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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング ★★★★★★★★★☆

観たのは年末ですが、毎日何かしら書くことがあったので2020年の記事に。

原作は大分昔に序盤を読んでいたくらいなのですが、今回もオリジナルストーリーということで、多分単体で観ても大丈夫だろうと思ったのと、
年末で特に実家にいてもやることがないのとで、観に行こうかな、と。対外的には、そういうことになっています。…そういうことです。


南の島で「次世代ヒーロー育成プロジェクト」の一環としてヒーロー活動を行う1年A組の面々の元に、ヴィランが襲撃してくる、というストーリー。
オールマイト以下、教師がいない中、自分たちだけで敵と立ち向かい、敵に狙われた幼い姉弟を守らなければいけない、という緊迫感が良かったですね。


注目ポイントを挙げるならまずは作画の良さ。バトルシーンの動きには目を見張るものがあり、ラストとかもう完全に『ドラゴンボール』でした。
加えて、A組のみんなにそれぞれ出番があったこと。4人のヴィランに対し、それぞれチームを編成し、作戦を立てて対処に当たる、という展開だったために
1人1人に魅せ場があったのが良かったですね。個人的には常闇が格好良かったな、と思いますが、今回のMVPはやっぱりかっちゃんでしょうね。


そして、なんといってもあのラスト。原作者も最終回の構想の1つだった、と言っているだけあって、この設定、映画が初出で大丈夫なの?と思ってしまった。
激アツな展開でしたが、それだけに、本編に影響が出かねない。結果として、整合性をとるために締め方がややご都合主義になっていたのは気になりました。
ただ、作品の核となる「ヒーローとは」というテーマについて「ワン・フォー・オール」、そして活真君を通して、「継承」をキーワードにまとめた構成は良かったと思います。


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特典の小冊子。キャラクター紹介、作者インタビュー、設定資料、と80ページにわたる豪華仕様で、これ無料はかなりお得だと思います。