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明朗・潑溂・無邪気なブログ

ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティー Presents YUI MAKINO CONCERT LIVE『WILL you play with me?』1日目

単独ライブは11ヶ月ぶりだったかな?前回はまあ色々大変で、だからこそあの日は絶対また来よう、と思ってたので、本来休出すべきな日だったのですが無理言って変わってもらいました。
いつも思うんですけど田舎住みはライブ翌日も休み取らないといけないのが厳しいですよね。…と思ってたけど終電で大阪まで帰って1泊+翌朝始発なら行けるということに今更気づいたのでどうしてもの時は使うか…



関係ないですが行く前に食べた梅田のラーメンです。スープまで飲むことあんまりないんですけど美味しかったので全部飲んでしまった…並びそうだけど次はもう一種類の醤油ラーメンも食べたいですね。
昼過ぎの新幹線で行ったんですが、同日に殺傷事件があって驚きました。もし時間がズレていたらと思うと…あと開演まで少し時間があったのでサツキ杯の観戦に行きましたが本筋ではないので割愛。来週から本気出す。


会場は“あの”去年と同じ、AiiA Theater Tokyo。本人もMCで複雑な気持ちだったと仰ってましたが、ファンも皆そうだったのではないかな、と思います。声、大丈夫だろうか…という不安が拭いきれない開演でした

1.song for you
2.ウイークエンド・ランデヴー
3.お願いジュンブライト
4.星に願うなら


5.スピラーレ
6.アルメリア
7.横顔
8.What A Beautiful World


9.モーツァルト ソナチネ 第1番 第1楽章・第4楽章
10.ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番


11.Reset
12.もどかしい世界の上で
13.アムリタ


14.secret melody
15.Colors of Happiness
16.囁きは“Crescendo”
17.ワールドツアー
18.ハウリング


アンコール
19.Cluster
20.それはきっとボクらしく生きる勇気


検索したら出てきたのでセットリストはこんな感じらしい。ネットは広大だわ(死語)。いつもより気持ち多めな気がしましたけど20曲もあったんですね。これ演者めっちゃ大変だったんだろうな…
収録曲7曲のミニアルバムをひっさげたライブということでしたが、『song for you』から始まってラストが『ハウリング』、そしてアンコールは『それはきっとボクらしく生きる勇気』で終わるのが
今回のライブを象徴していたかな、と思います。昨年度のリベンジ、というと直接的ですけど、あれから1年間の牧野さんの苦労と努力、そしてその結果また歩き出す、という決意が見える。綺麗な構成でした。


嬉しいサプライズとしては『スピラーレ』と『横顔』ですかね。スピラーレとかここ5年は生で聴いてなんじゃないかってくらい久しぶり…とても高音パートが多くて難しい曲だと思うんですが、この日の牧野さんは
驚くほど高音が出ていて、いつも以上に綺麗な歌声でした。逆に低音が若干下がりきってないのでは、と思う箇所がちらほらあったくらい( それとセットで、という意図だったかは分かりませんが『横顔』も最高でした。
この曲を聴くと最終話の「アリシアさん、本当にお疲れ様でした」を思い出して目が潤んでしまう。そして2曲の間に挟まる『アルメリア』『What a Beautiful World』の親和性の高さですよね。波の音のSEも良かった…


ここ数年参加した中ではクラシックコーナーで菅原さんとのピアノ連弾ってなかった気がするので、モーツァルトラフマニノフという選曲も相まって、いつもより割とクラシックに寄せたコーナーだな、と感じました。
そもそもここ数年ってライブ感をどう取り入れるか、という試行錯誤の時期だったと捉えているので、コーナー自体がないこともありましたしね。さながらピアノの発表会のようで、小学生の頃を思い出してしまいましたw


…とか思ってたら『Reset』からの『もどかしい世界の上で』『アムリタ』とかいうファンへの大サービスでどよめきました。開場が「おぉ…」みたいな反応になってて笑うしかないw…まあ自分もそんな感じでしたけど
昨年は『Reset』もサビの高音が出ずに悔しそうな表情をされていたのを思い出しますが、今日は完璧でしたね。もともとかなり難しい曲だと思うのですが、やっぱりこの人はすごい、と思わされました。何度目だって話ですが
『もどかしい世界の上で』はライブの度に来ないかな〜って思ってる人が会場の8割はいると思うんですが(偏見)、やっぱり特別枠ですよね。今日は『NHKにようこそ!』の滝本竜彦先生が会場に聴きに来ていたらしい…
『アムリタ』の弾き語りはファンになったきっかけの一つでもあるので、聴けて嬉しかったです。やっぱりこの辺を聴かないと牧野さんのコンサートに来たな、っていう感じがしない…発想が老害のそれでしかないんですが


衣装変わってからのスタンディングのコーナー、『secret melody』『Colors of Happiness』を踊りを入れながらやるのはすごい体力だな、と思いました。普通に歌うだけでも消耗しそうなのに…
『囁きは“Crescendo”』って割と序盤に持ってくるイメージあったんですけど、結構ポップなのでこの辺でも映えますね。『ワールドツアー』は楽しすぎて最高だし『ハウリング』は掛け合いできて楽しい。やはり構成の妙か…


アンコールは後半の定番こと『Cluster』。『それはきっとボクらしく生きる勇気』はラストで涙声になってましたが、Cメロで歌詞と重ね合わせるとどうしてもなあ…20曲、どれも素晴らしかったですね。
そういえば松ケ下さんがいなかったのが気になりましたが編成上の都合かな…?MCは「膝から崩れ落ちる」とか言い出したところで勝手にウケてました。まさかクイズにも詳しい女性声優…?


今回、近年の「新規ファンをどう取り込むか」問題に一つの模範解答が出たように思いました。オルスタにしてみたり、コンサートとライブを分けてみたり…と試行錯誤があった末、結局「新旧2つのスタイルの融合」という
ところが落としどころになった。昨年も形としてはそんな感じでしたが、今回のライブが牧野さんのコンディション含めて完璧だったので特にそう思いました。どのファンも満足できる、最高の公演だったと思います。