- 作者: 武者小路実篤
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/03/14
- メディア: 文庫
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これもっと早くに読んでおけばよかったなぁ…と車輪の下読んだ時も思ったような気がしますね(
最初の数ページは文末がほぼ全部「〜だった。〜だった。〜だ。」みたいな感じでどんだけ拙いんだよとか思ってましたが途中から展開がすごくて気にならなくなりました
野島みたいなキャラクターは個人的に好きで、大宮ももちろん非難しようがない人物なんですが、どうしても杉子がなぁ…下篇の怒涛の勢いには驚きました
美化して云々という批判は確かに当たってるのかもしれないけど知り合う前はそもそもそれが普通なんじゃないのか…?ってこれが非モテの限界か(
最後は綺麗にまとまってましたが逆に綺麗事すぎてどうかなと思わないでもないですね。やっぱりこれを素直に感動できる時期に読むのが正解だったとしか思えませんw