適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

宝島 ★★★★★★★★★★

数か月前に『ガンバの冒険』を見たので、同じ出崎作品の冒険活劇でもあるこっちも近いうちに見たいと思ってて、3連休が取れた機会に見ることにしました


原作は有名な小説なので、主人公の少年・ジムが宝を求めて航海の旅に出る、というあらすじは書かんでもええわ、って感じですね( 宝島に着くまでは大人しめでしたが
着く前にシルバーが海賊だったことが分かり、攻防戦が始まってからは目が離せない展開の連続でした。水がなくなったり、海賊間で仲間割れが起こったり…と色々ありながら
最後に地図に書かれた暗号を一つ一つ解き明かしていき、宝が見つかった時の感動たるや…見つけた後帰還するまでの話に加え、10年後の後日談が描かれていたのも良かったですね


この作品の魅力は何と言ってもまずシルバーというキャラクターですね。主人公と対立しながら時には助けてくれたり、頼りがいのある男らしさを見せたと思えば狡猾なところもあり
…ととても人間味に溢れた魅力的な人物で、正に某キャッチコピーの「カッコイイとは、こういうことさ。」といった感じで、ジムとの一種奇妙な信頼関係がすごく好きでした


作画も素晴らしく、船が動くシーンや海賊との戦いのシーンはさながら実物が動いているようでした。これが所謂「立体アニメーション」ってやつか!と気づいたのは中盤頃でしたが(
特に好きなエピソードは13話「じいさまのちっちゃな鈴」と最終話「フリントはもう飛べない」ですね。「大人になると知らず知らずのうちに宝物を忘れてきてしまうものなんじゃ」
とジムに直後に海賊に狙撃されて命を落とすレッドルースさん;;最終話は自分が後日談好きなのもありますけどラストの「いたんだよ、やっぱり、俺のシルバーが…!」はもう
感無量としか言いようがないですね。老いたシルバーが「その気になりゃあ俺たちゃまだまだ飛べるんだ」と言うのを聞いて、やっぱりカッコイイなあ…!と感動することしきりでした


こういうビルドゥングスロマン的要素のある作品は結構好きなんですけど、もうちょっと子供の頃に見ていたら…とは少し思ってしまいますよね。でもよく考えたら僕が小学校の頃
好きだった『エースをねらえ!』も出崎アニメなので、知らず知らずのうちに影響を受けていたのかもしれませんw間違いなく名作なので本当に見てよかったです