈴木このみさんがゲストで出演されていました。
2人は同い年なんだ、若いのにすごいな、とか思っていたところ、新曲の『真理の鏡、剣乃ように』の宣伝に来ていて、ラジオ内で流したんですよね。



鈴木このみ「真理の鏡、剣乃ように」(TVアニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』エンディングテーマ)


アニメも観ていたので曲自体はもちろん知っていたんですが、改めて聴くと超カッコいい。…で、鈴木さんが曲紹介をされている時に「王道アニソンらしい曲」みたいなことを仰っていて。
「それだ!」ってなったんですよ。自分自身、2000年代の深夜アニメで、所謂「コテコテのアニソン」にどっぷり浸かりながら青春を過ごした、という過去があるので。
昨今のバンドがタイアップしてるスタイリッシュなアニソンも、それはそれで良いんですが、もっと味付けの濃い、いかにもアニソン、という曲のほうが好みなんですよね。原体験なので。
その点、この『真理の鏡、剣乃ように』は、タイトルも歌詞もアニメっぽいし、それでいてとてもロック。自分の中でどストライクだった。アニメの失速は本当に残念でしたが…。


夏頃からはApple Musicで過去のアルバムをダウンロードしてちょくちょく聴くようになり、先日発売されたアルバムもそれで聴いていました。
同じ頃に「ライブとかやらないのかな?」と思って調べたところ、ちょうどアジアツアーをやるし福岡にも来ると。それならとりあえずチケット取ってみるか、となったわけです。
有識者にどんな曲をやりそうか聞いたところ、「最新アルバムの曲が中心になるはず」とのことだったので、助言通りに。


鈴木このみ 4thアルバム 「Shake Up!」【初回限定盤】

鈴木このみ 4thアルバム 「Shake Up!」【初回限定盤】



で、このアルバムなんですけど、これがまたすごいんですよね。リード曲のインパクトからの、『Humming Flight!』の衝撃。カントリー調というか、アイルランド音楽。
アニソン歌手のアルバムでアイリッシュ調の曲が出てくると思ってなかったのでびっくりしました。しかも調べたらこれ鈴木さんが作曲してるらしい。鬼才か?
かと思えば最後はバラードだったりと、色々な面が見える名盤でした。


…我ながら前置き長すぎるな。当日はそこそこな雨。行ってみたら会場が狭い。キャパも250人とかそんな感じで、こんな狭いハコ何年ぶりだろう、という感じ。
牧野さんも昔は割と狭いハコでもやってたけど、ここまでではなかったかも。河野マリナのワンマンの時とかこれくらいだったかなあ、とか思い出しながら。

1.Curiocity
2.東のシンドバッド
3.MOTHER
4.「わたし」をくれたみんなへ
5.アルカテイル
6.蒼の彼方
7.p.u.p.a.
8.あなたが笑えば
9.オラシオン
10.Humming Flight!
11.Relight
12.LLL:CONNECTION
13.My Days
14.Sparking light
15.Redo
16.Beat Your Heart
17.DAYS of DASH
18.シアワセスパイス


ーアンコールー
19.ANOTHER REAL
20.私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
21.This game


2時間強で21曲。完全燃焼で走りきった感。会場の熱気がすごかったです。
バラードの『あなたが笑えば』はソロだったし、中盤はちょっとアコースティックでやったりもあったんですが、終盤からのラストスパートは上がりっぱなしでした。
『シアワセスパイス』、リード曲なのにいつやるんだろう…?って思ってたので、最後に来た時にめっちゃテンション上がってしまった。いい曲だ。


MCで、バラードにも挑戦してみた、という話の時に「鈴木このみといえば「声がでかい」ってイメージがあると思うんですけど」と本人が仰ってましたが、本当にこれはすごい特長。
普段、自分がよく行くのは、歌手としても活動している「声優」のライブ。歌唱の際の技量はもちろんですけど、根本はやっぱり「声が好き」だから行ってるという側面はあるんですよね。
今回生で聴いて、いつも行くライブと比べてみて、歌声のパワーが桁違いだな、と。パワーボーカルに圧倒されてしまった。それでいてテクニカルな曲も歌われているし。
ハンドクラップや掛け合いや、一体感を持ってライブを作り上げていくのが肌で感じられたのも楽しかった。過激な現場だったらどうしようとかちょっと思ってたけど、杞憂で良かったです。


…というわけで、自発的にアニソン歌手のライブに行くという割と自分の中では珍しいムーブをしましたが、とても楽しかったので、選択は間違ってなかったなあ、と。
きっかけになった『真理の鏡、剣乃ように』が生で聴けなかったことだけが心残りですが、今日は後期主題歌の方をやってるからこればっかりは仕方ない。これからも頑張ってほしいですね。

高田憂希 北九州凱旋イベント「帰ってきたっちゃねー!」vol.9&『ブルバスター』スペシャル朗読劇・トークショー

友人は朝4時半(!?)から並ぶ、とか恐ろしいことを言っていましたが、凍死しなくてよかったですね…。
自分は普通に開演30分前に行きましたが、それでも8列目の真ん中くらいは取れたので、割とよく見える位置でした。朝1だしなあ。


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今年だけで、この凱旋イベントには昼夜合わせて今回で計5回目の参加。参加する度に書いてるんですが、このイベント、めちゃくちゃ面白いんですよね。
司会が芸人なのが大きくて、出演者がイジりイジられる関係が面白い。というか、いつも客席すらイジりますからね。今回も矢野・兵藤みたいな風貌の2人がめっちゃイジられてたし。
今回は尺がいつもより短めなのもあり、毎回爆笑必至の朗読コーナーがなかったのが個人的には残念でしたけど、それでもトークコーナーは安定の面白さでした。
ジェスチャーから観客に当てさせるやつ、「令和」と「スプラトゥーン」を当てたオタクは才能がある。まず「令和」のジェスチャー、って言ってすぐできるのも凄いと思ったけども。
中島唯さん、自分のアンテナが低いので詳しくなかったけど、あいうらの人か。というか、今調べてて知って驚いたんですが、既婚なんですね。見、見えねえ…。年下だし…。


次回のゲストは…ってちょっと間があって、スクリーンに「桑原由気さん!」って映し出された時に思わず盛大に吹き出してしまい、不審者と化しました。
最前で観ているであろう友人がどんな顔をしていたのか見たかった…。次最前取るために何万積むんだろう。頑張ってほしいですね(他人事


続いて、代アニ福岡校の生徒さんと、高田さんによる、北九州を舞台にしたロボットものの作品『ブルバスター』の朗読劇がありました。
自分の前の席の一団、オタクにしてはなんか年齢高いというか、お母さんとおばあちゃんだよな…とか思ってたけど、多分壇上にいた生徒の親御さんだったっぽい。

アニメ化を目指して企画を進めているらしく、ミサイル1つ撃つのにもコストがかかるからダメとか、労働基準法違反だから今日は出動はダメ、とか。
民間零細企業でロボットを操縦して敵と戦う、という、既存作品で言えば『地球防衛企業ダイ・ガード』と近いなあ、と見ていて思いました。
割と面白いな、と思ったので、是非アニメ化してほしいですねー。ロボアニをSF路線でやるのはもう時代に合わないと思うので、こういう切り口の方が…話が逸れるな(


皆さん代アニで卒業公演を終えた後というのもあってそつなく上手かったんですが、当たり前だけどプロの高田さんが一つ抜けてましたね。
街を守るために出動したいのに、連勤しすぎとか、決裁おりてないから判子貰ってきてとか言われて苛立つ。息遣いまで含めてリアルで、やっぱり役者だなー、と。


…とまあ、そんな感じで朝から昼前まで、昨日に引き続きKPFを満喫しました。これで無料とかヤバくない?入場料くらい取ってもいいと思うんだけど…。
基本的には頑張り屋だろうがファン想いだろうがどうでもええやろ、という信条ではありますが、高田さんを見ているとファンがハマる理由が分かってしまうんですよね。
数十年生きてきて、アイドルにハマる心理がよくわからんな、とずっと思ってましたが、初めて自分なりに体感できたかも。これ以上は沼なので絶対に進みませんが。
とはいえ、次回も何か被らなければ絶対に参加したい、と思うくらいに楽しいイベントなのは確か。今年の声優イベント納めはこれかな。お疲れ様でした。また春に。

「マギカ☆トーク in KPF」スペシャルトークショー@北九州ポップカルチャーフェスティバル2019

高岡の宿を仮押さえし、富山のレジャ杯予選に行く予定にしていたのですが、幸運にも一発で権利が取れてしまったので、オタクイベントに参加することに。元から今日クイズに振る気はなく。
…まあ、どちらにせよ午前中仕事になってしまったので富山は無理だったかな。あるあるCityは何度となく行きましたが、隣接している展示場に行くのは初めてでした。


昼に職場を出て、会場に着いたのが14時ごろ。友人とご飯を一緒に食べる約束をしたのが19時。時間も空くし、適当にメインステージ観ていくか、と思ってプログラムを確認しました。
すると、ちょうどもうすぐまどマギ外伝のステージがあるらしい。マギレコは完全ノータッチなので初見でしたが、まあアニメは知ってるし大丈夫でしょ、くらいのノリで立ち見。
横の二人組が「俺まどマギ何も知らないんだよね、主題歌しか知らんわ」「俺その主題歌も知らんわ」とか会話してたので、この2人よりは詳しいやろ、とか思いつつ。もう8年前だしね…。


登壇していたのは司会が2人と、麻倉ももさん、小倉唯さん、小松未可子さん、花澤香菜さん。ファンがちょっとアレそう生で観たことがない声優が多い。
まず最初に、来年1月から放送されるアニメ『マギアレコード』1話の上映から始まりました。何も知らなかったけど、最速?で観られるので割とお得でしたね。
あのキャラデザからの不穏なイヌカレー空間の雰囲気はそのままに、先が気になる1話でした。シャフトアニメ最近観てなかったけど、やっぱりクオリティ高いな。


そこからは声優4人が登壇し、自分とキャラの似ているところとか、作品のオススメポイントとかを語ったり、北九州に関するクイズコーナーをやったり。
花澤さんがみかこしと前日酒盛りをしている時に遅れてきたもちょに絡んだ話は笑ってしまった。花澤さんのスカート、イヌカレーチックな謎の色合いだったな…(
あと地元問題、見ていて「いや普通に商店街にめっちゃ垂れ幕とかあったよね」って素で正解できてしまったのが我ながら面白かった。北九州に住んでいるわけでもないのに…。
トークの中で、初代に登場した魔法少女もゲスト出演します、と発表されたので期待が高まりました。もちろんほむらは出てくるんですよね。信じるからな。


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その後は会場の外に出ていた屋台の中から「邪神ちゃんラーメン」を。なんか横のテーブルで出演声優が2人で食べて写真撮ってました。やたら胡椒が効いていた。


単純に期待値の高そうなアニメを観られて良かったのも勿論ですが、高校の頃からずっとファンだった花澤香菜さんを初めて生で観られたのもちょっと嬉しかったですね。
花澤病みたいな時期もあったし、それこそ画面越しには何度観て、聴いているか分からないくらいですけど、やっぱり実在するんだ、みたいな。当たり前ですけど。


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その後は2人でもつ鍋を食べながら主にオタクのことと、ちょっとだけクイズのことと。そしてガストでパフェを食べながら延長戦。楽しいひと時でした。
思うに、クイズで仲が良い知り合いとは、勿論クイズの話もできるけど、クイズをきっかけにした浅く広いアンテナで色々な話ができるのが良いなあ、と。
準決勝きっちり勝ちきっていれば物言いがつかなかったのに、と至極もっともなことも言われ、返す言葉もございません。もっと頑張ります、とは言えないけど…。

第59回工大祭 本渡楓&石原夏織スペシャルトークショー

打ち上げが終了して宿に着いたのが22時半頃。無事起きられたので、朝1で『フラグタイム』を観に映画館へ。これについては別の記事で書くことにしましょう。
観た後は鹿児島本線飯塚市まで移動し、九州工業大学の学園祭で行われる声優トークショーに参加してきました。


今回の出演者は本渡楓さんと石原夏織さん。もともと、前日に長崎で同じトークショーに出演していたお2人が、そのまま同じ九州のこちらにも参加した、という感じ。
友人が何人か前日に長崎に行くとのことだったので、どうせその日は北九州で遊ぶから、と九工大キャンパスで行われたチケット先行販売のお使いを申し出る。
そして販売開始時刻に並んでいたオタクの中から買う順番を抽選し、自分が引いた番号はなんと「3」。今年のチケット運は異常すぎる。普段全然なのに今年だけで最前3回目なんですが…。

友人たちが開始時刻ギリギリになるアクシデントもありつつ、なんとか無事入場。本格的なステージにライトもあり、普段講義する教室で行われている一般的な学祭とは違う感じでした。


イベント内容は質問コーナー、クイズコーナー、方言朗読、プレゼント抽選会、と割とオーソドックス。司会に外部から人を呼んでいたのが目新しかったくらいか。たまにありますけど。


質問コーナーで印象に残ったのは、石原さんのデビュー曲は300曲くらいの候補の中から絞った曲である、というエピソードとか、2人から大学生へのアドバイスが割とためになったこととか。

「好き」を発信していくのは割と大事だな、とは自分も感じているところで。例えば、今回先行販売に行こうと思ったのも、ことあるごとに友人が声優について話題にしていたからですし。
石原さんの「何がやりたいかしっかり考えて将来を決めるべき」というのは割と耳が痛い話でしたね。
個人的には、逆に「やりたくないこと」を考えて消去法的に絞るのもアリかなと。クリエイティブ職のお2人には有り得ない発想だとは思いますが、自分のような凡人にとってはそっちの方が(

「お互いに好きなところを言い合ってください」とかいうメールを送ったオタクとそれに完璧なリアクションで返す2人を見ていて、求められるものがお互いに分かってるなあ、と感じました。
というか全編に渡って、基本的に2人でいちゃついてるだけでしたよね。有識者の「お互いがお互いをリスペクトし合ってるのが良い」というのが、「言葉」ではなく「心」で理解できました。

あと、学園祭で2人で出し物をするなら何をしたい?という質問。屋台で焼きそば、という話の流れでマヨネーズが出てきた時に自分含め友人周りだけがウケてましたね。れぼるじゃーん。


クイズコーナーは基本的に茶番だったんですけど、例によって自分はあまりわからず。昨日でクイズちからを使い果たしたのかもしれない。
方言は割と聞いたことない言葉が多く、単純に面白かったですね。割と九州に近いところに住んでるけど、わからないもんだなあ。最後で完全正解した本渡さん、自分より線結び向いてますね。
逆に千葉ポートタワーを見て「千葉にはこんなところはありません」って言ってた石原さんが面白かった。社順刺さりそう。
抽選はまあ当たるわけないんですが、終わって外に出てみたら、開始前は雨が降っていたのに晴れていたのが印象的でした。ローマ教皇の力なのかもしれない。


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博多駅まで送ってもらえたのもとても助かりました。バスガデル前にKITTEで食べた野菜カレーが体に染み渡った。宿舎の近くにあったら毎週通うんだけどな…。ぼくには野菜が足りない。


在宅志向なので「可愛い女の子たちが仲睦まじくわちゃわちゃしてるのを見る」趣味はあまりないんですけど、当たり前ですが行ってみたら楽しいですよね。こういうのも交友あってこそ。
先輩も顔面がとろけてなくなるくらい楽しんでもらえたとのことで、チケットを買いに行った甲斐があった。普段、真心を込めたリプライを送るくらいしかできないので、本当に良かったです。
石原さんの年明けのツアーもどこか1つくらい行けたらと思ってるので、またそこで会えるかな。実行委員の皆様、楽しいイベントをありがとうございました。

劇団AUN 第25回公演『一尺四方の聖域』@CBGKシブゲキ!!

今年の舞台観劇も、数えてみると5回目。中島みゆきさんの夜会もあったから実質6回?うーん、急に行きだすようになってしまったな…。
さて、今日は飛行機で東京へ飛び、渋谷で劇団AUNさんの舞台を観てきました。渋谷駅が広すぎて地下で迷いかけたので割とギリギリでした。
前年度の「あかつきの湧昇流」のDVDを観ていて、幕末ものは知識不足もあって理解が難しいな、と思っていたところ、今回は戦後少し経ってからが舞台だと。
これなら理解できそう、と思ってちょっと安心しました。それこそ、夏に「ひめゆり」のミュージカルも観ましたし。

戦争末期、日ソ不可侵条約を破り突如日本領土に武力侵攻を仕掛けてきたソ連軍。
そのソ連軍に捕虜として捕らえられた旧帝国軍人達は戦後、労働力として強制的にシベリアに抑留され劣悪な環境の中で働かされていた。
実は、彼らの目的は日本人捕虜をスターリンが掲げる「赤化工作」の中「国を滅ぼすなら思想から」と共産主義転換させる事だった。
彼らはソ連の協力者として次々に日本に帰国。日本政府は「共産主義化」に危機感を強めていた。


舞台は昭和33年。
シベリアからの引き揚げ船で13年ぶりに祖国の土地を踏んだ抑留者達。彼らはシベリアから引き揚げの際、持ち物は疎か身分証さえ身に付けることを禁じられていた。
白瀬悟(溝端淳平)は祖国の地を踏んだ途端気を失ってしまう。


引揚げ援護局施設で目を覚ました白瀬は収容所(ラーゲリ)での記憶に悩まされる。そんな白瀬を看病する春田医師(大塚明夫)と局長岩本(吉田鋼太郎)、
白瀬の帰国を知って駆けつける幼馴染みの吉澤美和(黒沢ともよ)との邂逅。収容所での抑留者ノブ(橋本好弘)との記憶から発露する人間の尊厳。


そして満州通化事件に遭遇した帝国陸軍二等兵(原信一郎)との出会いは白瀬の運命を決定付けていた。錯綜する白瀬の記憶が人々の唄う歌によって徐々にほどかれていく。
高度成長期最中、戦後の引き揚げ船で帰国した男を巡る大正、昭和の歌曲にのせて送る音楽劇。


公式ツイッターのあらすじを引用。


前半と後半の2幕構成だったのですが、前半の引きで「え、どういうこと…?」ってなって、そのまま後半は一気に引き込まれていった感じ。
最終的には「赦し」の物語だったのかな、と。生き残るために何でもした軍人たちが、生き残って日本に帰国し、普通に生活していたり、
身分を偽っていたり。過去が明らかになっていくにつれて俳優の皆さんが感情を露わにするシーンは言葉にできないほどの説得力を感じました。


そして、今回良いなあと思ったのが歌の力。『故郷』を始め、聞き覚えのある唱歌が多くて懐かしかったです。
ストレートプレイでは尺に収まらないであろうメッセージでも、歌に乗せることで伝わることってあると思うんですよね。
戦争というテーマで『故郷』が流れると、木下版の映画『二十四の瞳』を思い出してしまって全然関係ないところで泣けてくるから困る。
一番印象的だったのは『月の沙漠』かな。もともと、自分にとってこの歌は、子供の頃に観たアニメ『ドラえもん』のトラウマ回、「地平線テープ*1」の挿入歌としてのイメージが強くて。
なんか不気味な曲、という印象がずっとあったんですけど、今回はとてもきれいな歌声で、心に染み渡りました。
あとは黒沢さんの『カチューシャの唄』も。上手かったなあ。「当時はこの歌詞の意味も分からず」みたいなセリフがあったから調べたけど、
こんな歌詞でも破廉恥だとか言われる時代だったんですね…。『コロッケの唄』はオリジナル曲かと思ってたけど普通に実在するコミックソングだった。


演技で言うと、なんと言っても溝端淳平さんに圧倒されました。涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになりながら絞り出す言葉の重み。
そしてそれを受け止める黒沢さんもかな。「はい」の2文字にあれだけの感情を込められるものなのかと。
吉田鋼太郎さんの役も二面性があって、見ていて次どう来るかまるでわからないという意味で怖さを感じました。


最前列で見たからか、いつも以上に役者の一挙一動がダイレクトに感じられてとても良かった。貴重な経験をさせてもらいました。
次の観劇はあっても来年かな、と思いますが、とても楽しかったので、また機会を見て上京したいですね。

*1:テープを貼ると異次元空間が出現してそこで遊べるが、テープが切れてしまうと二度と元の世界に戻れなくなる、という話

『響け!ユーフォニアム』公式吹奏楽コンサート~北宇治高校吹奏楽部 第4回定期演奏会~

開催が発表された時に絶対行きたい!と思っていましたが、こういう時に限って抽選は外れる。多分ものすごい倍率だったんだろうな…。
外れたものは仕方ないと諦めていたら、知人が一般販売で2枚取れたよ、と言ってくれて行けることになりました。本当に感謝しかない。

…が、折り悪くちょうど繁忙期で、今日も参加自体が最後まで五分五分。昨日の夜に何とか今日1日空けた…と思っていたら、急遽朝に出勤することに。
予定していた新幹線の時間に間に合わず、更には新幹線の中で上司から電話がかかってきたりと最後まで綱渡りでしたが、1、2分遅れで何とか会場に到着できました。


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部屋の鍵につけている、優子のキーホルダー。魅力的なキャラクターは多々いるけど、やっぱり優子は特別だなあ。


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パンフレット。曲目が書いてあったので、開演前に開かなかった(開けなかった)のは正解だったかな。3作品の劇伴担当の対談が面白かったです。

1.愛を見つけた場所
2.これが私の生きる道
3.DREAM SOLISTER
4.RYDEEN
5.Bolero
6.Samba de Loves You
7.宝島


トークコーナー


8.サウンドスケープ
9.Songbirds
10.マーチ・スカイブルー・ドリーム
11.リズと青い鳥
12.Blast!


ーアンコールー


13.トゥッティ!
14.ヴィヴァーチェ!
15.三日月の舞


太字になっているのはTRUEさんの歌唱があった曲。なんというか、このセットリストは強すぎる。アニメ、映画の『ユーフォ』の名曲が余すところなく詰め込まれている。
あと、演奏中、後ろのスクリーンにアニメの名場面が流れる演出がとても素晴らしかったですね。
特にコンクールのシーンでは本編でもノーカットで放送されていただけあって、演奏と後ろの映像が完全にシンクロしている。もうすごいなんてもんじゃない。


印象に残った曲は色々あるんですけど、まず『Bolero』。いろんな楽器が参加していく前、前半部の低音の存在感。コントラバスの存在感をここまで感じられるのもちょっと新鮮。
『宝島』はバリサクを演奏されていた方が小笠原部長と同じ髪型にして、同じような吹き方をしていたのが印象的でした。ソロが終わった後に割れんばかりの拍手が起こってましたね。
『Songbirds』はフルートとオーボエのデュエット。これ贅沢すぎるな。何回「これ聴けてよかった…」と思ったことか。
好きな音色の楽器は、というとファゴットオーボエで悩むんですが、それくらい美しい音色でした。フルートはかなり高音で厳しそうだなー、という印象でしたが。


…で、2年次の課題曲『マーチ・スカイブルー・ドリーム』。最高でしたね。表拍を軽快に踏んでいくチューバが楽しそうすぎて、自分もこの譜面吹いてみたい!って思ったくらい。
映画ではスポットライトの当たらなかった曲ですが、個人的にとても好みの曲なので、今日この場で聴けたことに感謝したい。…って何回書くつもりやねんと。
Blast!』に限らずなんですけど、今日特に印象に残ったのはTRUEさんの声量。すごいなんてもんじゃない。ホールごと揺れているのでは、というレベル。
演奏にも注目しようかな、とか思っていたはずなのに、あまりにも歌声のパワーが圧倒的すぎて、歌唱されていた曲は全部聴き惚れてしまいました。


アンコールの3曲も説明不要というか。EDの2曲は、楽器を揺らしたり、立って吹いたり、とにかく楽しそうに演奏されているのが印象的でした。吹奏楽はこうでないと。
『三日月の舞』は、後ろのスクリーンと演奏が完全にシンクロしていて、「麗奈のトランペットソロが…」とか「ここは久美子が挫折したパッセージ…」とか、作中の名場面が蘇る。
耐えきれずに瞳を潤ませながら聴いていましたが、多分会場の人たちも同じ気持ちだったのではないかな、と。


合間のトークコーナーは、朗読劇をやってくれたのが良かったですね。部長就任後のやりとり、ということで、まだアニメでは描かれていない場面だったので貴重だった。
チューバくんのエア演奏で楽器当てクイズとかいう謎コーナーは、ティンパニとボンゴを当てたのがすごいと思いました(小並感)。「キャベツのみじん切り!」じゃないんだよ。


終わりの挨拶で、『誓いのフィナーレ』の円盤が来年の2月に発売されること、定期演奏会の関東公演があること、が発表されていました。
演奏を聴いているうちに、また映画版が観たい、という思いが強くなってきたので、発売が今からとても楽しみです。当時は原作未読だったから、感じ方もまた変わるはず。


そして、最後に黒沢さんが代読してくれた、製作委員会からのメッセージ。
「本来はこの場で続編の製作発表をしたかったのですが、諸般の事情で叶わず、申し訳ない」「準備を進めて参りますので、お待ちいただけると幸いです」と。
例の事件に直接触れることこそなかったですが、こういう場で、製作委員会が続編の製作について言及してくれるということのありがたさ。
いつになるかは分からなくても、公式発表で、この作品が、ひいては京都アニメーションが、1歩ずつ前に進んでいるということを示してくれた。
であれば、1ファンとしては、待ち続けるしかないですよね。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の劇場版は公開日時が決定したみたいですし。


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「お勧めの京都のお土産は?」との問いに黒沢さんが「湯葉」と答えていたので、京都駅で買って夜食にしました。普段自分から買うことないけど、美味しいですね。


『ユーフォ』シリーズの中から名曲を満遍なく選んで演奏されており、北宇治カルテットの4人にTRUEさんも揃い、まさに最高の演奏会だった、これに尽きます。
チケットから当日の予定から、色々無理を通しましたが、それだけの価値があったなと。北宇治の、ユーフォという作品の、これからの発展を願ってやみません。

富田美憂トークショー2019in阪大

高校の後輩が行く、とツイートしているのを見て、日程を見てみたら関西杯本戦の前日。
会える貴重な機会なので自分も参加することに。自由席だったので、席番号を気にしなくて済むのも助かった。
昼過ぎに間に合えばいいや、と思って3度寝したら割と危ない時間になりましたが、何とか間に合ってよかったです。石橋阪大前駅から阪大のキャンパスまでが遠すぎた。
キャンパス内で大学のサークルの先輩と同級生に会ったのは驚きでした。オタクサークルじゃなかったんだけどな…。


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ちなみに富田美憂さんについては特に熱心に追っている、というわけでもないのですが、やはり『アイカツスターズ!』の主演だったから、というのが一番大きいですね。
実際にお見かけしたのは昨年の「テヅカツ!」のトークショーと5thフェスに続いて3回目?感謝祭も配信で見ましたが。つまり全部『アイカツ』関連でしか見ていないということでもある。
キャラクターだとやっぱり虹野ゆめ。あとはガヴリール、ヤマイ、くいなとか好きかな。華のある声をされている。


全体の流れとしてはオープニングトーク、クイズコーナー、メールコーナー、ミニライブ。オーソドックスな学祭にミニライブがついたような感じ。
クイズコーナーは茶番がありながらも、全問正解していたのが印象的でした。自分はめちゃくちゃ間違えたけど…。QMAプレイヤーとはなんだったのか。

メールコーナーにかなりの長尺を取っていたのが特徴的で、富田さんの色々な話が聴けて面白かったですね。
好きなポケモンレントラーっていう話とか。ダイパ世代なんだな…。ガラルポニータが可愛いからシールドにする、っていうのが自分と同じ動機で笑ってしまった。
あとはイベントを通して人参がいかに嫌いかを語っておられたのがとても印象に残りました。そんな美味しいとか不味いとかいうような野菜でもないと思うんだけど(個人の感想です)


ライブコーナーは今月発売のデビューシングル『Present Moment』の初披露。TVサイズかな?と思ったらまさかのフル尺でしたね。
キーがかなり高いので、歌うの大変なのでは?と思ってたのですが、あとでインタビューを読んだところ「等身大で必死に歌っている感がデビューシングルに良い」
みたいなことが書いてあってなるほど…と。ところで曲名に既視感を覚えてたんですが、『極上生徒会』の香のキャラソン『Precious Moment』だな。


学園祭イベントに参加するのは久しぶりでしたが、アットホームな雰囲気がとても良かったな、と。スタッフの皆さん、ありがとうございました。
告知で『ドロヘドロ』の恵比寿役は新境地に挑戦した、みたいなことを仰っていたのが印象的だったので、放送されたら見てみようと思います。MAPPAだけど作画大丈夫かな。


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イベント後は北新地に繰り出して、後輩と焼肉。食べながらお互いのオタク近況報告をし合って有意義な時間でした。
基本ソロでしか行動しないために他のオタクと話す機会がないので、話すのも聞くのも楽しかったです。推しの傾向が被らないのは仕方ないけど。