適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

結婚式

今日は、妹の結婚式でした。京都まで行ってきたんですが、やっぱり寒いですね。夏暑くて冬寒い。
入籍したのは2月だったし、新居にもお邪魔したので今更といえば今更でしたが。朝早かったのにメタモン厳選にハマって夜ふかしをして眠いというクズムーブ。


チャペルらしきところで結婚式をしてから披露宴。チャペルが寒すぎてカイロが手放せなかった。賛美歌はよく分からなかったけどノリで音程をとって歌いました。
披露宴は色々趣向が凝らされていて楽しかったけど、相当社交的で実りある人生を送っていないとムービーとか作れないよな、とか思うと。一生ムリダナ。


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出てきた食事がめっちゃ美味しかった。魚料理と肉料理の間にグラニテです、って氷菓子が出てきておお~、ってなりました。ポアソン→ビアンド。もう病気。
お色直しのエスコートはサプライズでこの方に、って言われて一瞬身構えたけど祖母で安心しました。祖母が転倒しないかハラハラしてしまいましたけど。
あと、最後に新婦から両親への手紙を読む感動シーンで、BGMが『トイ・ストーリー2』の名曲『When She Loved Me』だったのがちょっと笑ってしまいました。
一応解説するとジェシーが捨てられた過去を語るシーンで流れる曲で、妹が捨てられるみたいやん、と。後で母に聞いたら母もそれで涙が少し引っ込んだらしい(
妹も「分かる人には分かると思うけど」とか言ってたみたいだけど、多分トイ・ストーリーマニアはあの会場にそこまでいなかったと思うし大丈夫なはず。



When She Loved Me - Sarah McLachlan - Lyrics


せっかくなので貼っとこ。もし観てない人がいたら『3』までは絶対見たほうが良い。『4』は観なくて良いです。



我ながら、家族仲も兄妹仲もとても良いと思うんですけど、一方で、自分は妹に対して、どことなく劣等感的な意味でのコンプレックスもあって。
私立の女子中高一貫校にトップで入学して卒業。中学でも高校でも答辞読んでたし、難関大に合格して院まで行き有名企業に就職。運動部を10年続け、キャプテンも務める。
家ではとぼけた言動も多いし甘えん坊だし、秀才だとは思わなかったけど、努力もできるし、温厚で友達も多いし、自分にないものをいろいろ持っているな、と。
一方で、自分は長男ということもあり、親戚からはどうしても下の子より自分が可愛がられている自覚もあって、子供の頃はよく妹が拗ねていた記憶があります。
…で、それを見て、兄としては妹に優しくしてあげないと、と思い、色々気を遣ってきました。そんな気遣いが必要ないくらい、気づけば幸せになっていたけど。
不甲斐ない兄である自分が、あいつからはどう見えているのか。変なオタクだとしか思われてないかもしれないけど、気にならないといえば嘘になるというか。


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披露宴で、席に妹からのメッセージカードが置いてありました。色々準備で忙しかっただろうに、友人はともかく親族一人ひとりにも手書きで。
他人のことを思いやりすぎて悩んでいるのをよく見ていて、もっと自分中心で考えたらいいのに、と何度も思ったけど、こういうところがあいつの美点なんだよな。
相手もいい人で、自分が言う立場でもないけど安心して任せられると思ったし、これからもずっと幸せに暮らしてほしい。今日はお兄ちゃんもすごく嬉しかったよ。ありがとう。