適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

ミュージカル「ひめゆり」

前回の記事の続き。前日に友人の家に泊まって、昼にラーメンを食べました。


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暑かったので冷やしつけ麺。いきなり限定メニューに行ってしまったし、次は普通のも食べよう。
そしてろくに時間を確認してなかったために電車の時間が微妙になってしまったので送ってもらいました。この借りは近いうちに返そう。


会場に入ると、前年度に主演されていた高垣彩陽さんからの花が。昨年も高垣さんがブログで幾度かこの演目に触れられているのを見てはいたのですが
当時は何かと被って断念したんだったかな…。そう考えると不思議な縁を感じますね。最前列の右側に座り、演目が始まりました。


自分が観た映画の『ひめゆりの塔』は、とても救いのない映画で、最後にはガス弾と機銃掃射で全滅してしまう、という壮絶な終わり方だったのですが
今回の「ひめゆり」ではそうではなく、主人公のキミを含め数人は生き残るんですよね。病院から撤退するにあたり、負傷して動けない患者に青酸カリを飲ませて殺したり
洞窟に避難している時に、赤ん坊が泣き止まないのを見て、アメリカ軍に見つかってしまうことを恐れた軍曹が赤ん坊と母親を殺して静かにさせたり。
キミも、あれだけ軍人を献身的に看護し、殺してくれと嘆願する兵士を止めながら、檜山上等兵が目の前で死ぬのを見て「私も殺して」と叫ぶようになる。


そして、クライマックスに婦長が身を挺してキミを守り、ガス弾の攻撃からキミは奇跡的に生き残る。そこで歌われる曲が『生きている』なんですね。
歌詞に「生きていく怖さに 死にたくなった」「生きてこそめぐり逢い 新しい何かが生まれる」「命を与えられて 私は生きている」とあります。



本田美奈子.「生きている」


観ていて感じたのは、この作品の一番根本にあるメッセージは、某ジブリアニメのキャッチコピーではないですが、「生きろ。」ということなのかな、と。
味方に「処分」された兵士。食料調達の途中で、撤退中に、仲間をかばって、次々死んでいった仲間たち。数え切れないほどの犠牲者の上に、今「生きている」ことの重み。
だからこそ、「死にたくな」るけど、「生きてこそめぐり逢」う。命を「与えられて」いる。だからこそ、私達は生きなければならないのだ、と。


そして、死んでいった人たちのことを、ひいては何十年も昔になってしまった沖縄戦の悲劇のことも、決して忘れてはならないのだということ。
こういう題材、正直苦手なんですが、単純な反戦厭戦ではなく、ミュージカルとしてコミカルな部分もありつつ、「生きる」ことを結論に持ってきているところに、とても好感を持ちました。
決して「生きるって素晴らしい」とか「生きててよかった」という意味付けがされているわけではなく、「生きている」という、単純な、それでいてとても重い事実が主眼にある。



…さて、主目的である黒沢さんですが、流石というか上手かったですね。主演の中では歴代最年少らしいですが、それを全く感じさせない演技。
1幕の最後とか、上等兵が目の前で殺された時とか、特に迫真の演技でした。歌もそつなくこなしているし。やっぱり多才なんだなあ。と。才能に惹かれがち。
普段耳にしている声優の演技は声だけですが、舞台だと身振り手振り、表情に至るまで全身で演技しなくてはならない。黒沢さんに限らず、立ち居振る舞いの細かさに舌を巻きました。
テーマ性の重さと、来た理由のミーハーさとがどうにもミスマッチで困るんですけど( そのどちらにも満足できる公演でした。来て良かったです。
パンフレットに黒沢さんの沖縄レポートがあったので読んでいると、沖縄に行くのを勧めてくれたのは高垣さんだと。好きな声優同士のふとした繋がり。こういうの嬉しいですね。


…そして、こういう内容であれば、昨年、高垣さん主演のキミも観たかったなあ、というのが正直なところ。こればっかりは仕方ないんですが、あれだけミュージカル向きの歌唱力と
ひたむきさ、涙もろさを併せ持つ高垣さんのこと、さぞかし素晴らしい舞台だったんだろうな、ということは想像するに余りある。来年万一高垣さんに戻ることがあったら絶対行こ。
逆に、今度は黒沢さんの非ミュージカルの舞台も観てみたくなってきました。幸い、年内にまだ2作品も出演予定があるとのこと、どちらかには行ってみたいですね。…貯金する気あるのか。

カイトの異常な愛情 または私は如何にして黒沢ともよを意識するようになったか

埼玉県の戸田市文化会館まで、ミュージカル座の「ひめゆり」を観劇しに行ってきました。関東なんて全部一緒だろ、くらいに思ってたのですがなかなか遠かった。


なぜわざわざ遠くまでミュージカルを、というと、かつての悲惨な戦争を風化させてはいけないという強い思いが……あったわけではなく、主演の黒沢ともよさんが目当てでした。
推しが増えがちな知人もいますし、急にこんなことを書くと「お、浮気か?」とか思われてしまいそうなので(まあ、そもそも自分は浮気以前にそういう対象の推しはいませんが)
まず、今回の公演の感想の前に「私と黒沢ともよについて…つまり、そもそも何故行こうと思ったの?という話を書いていこうと思います。知人の「私と高田憂希リスペクト。


一番最初のきっかけは、3月末に買った、『宝石の国』のラジオCDでした。中田譲治さんをメインパーソナリティに、ゲストと対談していく、という形式の番組なのですが
第二弾のゲストが斎藤千和さん、というのを知り、千和ファンとしては買うしかない!と購入。もともと『宝石の国』自体も、脇役で千和さんが出ていたから見始めたんですけどね。
斎藤千和さんと中田譲治さんといえば、説明不要ですが『ケロロ軍曹』の夏美とギロロ。どちらも大好きな声優さんだし、この2人のラジオは珍しすぎるので嬉しい…って完全に話が逸れたな(



そんなわけで、お2人のトークを楽しく拝聴していたところ、途中でこの作品の主演である黒沢ともよさんについて触れているのを聞いて「…ん?」となりました。

千和さん「ともよちゃんって、すごく会話でのお芝居ができる方というか。一緒にお芝居をしててすごく楽しい。」
譲治さん「ある意味共通している部分があるように思う。2人とも直感、天才型というイメージ。」
千和さん「どちらも音より心を重視する演技をするタイプというか。一方的にシンパシーを感じてますね。ともよちゃんのお芝居は大好き。」


…とまあ、こんな感じのやりとりがオープニングトークでありました。当時からあまり作品外の発言を熱心に追っていなかったのもありますが(ラジオもノンタイアップが多かったし)
千和さんが他の声優さんのことを「演技が上手い」とかではなく「私に近いタイプの声優」と評するのは初めて聞いたので、黒沢さんについて興味がわきました。


思い返してみれば、自分はもう10年ほど前、黒沢さんのアニメデビュー作である『宇宙ショーへようこそ』も劇場に観に行ったし(舛成監督で千和さんも出るから、というのが理由でしたが)
アイカツ!』『ユーフォ』『ゆゆゆ』『シンデレラガールズ』『ポッピンQ』『アイドルタイムプリパラ』…と、そこそこ出演作は見ていたんですけど、特に注目してはなかったんですよね。


…で、とりあえずTwitterフォローするか、と思って黒沢さんのツイッターアカウントを検索したところ、また「…ん?」となりました。


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bio(自己紹介欄)に「役者」の2文字しかない。普通「○○所属の声優です」とか「△△の××役です」とか書いてるじゃないですか。少なくとも自分がフォローしてる声優さんはそう。
他の声優さんと違うものを感じ、次は黒沢さんのブログを遡って読んでみることに。高校生だった頃の受験勉強の話とか、和む内容も多かったですが、興味深い投稿もいくつかありました。
『ゆゆゆ』の樹についてのこと。『アイカツ!』のおとめちゃんについてのこと。『リルリルフェアリル』のオーロラについてのこと。そして『宝石の国』のフォスについてのこと。
いずれも20代前半、役によってはまだ10代の時に書いたとは思えない。興味深い切り口でキャラについて語っていて、読んでいて引き込まれてしまいました。確かにこれは「役者」だ、と。


そして、自分の過去のアニメ感想を見返しているときに、気づいてしまったんですよね。

「ともよちゃん演じるアイコ。本当にアイコちゃん良いキャラしてたな…。これもともよちゃんのよくばりセットみたいな感じ。」(『フリクリ プログレ』の感想、2018年9月)
「ガァララなりの「トモダチ」を真の意味で見つけられた。ともよちゃんの演技力に依るところも大きいと思いますが…。」(『アイドルタイムプリパラ』の感想、2018年12月)


去年くらいから、無意識に黒沢さんのこと褒めてるやん ということに。ああ…好きだったんだな と。(ここ新海誠)


それに気づいてからは早かった、というか。『響け!ユーフォニアム2』を見直して、作品そのもののクオリティの高さは勿論ですが、黒沢さんの演技力の高さに改めて驚いてしまいました。
善は急げということで『ユーフォ』劇場版の舞台挨拶のチケットを抑え、「息の入れかたを意識している」みたいな演技論を聞いてまたなるほど…と納得し。
『あかねさす少女』で平行世界のキャラを演じ分けるのをまた堪能し、『ひそねとまそたん』を見てこういう脇役ポジションも上手いなあ、と感心したり。意識しだすとこの人、上手い。
このタイミングで今回観に行った舞台のチケットが発売されたので、開始時間に即アクセスして最前列を確保したり。…9500円は高い、とか思ったけどまあこういうのは金額じゃない。
1953年版の『ひめゆりの塔』を観て予習しました。沖縄戦の悲劇、全滅するひめゆり部隊…。狂気と救いのない描写に圧倒されてしまった。観てる途中でセンター試験送ってきた奴許さんからな。


合わせて、4月から文化放送のラジオ「A&G NEXT BREAKS FIVE STARS」も毎週聴くようになりました。この枠は「超ラジ」の時は井口裕香さんの、「Lady Go」の時は上坂すみれさんのを
ちょくちょく聴いていたので懐かしい。黒沢さんのも始まった頃何度か聴いたのですが、「なんかオタクっぽくないなあ」という印象だったのはよく覚えてます。

聴いてみると、歯に衣着せぬというか、直球なトークが聴いていて心地良い。リスナーに「ファッションの話題とかすると実況の速度鈍るよね~」とか言ってみたり
変な挨拶でメールしてきたリスナーを「ダッサw」と切り捨てたり。それでいてトークの内容は結構理知的というか、語彙が豊富で知性を感じる。好きなタイプのラジオ。毎週楽しみ。


もともとこんなアイコンだからお察しかもしれませんが、自分の原点は『ぱにぽにだっしゅ!』なんですよね。そして、ラジオの原点はそれとタイアップしていた『ぱにらじだっしゅ!』。
パーソナリティが斎藤千和さんでした。そこでの、頭の回転が速く軽妙なトークがハマった理由の1つなんですけど、黒沢さんもその系統かも、と。年数重ねて慣れたからかもですが。


…というわけで、千和さんが似ていると言ったのも分かるかも、というくらいには知らず知らずのうちにハマってしまった、というわけです。…長くなったので、公演のことは別の記事で。

牧野由依さんの復活と、救われた1ファンの話

大事なことなので、書こう書こうと思ってつい忘れていた。どのカテゴリにも属さない気がしますが、一番近いのでこれで。


ちょうど1ヶ月前、牧野さんのオフィシャルブログが久しぶり(1年近く空いたのかな?)に更新されていました。内容は先週行なわれたライブコンサートのことでした。


kaitopoketto.hatenablog.com


当時書いた通り、自分の印象としては、今回は「完全復活」を確信できるライブ、というものでした。喉を壊してからの昨年のライブでの「おかえり」からの6th名古屋での不調。
正直言って、この2年はどのライブもリリイベも、1音目を歌う瞬間と、高音を出す瞬間はいつもハラハラせずにはいられませんでした。まるで自分が牧野さんを疑っているようで、とても
辛かったのですが、それでも、どうしても心配せずにはいられなかった。プロとして信頼しているし、信頼したいからこそ、三度目があったら…という不安は、常に頭の隅から離れませんでした。


そして先月のライブは、その不安を完全に払拭してくれるほど素晴らしいものだったんですが、牧野さんのブログを読んでいて、ハッとさせられました。

今回やっと喉の怪我も100%大丈夫といえる状態になったのもあって、本当に…

素直に、本っ当に楽しかったんです🎶


このライブまでは、

なんで歌うのに声がちゃんと出るか心配してるんだろう。と考える事が多く、

私不安な気持ちに飲み込まれるためにステージにあがってるの?って何度も思いました。

朝起きて声が出なくて泣いている夢を沢山見ました。

もう治りました。もう大丈夫です。って…

そう言い聞かせないと何もできなかった。

そんな不安が無くなるまで、まさか2年近くもかかるとは思ってなかった。

絶対言っちゃいけないと思ってたから言えなかったけど、実はすごく辛かった😂(笑)


でもね!

もうちゃんと治ったよ😊

完治です‼️

もちろん1度壊してるので気をつけないとなのですが😊


涙が出るほど嬉しかった。完全復活だ、という自分の感覚が間違ってなかった、というのが分かったのもありますが、今まで不安だったのも自分の独りよがりな思い込みではなかったということ。
そして何よりも、こういう気持ちをファンを信頼して明かしてくれたこと。それが何よりも嬉しかったです。不安だ、とかまだ治ってないかも、とか、もちろん立場上言えなかったんでしょうけど
その状態で舞台に立ってきたこの2年、どれだけ牧野さんが辛かったか。黙って支えるのが美徳、というポリシーを破って手紙まで書いてしまうくらいには自分も辛かったですが…。


去年、あれだけ完成度の高かったライブの時でも言わなかった「完治」という言葉を、今回言ってくれたこと。結局それだけで十分なんですよね。自分も更に遠いところに引っ越してしまって
なかなかイベントに顔を出すのも難しい*1けど、ここ2年はそこそこ無理して在宅に似合わず追いかけてたので、少し肩の荷が下りたのは確かかも。マイペースに応援し続けていきます。

*1:今月の舞台とか本当は観に行きたかった

高田憂希 北九州凱旋イベント「帰ってきたっちゃねー!」vol.7

vol.6に物見遊山で参加してみたらめっちゃ楽しいイベントで、最後のお渡しで言うこと何も決めてなかったにも関わらず、自然と口から「また来ます!」という言葉が出ていました。
その時に次回開催は7月7日、と発表されていたのでとりあえず1部2部両方取ることに。1部はかなり後ろでしたが、2部で10番代の良い席を引いたので楽しみにしてました。
すると、数週間前にゲストが下地紫野さんである、という嬉しいサプライズが。好きな声優さんの一人なんですよね。声が良すぎる。小さくて可愛らしいし。


前回と同じく、クイズも強い高田のオタクと昼前に待ち合わせ。チケットの受け渡しがあると言うので待っていたのですが、なかなか戻ってこない…。聞いてみたら
相手も同じルートでハマったオタクだったので、すっかり意気投合してしまったらしい。自分は現場でオタクと意気投合したことないな…(会話する機会がないともいう)


入場すると七夕ということで短冊があり、ここに願い事を書いてください、とのこと。特に願い事もなかったので「来週勝ち残れますように」にしておきました。頼んだぞ。
後ろながら通路側の席が取れたので、まあど真ん中の演者は見えるかな?みたいな位置で一安心。そうこうしているうちにイベントが始まりました。
前回と同じく、福岡よしもとのだんごばーなさんがMC。自己紹介で「僕らの事務所は炎上してるので紹介しないほうがいいかもしれませんね」とか言い出して爆笑しました。


1部は自己紹介→以心伝心ゲーム→書いてもらった短冊紹介→方言朗読会→プレゼント、2部はクイズ→心理テスト→ナンジャモンジャゲーム→動画撮影→プレゼント だったかな?
ゲストの自己紹介で「『アイカツ!』という作品で共演して…」という話をきっかけに、アイカツのエピソードを話してくれたので開始数分で「ああ、来て良かったなあ」と思いました。
オタクはちょろい。コナンの話になると急に饒舌になる下地さんが面白かったけど、それ以上に所謂「推し」「嫁」に関する考え方に共感することしきりでした。この人は信用できる。

以心伝心ゲームは見事に噛み合ってなくて面白かったんですけど、最後に「お互いの好きなところは?」で下地さんが予想した答えが「全部」だったの、実はかなり高田さんを
理解した上での回答だったのではなかろうか。そんなことをイベントが終わった後に色々なエピソードを聞いている時に思いました。やはり有識者に解説してもらうに限る。
あと、下地さんが「高田のことめっちゃ好き。高田憂希部門では一番好きだし。でも藤田茜部門では藤田茜が一番好きなだけなの」みたいなことを言い出した時に
「…下地さんの主張、今日一緒に来た人と言ってること同じじゃない…?」ってなったのが個人的にはなかなかツボでした。 以下オタクブログへ


短冊紹介はMCが箱から適当に引いていく形式だったので「これもし自分の読まれたらヤバくないか?」って無駄に焦ったけど杞憂でよかった。でも今の願いってそれくらいだし…。
方言朗読会は前回笑いすぎて腹が痛くなったけど今回も面白かった。前回イベントに参加した時、下地さんの沖縄弁良いなあ、と思っていたので、また聞けて感無量でした。

クイズコーナー、前回も全然わからなかったのですが、今回も3タコでした。賢竜杯3位&KAC4位でも1問も分からないのに下地さんが素で正解してたのは適正がありすぎた。
多分あの開場で「上野(あがの)焼」に反応していたのは2人だけだったのでは…。ナンジャモンジャゲームは命名を観客から募集しだしてからはかなり難易度上がってましたね。
凱旋門」と「カニクリームコロッケ」を命名した人はセンスあるなあ、と思いました。でももう青いやつは「人さらい」にしか見えなくなってしまった。まるおさんが悪い。

動画撮影は福さ屋のCMを再現。前の方だしワンチャン写り込んでしまうのでは、という懸念があったのですが、幸いカメラが逆方向だったので多分大丈夫…かな…?


今回印象に残ったのは心理テストで、まあよくあるこの色が好きな人はこういうタイプで、みたいな診断をやったんですけど、高田さんが「いつも周りの人のことを考えている」
みたいな結果だったのは会場のファンみんな納得してたんじゃなかろうか、と思いました。バーナム効果でしょ、と切って捨てるのは簡単ですけど、前回、今回と参加してみて
高田さんの凱旋イベント特有の暖かな空気感が本当に心地良いな、と改めて思ったんですよね。頬が痛くなるくらい笑えるイベントなので、とても楽しいのは確かなんですが
彼女がとてもホスピタリティに溢れる人間である、というのがすごく良く伝わってくるので、それが心地良さに繋がっているのかな、と。…やっぱり魔性の女なのかもしれない…。


あと、下地さんが最後の挨拶で「最近声帯炎でイベントを欠席したこともあったけど、復帰して初めてのイベントがここで良かったと思います」と仰っていたのも印象的でした。
声が出なくなるのは怖いからな…(他現場のトラウマ)。でも、そう思わせるだけの暖かみが確かにあの空間にはあったんですよね。そこに観客として加われたことを自分も嬉しく思います。


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終演後は2人で門司港へ移動して門司港焼きカレーを食べました。辛くなくて食べやすいし美味しかった。前に来た時は食事どきじゃなくてスルーしていたので…。
船着き場で関門海峡を眺めながらアツいオタクトークを繰り広げられたのもとても楽しかったです。好きな声優の方向性を除けば、かなり考え方は近いのかもしれない。
次回の凱旋イベントは日程が発表されませんでしたが、またあれば参加したいですね。ホント値段以上に面白い良イベなので一度来てほしいけど、勧めようにも近くにオタクおらんからな…。


あと、ここは本質ではないと言いながら2部は2列目の真ん中でよく見えたので書いておくと、下地さん、まるで人形みたいな水色の服で、本当に可愛かったですね。
そしてあのビジュアルからズバズバものを言うタイプなの面白すぎる。公演中ふと気づいたんですけど、自分が好きになる声優さんって割とこういうタイプばっかりだな、と…。

ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティー Presents YUI MAKINO LIVE CONCERT『What's UP!!!!』 DAY2

朝方までダラダラ喋っていたのと、前日意味もなく夜更かしをしていたのでやたら眠く、10時くらいまで死んだように眠っていました。もう年だから仕方ないんや…。
昼はラーメン屋に行きました。近所にラーメン屋がなく、カップ麺以外のラーメンを食べることがほとんどなくなってしまったので、まともなラーメン自体かなりご無沙汰になってしまっている。


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美味しい醤油ラーメンでした。ただスープもメンマも味が濃かったので少しクドかったかな。舌も高齢化していて塩辛いものはキツくなってきているのかも。現実は非情である。
食べてからは駅まで送ってもらって解散。遊んでくれてありがとう。また来ます。開始までに散髪してたら結構待たされてギリギリになったので、電車で1駅分ショートカットしました。



今日の席は「あ列」。発券時に何度も確認したんですが、最前列でした。遠い昔のオルスタの弾き語りではほぼ最前列でしたが、席が決まっている周年ライブでは、今までいいとこ5列目くらい。
最前列を引き当てたことへの喜びもありましたが、同時に抑えきれない不安と緊張感があったのも事実でした。というのも、今日は「2日目」の公演で、1日目の公演は最高だったからです。


忘れもしない、2年前の『Reset&Happiness』のDAY2。DAY1で最高のパフォーマンスを見せてくれた牧野さんが喉を潰してしまい、最後には声も出なくなってしまうという事件。
そして療養から復帰し、昨年『WILL you play with me?』で「おかえりー!」と心から言った半年後のシンデレラ6th名古屋。1日目の完璧な『ガルフロ』に酔いしれ、最高だったな~と
暢気に思って気楽に参加した2日目で、明らかに本調子でない『マイ・スイート・ハネムーン』を聴いた時の衝撃。それでもステージ上で佐久間まゆを完璧に体現する牧野さんと、それを支える
シンデレラの面々の固い絆に心を打たれたこと。完全に復調したのは分かっているし、心配もいらないはずなのに「2日目はもしかしたら…」という不安はどうしても拭いきれませんでした。

1.A WINTER STORY
2.Brand-new Sky
3.囁きは"Crescendo"
4.Cluster
5.Precious


―弾き語り―
6.春待ち風
7.今日も1日大好きでした。
8.碧の香り
9.幸せのため息
10.you are my love
11.アルメリア


―クラシックコーナー―
12.リベルタンゴ(ピアノ・チェロ二重奏)

―衣装替え―

13.Merry-go-round(バンドメンバーオンリー+ダンサー)
14.夏休みの宿題
15.ユーフォリア
16.スケッチブックを持ったまま
17.遠くまで行こう
18.ワールドツアー
19.synchronicity
20.secret melody
21.ハウリング

―アンコール―

1.Reset(弾き語り)
2.ふわふわ♪


下線の部分はDAY1にはなかった曲です。そんなわけで、期待と不安が綯い交ぜになった心境で、『A WINTER STORY』を聴いていました。
ピアノの音が止み、昨日と同じく勢いよく幕が下りて、『Brand-new Sky』の演奏が始まりました。



僅か数メートル先。少し手を伸ばせば届きそうな距離で、牧野さんは昨日と同じ、いやそれ以上の力強さで熱唱していました。



急に話が逸れますが、自分が大好きな漫画『エースをねらえ!』の話をしたいと思います。ストーリーの後半、最愛の師である宗方コーチを病気で亡くした主人公・岡ひろみは無気力状態になり
復調までにかなりの時間を要すことになります。宗方の親友である桂大悟は遺志を継いでひろみのコーチを引き受け、酒豪でありながら「岡が再起するまで一滴も口にしない」と誓いを立てる。

しばらく経って、必死に練習したひろみはなんとか復調し、国際大会に出場できるレベルまで回復。そんなある日、友人の子供の1歳の誕生日の祝いの席で、桂は勧められたぐい呑みを飲み干す。
再起したと認めてくれた、とひろみは喜び、記念にぐい呑みを譲ってもらおうとして、匂いから、ぐい呑みの中身が酒ではなく、水だったことに気付いて愕然とする、というシーンがあります。

その後国際大会で悲願の初優勝を飾り、先輩との総当たりを制して武者修行の選抜メンバーにも選ばれたひろみが、桂コーチに宴会で感謝を伝えようとしていると、コーチから呼ばれ
盃を差し出される。震える手で注いだお酒を飲み干す桂。遂に断酒を解き、自分の再起を認めてくれたことに涙するひろみ。作品屈指の名シーンのひとつだと思います。



急に何故関係ない話をしてるんだよ、って感じなんですけど、何が言いたいかというと、『Brand-new Sky』を聴いた瞬間、僕の心の中で「水」が「酒」に変わりました。
頭でいくら否定しても拭いきれなかった不安は、一瞬で雲散霧消し、目の前で歌う牧野さんの歌声にひたすら圧倒される。自分にできることは、最大級の笑顔で音楽についていくことだけでした。
しょうもない(自分の中ではしょうもなくないんですけど)心配を一瞬で捻じ伏せてくれる歌声。自分はこの人の声が好きで、歌声が好きで、だからここにいるんだな、と。改めて実感しました。


DAY2は『Cluster』も前のブロックに来たので、昨日以上に盛り上がりましたね。と同時に「これ後半その代わりに何を歌うんだろう?」と疑問に思ったのもまた事実なのですが。
好きだけど行けない公演でちょうど演奏されていて、なかなか生で聴けなかった『Precious』が来たのも嬉しかったです。多分前に生で聴いたのは10年近く前になってしまうかも…。


弾き語りは6曲と昨日より少なめでしたが『春待ち風』『今日も1日大好きでした。』『碧の香り』『you are my love』と、今日オンリーの曲がどれも好きな曲だったので昨日以上に濃密でした。
そこから『夏休みの宿題』までは昨日と同じ曲目だったので、安心しながら堪能。昨日はよく見えなかったけど、ペットボトルでソロを弾くギターのりょうさん、目の前だったから面白かったw
ユーフォリア』も、この前初めて生で聴けた!と思ってたらまた聴けましたねwこの前のプレミアムイベント終わってから、今『ARIA THE NATURAL』を見直しているのでタイムリーでした。


…そして、今日一番感動したのがここからでした。『スケッチブックを持ったまま』のイントロが流れた時の喜びといったら。12年前のアニメ『スケッチブック 〜full color’s〜』のED曲。
ポスト『ARIA』かなー、みたいな認識で見始めたはずが、気づけば独特のゆるい世界観にすっかりハマってしまい、気づけば原作を揃えたりDVDを集めたり。今でもとても大好きな作品。
そんな曲ですが、もちろん今回のアルバムには入っていないし、全く来ると思っていなかったので本当に嬉しかったです。こんな幸せなことがあっていいのか…と思いながら聴いていました。


そして、サプライズはそこで終わらなかった。袖からスタッフが出てきてピアニカを渡すのを見て、「…まさか!?」と思ったら、果たして『遠くまで行こう』のイントロを演奏する牧野さん。
『遠くまで行こう』も『スケッチブック』の挿入歌。『遠くまで行こう』といえば柱が邪魔なことで有名な渋谷duoの初オルスタライブで開幕を飾ったのが印象深い。まあそれは置いといて
好きな作品の主題歌と挿入歌を2曲連続で演奏してくれた、というサプライズで完全に感極まってしまいました。アニメを好きでよかった。アニメソング歌手としての牧野由依を好きでよかった。


あとは『ふわふわ♪』以外同じ曲目だったので楽しくコールをしたり、『synchronicity』に聴き惚れたり。絶対コンサートでは無理だけど聴きたい!って思っていたのも今は昔で
すっかり定番になっている。『ハウリング』で客席にマイクを向けるところは、思いっきり声を届けるつもりで声を張りました。やっぱり最前って普段より気が引き締まるな…。
アンコールの『ふわふわ♪』は、始まる前に振りの確認をしてくれたので助かりました。自分はどちらかというと『Zipper』派なんですが、楽しさでは甲乙つけがたいなあ、と。


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16時開始と、かなり早くて助かったのですが、終電には間に合わなかったので、途中まで新幹線で帰って、次の日の朝始発でエクストリーム出勤。幸せすぎたので1ミリの後悔もないです。
あまりご飯を食べるテンションではなく、ひじきご飯とかいう、普段ならまず買わないようなお弁当にしたんですが、ラベンダーティーがとても合う。今日も「実質牧野由依」。


この2日間で感じたことを最後に書いておくと、まず、昨日も書きましたが、牧野さんが進化し続けている、ということ。今までも十分満足でしたし、個人的にはこれ以上を求める気持ちは
それほどなかったんですよね。その理由は2つあって、牧野さんに期待していないからでは決してなく、現状でも十分ハイクオリティだし、今ある良さが大好きだから、というのが1つ。
そしてもう1つは、厄年の時期から復調してくれただけでも嬉しいし、これ以上は望みすぎでは、という気持ち。折に触れて書いていますが、今また歌声を聴けている、それだけで幸せなので。


次に、これはどんな人のライブでも参加し続けていれば共通することだと思うのですが、「ライブは四次元だな」と。前回のライブからの違い、またその前のライブからの違い。
参加回数が増えるごとに、同じライブでも、時間軸が想起されるようになり、奥行きを感じられるようになる。今回のライブはまさにそれで、歌手活動15周年となる2019年に出された
セレクトアルバムを引っさげての今回のライブは、デビュー曲の『アムリタ』やそのカップリング、自身が作詞作曲した『幸せのため息』、タイアップ曲、『ホログラフィー』の名曲、
ライブの中で作り上げてきたアレンジ版の曲の数々、ピアノの弾き語り、ダンス…。2時間のセットリストに、15年の軌跡が詰まっていました。端的に言ってセットリストが神。


正直、ライブが決まった時は「ベストアルバムのライブで、新曲もないのに2DAYS?一体何の曲をやるんだろう?」って思いましたし、知人にそういう話もしました。
しかし、蓋を開けてみればこんなにも盛り沢山な内容。完璧なセットリストを、完璧なパフォーマンスでこなしている。貧弱な語彙力ではこれ以上褒める言葉が出てこない…。
不安も解消されて「水」が「酒」になりましたし、これからもまだ見ぬ領域へどんどん進んでいってくれるはず。そしてそれを1ファンとして見守っていきたい。幸せな2日間でした。

ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティー Presents YUI MAKINO LIVE CONCERT『What's UP!!!!』 DAY1

今日は「令和最初のユイマキノ」ということで、牧野由依さんの2DAYSライブの1日目でした。3月に開催が発表されて、セレクトアルバムに抽選券が封入、というパターン。
今まで参加してきた経験から、一般販売でも席を気にしなければ取れる、と思っていたので、知人にも「先行で応募しておけば落ちることはないです!」と断言。からの抽選漏れだと聞かされる。
幸い確保できたようで一安心しましたが、正直言って予想外でした。会場のキャパは去年、一昨年とほぼ同じなので、未だに少しずつファンが増えているんでしょうか。やっぱり某シンデレラ?


予習はそこまで意識的にはしませんでしたが、番宣のラジオを聴きつつ、発売されたアルバムを聴き込みました。6月だし『お願いジュンブライト』『夏休みの宿題』辺りは来るかな、とか。
ここ2、3年はずっとこの時期の開催なので、好きな春ソングの『三月物語』『春待ち風』が聴けなさそうなのは残念だけど、アルバムに入ってないし仕方ないかなあ、とか。
今回の『ARIA』枠は多分『シンフォニー』『横顔』になるんだろうな、とか。アルバムに入ってないけど『もどかしい世界の上で』今年も聴けたら嬉しいなあ、とか。そんな漠然とした期待。


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飛行機で羽田に到着したのが昼前。気流の影響で揺れたので恐怖で桂ヒナギクと化しました。でも新幹線だと倍以上時間かかるし高いし…。時間の融通がきくので新幹線のほうが好きなんですが。
会場は新宿だったので、久しぶりにIC乗車券を使い(7円しか入ってなかった)、適当にカレー屋へ。酸味のある独特の味で、美味しかったです。あまり辛くなくて食べやすかったのも良かった。


食べ終わってからは適当に時間を潰して合流し物販の列に並ぶことに。思ったより並んでいたので売り切れないか心配でしたが、無事欲しかったフェイスタオルとバスタオルが買えました。
今年はネイビー地に赤色の文字がデザインされていて、ラルフローレンみたいだなあ、と思っていたところ、先週の配信で牧野さん本人もそう仰っていて笑う。やっぱりそう見えますよね。
開始までまだ少し時間があったので、近くのサイゼリヤに入って、プリンとティラミスを食べながら2人で振り付けの予習など。奢っていただきありがとうございました。


自分の席はB列の真ん中辺り。2列目やん!と思ってたら実はあいうえおかきく…と20列くらいあって、そこからA列、B列だったという罠。ただ、A列の前に機材が置いてあり、前がかなり
開けていたので見やすかったです。A列の前が関係者席だったので、見覚えのある声優さんも何人かいらっしゃっていました。以前のニコ生イベントで信頼度MAXになったまりえってぃとか。

1.A WINTER STORY
2.Brand-new Sky
3.三月物語
4.たったひとつ


―弾き語り―
5.二度目のハツコイ
6.きみの選ぶみち
7.横顔
8.シンフォニー
9.幸せのため息
10.その先へ
11.アムリタ
12.アルメリア


―クラシックコーナー―
13.リベルタンゴ(ピアノ・チェロ二重奏)

―衣装替え―

14.Merry-go-round(バンドメンバーオンリー+ダンサー)
15.夏休みの宿題
16.グッバイ・マイ・フレンド
17.Cluster
18.ワールドツアー
19.synchronicity
20.secret melody
21.ハウリング

―アンコール―

1.Reset(弾き語り)
2.Zipper


セトリはこんな感じ。最初、幕が上がらないまま『A WINTER STORY』が始まって、ピアノを弾く牧野さんの影が映っている状態。綺麗な始まり方だなー、と思いながらぼーっと聴いていて
演奏が終わった次の瞬間、『Brand-new Sky』のイントロが流れ、勢いよく幕が下りて、赤いパーカーを着た牧野さんが力強く歌い始める。いきなり横っ面を張り倒されたような衝撃でした。


毎回書いていることなんですが、ここ数年で牧野さんのライブコンサートは、座って聴くコンサートから立って「乗る」ライブへ変容し、やがて2つが融合を果たした、という経緯があります。
以前から参加していた『ARIA』に代表されるようなしっとりした曲が好きなファンと、他作品のイベントから増えた新規ファンと、どちらにも楽しんでほしい、という試行錯誤の末の形態。
そして自分の中では、昨年のようなセトリで一つの「完成形」を見たかな?という認識でした。つまり、最初に数曲キャッチーな曲を歌い、座ってからの弾き語りやクラシックコーナーを挟む。
そこから衣装替えし、一転スタンディング向けの激しめな曲でラストまで一気に突っ走る。『Brand-new Sky』のLiveアレンジVerは、この5年ほど、その後半の盛り上がりを象徴する曲でした。


だからこそ、2曲目(1曲目はインストなので実質1曲目)に『Brand-new Sky』が来たのが衝撃的だった。実際、自分も含めて一気に会場が盛り上がるのを感じました。
結局、自分も「常に変化し続けていく牧野さんを応援したい」と思いながらも、心のどこかで「変わらない、昔ながらの静かなコンサート」の幻影を追っていた、ということなのかなと。
安心できる、変わらなさは間違いなく魅力の一つなんですが、それに固執してしまうと、いつしか一方的に「限界」を決めてしまう。新鮮な気持ちで望まねば、と少し反省しました。


…からの3曲目、『三月物語』のイントロが流れてきた時に更に一段階テンションが上がる。まあないかなあ、と思っていただけに嬉しかった。次も『たったひとつ』で、この辺りで
ただのアルバムをひっさげたコンサートではないな、と気付き始める。弾き語りコーナーはなんと8曲。ものすごく贅沢でしたね。『幸せのため息』で弾き語りの旅を思い出しました。
『アムリタ』『アルメリア』はアルバムでも並んで収録されていましたが、生で続けて聴くとやはり圧巻でした。前回のライブが終わってから『ツバサ』の映画を観たおかげで
『アムリタ』を聴いている間に、バックに鳥の国の星空が見えた気がしました。むしろなんで今まで観ていなかったのか。まあ遅すぎるということはないし、観て良かったと思いますが。


今回のクラシックコーナーは、すっかり人気者になった雅弦さんとのチェロ二重奏で『リベルタンゴ』。激しいアレンジに圧倒されながら、どこかで聴いたことがある気がする…と
思っていたのですが、終演後に調べたところ、母親が持っていたヨーヨー・マのCDに入っていたからだな、と気付きました。弦のCDをよく聴いてた時期があったんですよね。ゴンチチとか。


ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ

ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ


今度実家帰った時にまた聴こうかな?クラシックコーナーが終わってからは『Merry-go-round』をバンドメンバーが演奏している間に衣装替え。黒いドレスに着替えて登場し『夏休みの宿題』。
今回のアルバムのアレンジ、イントロの弦がノスタルジックで大好きなんですよね。高校最後の夏休みに聴いていたのを思い出して二重にノスタルジー。いやまあ結構ノれる曲なんですけど。
そこからは『ハウリング』まで一気に駆け抜けました。『synchronicity』→『secret melody』を続けて歌うのは相当しんどいと思うんですが、素晴らしいパフォーマンスでした。


アンコールはダンサーを交えての『Reset』の弾き語り、そして最後に『Zipper』。頑張ってサイゼリヤで振り付けを覚えた甲斐あって、割とそれなりの動きができたと思います。
思えばコンピレーションアルバムまでチェックしてなかったので、『Zipper』を初めて聴いたのはライブだったんですよね。そこで一耳惚れ。本当に楽しくて可愛くて最高の1曲。


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上富良野町ゆるキャラ、らべとんが来ていたので写真を撮りました、なんかゆい㌧みたいなネーミングですね。今日はゆい㌧も自分の前に座ってましたけど…。
ここ数年恒例になっている富良野ラベンダーティーも受け取り、1年ぶりの「実質牧野由依」に。美味しいけど売ってるの見たことない。どこにあるんだ。田舎はカス。


総括はDAY2で書こうと思うのですが、何と言っても「世界のユイマキノは進化し続けている」ということを実感できたのが嬉しかったです。期待を軽々と超えていった。
こんな濃密なセットリストを組むセンスと、完璧にこなしてしまう力量。磨きのかかった天使のような美声。どれだけ努力されたのか、想像に余りある。いつも感服します。
終演後は新宿まで歩きがてら軽く感想戦をして解散し、焼き肉を堪能してから家に泊めてもらいました。ありがとうございました。おむすび美味しゅうございました。

『UP!!!!』発売記念プレミアムイベント@大阪

今日で平成も終わりですね。私は、平成に生まれた、平成の男でございます。…というわけで、生まれてこの方元号が変わったことがなかったので特に感慨もないですが
長期休暇であることも相まって大晦日みたいな気分です。令和も平穏無事に過ごせますように。できるだけ知的好奇心を失わずにいたいですね。


さて、今日は「平成最後のユイマキノ」ということで、先日発売されたアルバム『UP!!!!』の発売記念イベントでした。アルバムについている応募券を
葉書に貼って応募したんですが、当選するのはわずか80名。出しはしたけどまあ当たらないかなあ、という感触でしたし、実際4月3週目まで音沙汰がなかったので
これは外れただろ…と思って月曜仕事から帰ってきたところ、当選葉書が来ていました。嬉しかったですねー。おそらくそこそこ高い倍率だったはず。


会場は心斎橋近くの小さなホールで、狭いところにオタクが80名座ってすごい熱気でした。後ろから2列目でしたが参加できるだけで十分なのでまあ。
牧野さんと、いつものバンドメンバーの中から三宅さんが来られていて、2人で弾き語りを5曲(最後は牧野さんのソロ)、合間にトークと質問コーナー、という構成でした。

1.横顔
2.今日も1日大好きでした。
3.song for you
4.ユーフォリア
5.アルメリア


参加した人が少なくて検索してもすぐセトリが出てこなかったけど、多分こうだったはず。1曲目、『横顔』の前奏のピアノが聴こえてきた瞬間の嬉しさ。
去年のライブでも2日とも演奏されていましたし、アルバムにも収録されているので聴く機会は増えましたが、やはり『Origination』を象徴する名曲ですね。
『今日も1日大好きでした。』は”あの”一昨年のライブ2日目以来に生で聴けたのかな?シンプルに歌声を堪能できるので、小さなハコに向いてる曲かもしれません。


2曲終わったところでMCからの「次の曲はアルバムに入っていませんが…」と前置きして『song for you』。前のアルバムの曲ですね。
曲自体、バリバリの岡本真夜サウンドで好きなんですが、歌詞にここ数年の牧野さんの道程が詰まっていて、ファンにはたまらない曲なんですよね。
途中で手を挙げているのを見た感じでは、今日の参加者は8割方が常連さんだったみたいなので、おそらくみんな同じような気持ちだったのではないかと。


その後「次の曲もアルバムには入っていませんが…」とまた前置きが入ったので、今度は何だろう…と思ってたら『ユーフォリア』の前奏が流れ、ハッとしました。
同じく『ARIA』シリーズの主題歌である『ウンディーネ』『スピラーレ』や、また挿入歌の『シンフォニー』『横顔』は、ライブに両日参加すれば比較的聴く機会があるのですが
ユーフォリア』はアニメタイアップ曲の中だと、なかなかライブでは聴けない曲だったんですよね。自分もライブのDVDはともかく、生で聴いたのはもしかして初めてだったかも。
ネオ・ヴェネツィアをバックに、くるっと回る「ARIA」のロゴ。あのオープニングが脳裏に浮かびました。今日来られて良かったなあ、と思った瞬間でした。


最後の『アルメリア』は牧野さんお一人での演奏。『アムリタ』と並ぶほど、この『アルメリア』は弾き語りに思い入れがある曲だと仰っていました。
『タビノオト』のアルバム曲でありながら、昨年のライブでも両日演奏されるほどの存在感のある曲。これもシンプルな弾き語りにとても映え、聴き惚れました。


また、今日は幕間のトークコーナーがとても印象的でした。まず、いつものバンドメンバーについての話。三宅さんは自分が参加し始めた頃は「りょう」名義、そのうちに
「バスター」とか「三宅・バスター・亨」と変わっていき、最終的に普通に三宅さんに戻ったんだとか。「別にバスターしてないしなあ」とか仰ってて笑いました。
ベースの今西さんも、ずっと「デンジャー今西」名義だったのに普通の今西さんになってるし。こういう濃い話で盛り上がれるのは小さいハコならでは、という感じ。


あと、牧野さんが大学時代に仕事と学業の両立が大変だった、というお話。『ウンディーネ』の録音する日、学校が早く終わって2時間ほど空いたのに、喫茶店に入るお金がなく
山手線を1周半して時間を潰した、とか、授業中にマネージャーから電話がかかってきたとか、帰宅したら23時で、そこからピアノに毛布を掛けて音が響かないように練習したとか、
パンとコーヒー、どちらか一方しか買う余裕がないけどどうしよう…、とか。結構生々しい話でした。学生の若手声優って今も多いですけど、苦労してるんでしょうね。


もう一つ、今回印象的だったのが、上の話に絡めて、当時高校生だった牧野さんが、同じく高校生だった入野自由さんと、『ツバサ・クロニクル』の収録と期末テストが被る時期は
空き時間にロビーで2人でテスト勉強をしていた、というお話。その時に、牧野さんが「それこそ、私の「記憶の羽」がね」とか仰ってたのがツボって思わず笑ってしまったのですが
笑うと同時に、とても嬉しかったんですよね。初主演作だから当たり前なのかもしれないですが、15年近く前の作品の設定のネタを、パッとファンに振ってくれる。
牧野さんの中には、今でも『ツバサ』のサクラが生きているのだなあ、と実感できたことを嬉しく思うとともに、それを1ファンとして、共有できたのが嬉しかった。


自分がファンになったきっかけは、何度か書いているように『ARIA』や『NHK』なので、言うなれば『ツバサ』は少し前の作品になるんですが、一昨年、急に
「ファンとして『ツバサ』を見ていないのも何か違う気がするし、見るか」と思い立って見たんですよね。その結果『ユメノツバサ』や『アムリタ』がもっと大好きになりました。
そして今日、サクラの存在をまた感じられたことによる喜び。これは作品を見ていなかったら生じることのなかった気持ちだと思うんですよね。


自分自身のことは、所謂「イベンター」だとは思っていないので、実際、「全通しよう」とかはあまり思わないのですが*1、その分、「アニメオタク」ではあると認識しているので
好きな声優さんが演じたキャラクター、ひいては作品については、出来るだけ見よう、という思いはずっと持っていて。現在放送されているアニメを追いかけるのも
もちろんオタクとしての一つのあり方だとは思うんですけど、過去の名作や出演作を鑑賞するのもそれと同じか、それ以上に大切なことだと思っているんですよね。


今日のイベントは、牧野さんの『ARIA』や『ツバサ』愛を感じることができ、また、自分のアニメに対する姿勢は間違ってなかったなあ、と実感できたのが何よりの収穫でした。
ここ最近のライブとはまた違う、ちょっとコアで、アットホームな空間を共にできたこと。平成最後の大切な思い出になりました。「令和最初のユイマキノ」ライブ、今から楽しみです。

*1:それこそ、牧野さんは一昨日プリパラのイベントに参加されてましたが行ってないですし