適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティー Presents YUI MAKINO LIVE CONCERT『What's UP!!!!』 DAY2

朝方までダラダラ喋っていたのと、前日意味もなく夜更かしをしていたのでやたら眠く、10時くらいまで死んだように眠っていました。もう年だから仕方ないんや…。
昼はラーメン屋に行きました。近所にラーメン屋がなく、カップ麺以外のラーメンを食べることがほとんどなくなってしまったので、まともなラーメン自体かなりご無沙汰になってしまっている。


f:id:kaitopoketto:20190602124610j:plain


美味しい醤油ラーメンでした。ただスープもメンマも味が濃かったので少しクドかったかな。舌も高齢化していて塩辛いものはキツくなってきているのかも。現実は非情である。
食べてからは駅まで送ってもらって解散。遊んでくれてありがとう。また来ます。開始までに散髪してたら結構待たされてギリギリになったので、電車で1駅分ショートカットしました。



今日の席は「あ列」。発券時に何度も確認したんですが、最前列でした。遠い昔のオルスタの弾き語りではほぼ最前列でしたが、席が決まっている周年ライブでは、今までいいとこ5列目くらい。
最前列を引き当てたことへの喜びもありましたが、同時に抑えきれない不安と緊張感があったのも事実でした。というのも、今日は「2日目」の公演で、1日目の公演は最高だったからです。


忘れもしない、2年前の『Reset&Happiness』のDAY2。DAY1で最高のパフォーマンスを見せてくれた牧野さんが喉を潰してしまい、最後には声も出なくなってしまうという事件。
そして療養から復帰し、昨年『WILL you play with me?』で「おかえりー!」と心から言った半年後のシンデレラ6th名古屋。1日目の完璧な『ガルフロ』に酔いしれ、最高だったな~と
暢気に思って気楽に参加した2日目で、明らかに本調子でない『マイ・スイート・ハネムーン』を聴いた時の衝撃。それでもステージ上で佐久間まゆを完璧に体現する牧野さんと、それを支える
シンデレラの面々の固い絆に心を打たれたこと。完全に復調したのは分かっているし、心配もいらないはずなのに「2日目はもしかしたら…」という不安はどうしても拭いきれませんでした。

1.A WINTER STORY
2.Brand-new Sky
3.囁きは"Crescendo"
4.Cluster
5.Precious


―弾き語り―
6.春待ち風
7.今日も1日大好きでした。
8.碧の香り
9.幸せのため息
10.you are my love
11.アルメリア


―クラシックコーナー―
12.リベルタンゴ(ピアノ・チェロ二重奏)

―衣装替え―

13.Merry-go-round(バンドメンバーオンリー+ダンサー)
14.夏休みの宿題
15.ユーフォリア
16.スケッチブックを持ったまま
17.遠くまで行こう
18.ワールドツアー
19.synchronicity
20.secret melody
21.ハウリング

―アンコール―

1.Reset(弾き語り)
2.ふわふわ♪


下線の部分はDAY1にはなかった曲です。そんなわけで、期待と不安が綯い交ぜになった心境で、『A WINTER STORY』を聴いていました。
ピアノの音が止み、昨日と同じく勢いよく幕が下りて、『Brand-new Sky』の演奏が始まりました。



僅か数メートル先。少し手を伸ばせば届きそうな距離で、牧野さんは昨日と同じ、いやそれ以上の力強さで熱唱していました。



急に話が逸れますが、自分が大好きな漫画『エースをねらえ!』の話をしたいと思います。ストーリーの後半、最愛の師である宗方コーチを病気で亡くした主人公・岡ひろみは無気力状態になり
復調までにかなりの時間を要すことになります。宗方の親友である桂大悟は遺志を継いでひろみのコーチを引き受け、酒豪でありながら「岡が再起するまで一滴も口にしない」と誓いを立てる。

しばらく経って、必死に練習したひろみはなんとか復調し、国際大会に出場できるレベルまで回復。そんなある日、友人の子供の1歳の誕生日の祝いの席で、桂は勧められたぐい呑みを飲み干す。
再起したと認めてくれた、とひろみは喜び、記念にぐい呑みを譲ってもらおうとして、匂いから、ぐい呑みの中身が酒ではなく、水だったことに気付いて愕然とする、というシーンがあります。

その後国際大会で悲願の初優勝を飾り、先輩との総当たりを制して武者修行の選抜メンバーにも選ばれたひろみが、桂コーチに宴会で感謝を伝えようとしていると、コーチから呼ばれ
盃を差し出される。震える手で注いだお酒を飲み干す桂。遂に断酒を解き、自分の再起を認めてくれたことに涙するひろみ。作品屈指の名シーンのひとつだと思います。



急に何故関係ない話をしてるんだよ、って感じなんですけど、何が言いたいかというと、『Brand-new Sky』を聴いた瞬間、僕の心の中で「水」が「酒」に変わりました。
頭でいくら否定しても拭いきれなかった不安は、一瞬で雲散霧消し、目の前で歌う牧野さんの歌声にひたすら圧倒される。自分にできることは、最大級の笑顔で音楽についていくことだけでした。
しょうもない(自分の中ではしょうもなくないんですけど)心配を一瞬で捻じ伏せてくれる歌声。自分はこの人の声が好きで、歌声が好きで、だからここにいるんだな、と。改めて実感しました。


DAY2は『Cluster』も前のブロックに来たので、昨日以上に盛り上がりましたね。と同時に「これ後半その代わりに何を歌うんだろう?」と疑問に思ったのもまた事実なのですが。
好きだけど行けない公演でちょうど演奏されていて、なかなか生で聴けなかった『Precious』が来たのも嬉しかったです。多分前に生で聴いたのは10年近く前になってしまうかも…。


弾き語りは6曲と昨日より少なめでしたが『春待ち風』『今日も1日大好きでした。』『碧の香り』『you are my love』と、今日オンリーの曲がどれも好きな曲だったので昨日以上に濃密でした。
そこから『夏休みの宿題』までは昨日と同じ曲目だったので、安心しながら堪能。昨日はよく見えなかったけど、ペットボトルでソロを弾くギターのりょうさん、目の前だったから面白かったw
ユーフォリア』も、この前初めて生で聴けた!と思ってたらまた聴けましたねwこの前のプレミアムイベント終わってから、今『ARIA THE NATURAL』を見直しているのでタイムリーでした。


…そして、今日一番感動したのがここからでした。『スケッチブックを持ったまま』のイントロが流れた時の喜びといったら。12年前のアニメ『スケッチブック 〜full color’s〜』のED曲。
ポスト『ARIA』かなー、みたいな認識で見始めたはずが、気づけば独特のゆるい世界観にすっかりハマってしまい、気づけば原作を揃えたりDVDを集めたり。今でもとても大好きな作品。
そんな曲ですが、もちろん今回のアルバムには入っていないし、全く来ると思っていなかったので本当に嬉しかったです。こんな幸せなことがあっていいのか…と思いながら聴いていました。


そして、サプライズはそこで終わらなかった。袖からスタッフが出てきてピアニカを渡すのを見て、「…まさか!?」と思ったら、果たして『遠くまで行こう』のイントロを演奏する牧野さん。
『遠くまで行こう』も『スケッチブック』の挿入歌。『遠くまで行こう』といえば柱が邪魔なことで有名な渋谷duoの初オルスタライブで開幕を飾ったのが印象深い。まあそれは置いといて
好きな作品の主題歌と挿入歌を2曲連続で演奏してくれた、というサプライズで完全に感極まってしまいました。アニメを好きでよかった。アニメソング歌手としての牧野由依を好きでよかった。


あとは『ふわふわ♪』以外同じ曲目だったので楽しくコールをしたり、『synchronicity』に聴き惚れたり。絶対コンサートでは無理だけど聴きたい!って思っていたのも今は昔で
すっかり定番になっている。『ハウリング』で客席にマイクを向けるところは、思いっきり声を届けるつもりで声を張りました。やっぱり最前って普段より気が引き締まるな…。
アンコールの『ふわふわ♪』は、始まる前に振りの確認をしてくれたので助かりました。自分はどちらかというと『Zipper』派なんですが、楽しさでは甲乙つけがたいなあ、と。


f:id:kaitopoketto:20190602191842j:plain


16時開始と、かなり早くて助かったのですが、終電には間に合わなかったので、途中まで新幹線で帰って、次の日の朝始発でエクストリーム出勤。幸せすぎたので1ミリの後悔もないです。
あまりご飯を食べるテンションではなく、ひじきご飯とかいう、普段ならまず買わないようなお弁当にしたんですが、ラベンダーティーがとても合う。今日も「実質牧野由依」。


この2日間で感じたことを最後に書いておくと、まず、昨日も書きましたが、牧野さんが進化し続けている、ということ。今までも十分満足でしたし、個人的にはこれ以上を求める気持ちは
それほどなかったんですよね。その理由は2つあって、牧野さんに期待していないからでは決してなく、現状でも十分ハイクオリティだし、今ある良さが大好きだから、というのが1つ。
そしてもう1つは、厄年の時期から復調してくれただけでも嬉しいし、これ以上は望みすぎでは、という気持ち。折に触れて書いていますが、今また歌声を聴けている、それだけで幸せなので。


次に、これはどんな人のライブでも参加し続けていれば共通することだと思うのですが、「ライブは四次元だな」と。前回のライブからの違い、またその前のライブからの違い。
参加回数が増えるごとに、同じライブでも、時間軸が想起されるようになり、奥行きを感じられるようになる。今回のライブはまさにそれで、歌手活動15周年となる2019年に出された
セレクトアルバムを引っさげての今回のライブは、デビュー曲の『アムリタ』やそのカップリング、自身が作詞作曲した『幸せのため息』、タイアップ曲、『ホログラフィー』の名曲、
ライブの中で作り上げてきたアレンジ版の曲の数々、ピアノの弾き語り、ダンス…。2時間のセットリストに、15年の軌跡が詰まっていました。端的に言ってセットリストが神。


正直、ライブが決まった時は「ベストアルバムのライブで、新曲もないのに2DAYS?一体何の曲をやるんだろう?」って思いましたし、知人にそういう話もしました。
しかし、蓋を開けてみればこんなにも盛り沢山な内容。完璧なセットリストを、完璧なパフォーマンスでこなしている。貧弱な語彙力ではこれ以上褒める言葉が出てこない…。
不安も解消されて「水」が「酒」になりましたし、これからもまだ見ぬ領域へどんどん進んでいってくれるはず。そしてそれを1ファンとして見守っていきたい。幸せな2日間でした。