適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

青春の殺人者 ★★★★★★★☆☆☆

青春の殺人者

青春の殺人者


「順ちゃーん…痛いよ…!」


古い作品が続いたので気分を変えてATGのジャパニーズニューシネマを。過干渉な親に嫌気が差した主人公・順が、両親に恋人のケイ子の悪口を言われ、別れろと言われたことにキレて
両親を刺殺。処理していたところを家を訪ねて来たケイ子に見つかり、明け方に2人で海に死体を投棄。海辺でかつての両親との思い出が蘇って少し涙し、家に戻って少し働いてから
今度はガソリンで家ごと燃やして当てもない逃避行の旅に出る。…なんてアウトローな映画なんだ…。話の展開なんてものにあまり意味はない作品だと思うのでアレですけど。


この映画で印象的なのは前半で主人公が母親を殺すところですね。父親は既に殺したところで母が帰ってきて、最初はバレないように2人で隠蔽して逃げよう、とか提案するのに
ケイ子の話になると、あの女が捨てられないのか、私も捨てるつもりなのか、と一気に豹変して包丁で心中しようとしてくる依存症の母親が怖すぎる。市原悦子の怪演がかなり大きいのも
あるんですが、刺されて痛がり、血を流しながら喋る市原悦子がトラウマになりそうな不気味さでした。まあ自分にスプラッターの耐性がないのもあるんですけど。
グロもそうですけど、エロもあると気づいてなくて*1原田美枝子演じるケイ子が序盤いきなりヌードを披露したのに驚きました。幼い顔つきに似合わない巨乳だった。


勢いは感じたんですけど、基本的に自分がいい子ちゃんな人生なのと、そもそもこの時代を生きていないのとでイマイチ乗れなかったかな、と。しかし、この作品の水谷豊は若い。

*1:借りたときにR-15の表示を見てなかった