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宝島

宝島 (光文社古典新訳文庫)

宝島 (光文社古典新訳文庫)


帰りの新幹線が暇だと思ったので久しぶりに光文社古典新訳。前がチャタレイ夫人だからどんだけ空いてんねんって話なんですけど、ホントこの1年は読書する暇があればクイズ、でしたからね…
去年アニメの宝島を見て、これは原作もいつか読まないといけないな、と思ったというのもありますね。こういう冒険活劇は少年のころに読んでおけばよかったけどまあ今更か


全体的に、アニメはかなり脇役をフィーチャーしてキャラを立てていたんだな、という印象でした。こっちはその点割とあっさりしていて、その分船についての描写がかなり詳しかったです。
中学の頃読ませられた『人間の土地』も無駄に飛行機の描写が詳しくてオタクかよ…って思ったのを思い出しました。あとは海賊がいかにも海のならず者、として描かれていたのも印象的でした。
内容は宝を巡る冒険と攻防が楽しかったです、くらいしか書けないのが悲しいのですが、まあそういう小説ですしねwこういう小説読むと出てくる食べ物飲み物がすごく美味しそうに感じるのって自分だけでしょうか