適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

君の名は。 ★★★★★★★★★☆

一昨日と昨日観に行こうとしたら二日連続満席だったので、前日から予約してようやく観ることができました。何でこんな人気なんだ…宣伝多かったからかな?


正直、「新海誠の新作」というだけで、自分の中では「あー、またその手の話か」という決めつけがあったことは否めません。絵が綺麗で悲恋なんだろうなー、くらい(
ただ、単純に個人的にTSものって割と好きだったりするので、序盤は結構楽しめましたw入れ替わりながら交流していくのをニマニマしながら眺めるの最高ですね


途中から急に入れ替わりがなくなってどうしたのかな、と思いきや急転直下の展開で、そこからは最後まで一気に引き込まれてしまいました。話が巧い…
告白のシーンとか青春すぎて「“すきだ”かー!それな!!」って前の席蹴る勢いでした。…蹴りませんけど( 今まで新海作品にこんな感情移入したことあったっけ…


…で、最後に数年後二人がすれ違うところで「あーまたこれはこのまま会えずに、すれ違ったけど僕らは日々を過ごしていくみたいなオチかー、なるほどね」とか思ってたんですが
…あのラストですよね。見終わった後は正直「これ蛇足だったのでは?」と思いました。いつもの新海節っぽくないし一般ウケするようにしたのかな、とか(
そうしたら監督のインタビューで「ファンが望んでいたエンディングはこっちだと気づいた」と書いてあったんですよね。それを見て得心がいきました
つまり、あのラストは曲げたわけではなく、監督が見つけた新たな着地点なんですね。10年以上に渡って築かれたオタクの勝手な「新海像」を打破した、すごいことだな、と…
監督が仰る通り、あれが即ハッピーエンドではないですしね。あの後二人の間に何があるかはわからないわけで、決して安易な結末ではなかったです
それこそ「めでたしめでたし」で読者は本を閉じることができても、俺たちの努力が終わることはない。そう、みんな歩き続けるのだ。なんですよ*1
今までの集大成かつ、一段階昇華させた素晴らしい作品でした。小説版も買ってしまいそう…特に僕みたいな「新海像」を勝手に持ってるオタクは是非見てほしいですね

*1:パワポケ厨だからすぐパワポケのセリフを引用してしまう