- 作者: 丸戸史明,深崎暮人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/11/20
- メディア: 文庫
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特典小説の寄せ集め。円盤とか全部揃えてるオタクにとってはともかく、普通の読者にとってはこういうのありがたいですね。ただ時系列がバラバラだから相当なファンでもないと把握が難しい(
というかまた普通に何ヶ月も出たことすら気付いていなかったという。やっぱり自分で情報取りに行こうとしてないから限界がある。前は友人が発売日になると教えてくれてたからな…。
さて、特に面白かったのは加藤姉妹の話と、倫也と恵がダラダラゲームしながら泊まりで１日過ごす話と、あと恵のエピソード以外だと詩羽先輩と町田さんの話とかでしょうか。
この作品の妙味の一つとして、冴えない彼女であるところの恵が「フラット」から外れていく過程があると思っているので、特に終盤の恵が絡むエピソードは面白いですよね。
まあ、後半からは全くフラットでもなんでもないただの腹黒キャラになっていたとは思いますがｗ買った時はこの表紙の女は誰やねん、とか思いましたけど、割と良いキャラしてました。
最後は「劇場版への分岐点」と銘打たれてましたが、分岐点というのは具体的にはどこなんでしょうか。やっぱり倫也が探していたのが恵か、それとも英梨々か、というところなのかな？
「Fine」とかいう題名だし流石にないとは思いますが、これで劇場版は英梨々ルートです！とかだったらすごく面白そう。やりかねない、とも思いますしね。映画、近所で公開してくれるかな…(
