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万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

マイ・ベスト・アニメ10選④ ~ファンタジー・アクションアニメ編~

他ジャンルについては以下の記事で。
kaitopoketto.hatenablog.com


―――選出ルール―――


・基本的に放送年順に並べる。
・軽く紹介文を入れる。
・順位はつけない。
・複数ジャンルに跨っている作品については適当に分類する。


しばらく期間を空けて書こうかと思っていましたが、この記事、書くのに結構時間がかかるので、どうせなら時間のある連休中にもう少し書いておくか、ということで。
このジャンルのアニメは、どちらかというとあまり観ない方かも…。骨太な作品が多いから、精神的に余裕がある時じゃないと、途中でしんどくなってしまうんですよね。
ただ、好きな作品がないかと言うと、決してそんなことはないのですが。もう少し開拓していきたいジャンルではありますね。

④-1.『ガンバの冒険』 (制作:東京ムービー 監督:出崎統 1975年放送・全26話)


港に集まるネズミたちの元に、傷だらけの小ネズミが飛び込んでくる。故郷の島を支配している白イタチ・ノロイを一緒に倒してくれないか、という頼みに呼応した7匹のネズミたちの冒険活劇。
前半は島に到着するまでの愉快な冒険、島に到着してからは黒ギツネと死闘を繰り広げたり、鷹に攫われたりと事件が起こり、後半はノロイとの決戦。
ネズミの力は非力で、強大な敵の前には犠牲も出る。生きるために裏切るやつも出る。そこの描写がしっかりしているから、最後の決戦で得られるカタルシスもまた、相当なもの。
もちろんシリアス一辺倒ではなく、ラテン調の陽気な劇伴を聴くと心が躍る。ネズミから見た世界の描写が秀逸で、純粋にとても面白い作品。地名度の割に短いので観やすいので勧めやすい。

④-2.『宝島』 (制作:東京ムービー新社 監督:出崎統 1978年放送・全26話)

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実は出来るだけ10作品は違う監督の作品を、と思っているのですが、いきなり被るっていう( まあ、どちらも名作なので仕方ない、ということで…。
宝の地図を手に入れた主人公・ジムが宝島を目指す、最早有名すぎてあらすじとか書くまでもない冒険譚。
ジムたち調査隊陣営と、シルバーたち海賊陣営との争い。その中で芽生えるジムとシルバーの男の友情。流行る熱病、命を落とす仲間…。
二転三転する展開がとにかくアツく、ダンディズムの極致であるシルバーがとにかく格好良い。完全に原作を超えた名作だと思います。

④-3.『十二国記』 (制作:ぴえろ 監督:小林常夫 2002年放送・全45話)

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女子高生・中嶋陽子が謎の男に異世界へと連れていかれ、差別されたり騙されたりして人間不信に陥るも、国王として偽王を討つことを決意する…という壮大なファンタジー
広く括れば最近流行りの「異世界転生」モノですが、人間の汚い部分がリアルに描写されているので、結構観るのはしんどいかも…。ネズミが出てくるまでは観てほしい。
4部構成で、それぞれ主人公が変わるのですが、最終章で一堂に会するのは胸のすく思いでした。ゆとり世代なので、こいつらちょっと厳しすぎない?ってなってしまうことも…。

④-4.『ガングレイヴ』 (制作:マッドハウス 監督:都留稔幸 2003年放送・全26話)


主人公・ブランドンとその親友・ハリーが、マフィア組織「ミレニオン」に入り、のし上がり、そして次第にすれ違っていく様子を描いた作品。
ハリーが権力を追い求めるようになり、次第に二人の間に広がる確執。ボスを殺して頂点に立つべきか、ブランドンの守りたいものとは。
マフィアもののアニメだと『バッカーノ!』も好きですが、オムニバス形式のあちらより、2人の関係性、どこで道を違えたかに焦点を当てたこちらを選びました。

④-5.『サムライチャンプルー』 (制作:マングローブ 監督:渡辺信一郎 2004年放送・全26話)

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ヒップホップを取り入れた時代劇」というコンセプトからしてスタイリッシュ。全体的に、同じく渡辺監督の『カウボーイビバップ』に似た作品ですね。
向日葵の匂いのする侍を探して江戸から長崎までを旅する、というロードムービーで、1話完結でたまに人情もの、たまにギャグ。江戸時代なのに野球回まである始末。
アクションシーンも見応え充分で、ラストが気持ちの良い終わり方だったのも好印象。本筋自体は『ビバップ』より軽いですが、その軽さがまた、本作の魅力でもあると思っています。

④-6.『うたわれるもの』 (制作:オー・エル・エム 監督:小林智樹 2006年放送・全26話)

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ラジオが人気だったこととか、「キン!キン!キン!キン!」のSEから始まる主題歌(名曲)とか、色々と懐かしい作品。
山奥の村に、ある日瀕死の男が運び込まれる。謎の男・ハクオロは村人に助けられる以前の記憶を失っていて…。
前半は村を圧政から救うべく立ち上がる、という『三国志』チックな展開から一転、後半は世界の謎が明かされていき、SFロボットアニメの様相を呈する。
美少女ゲーム原作ということもあり、ヒロインもとても魅力的。ある種、異世界転生モノに通じるところはありますが、そこら辺を詳しく書くとネタバレになってしまうな(

④-7.『精霊の守り人』 (制作:Production I.G 監督:神山健治 2007年放送・全26話)

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ヨゴ国の第二皇子・チャグムの身には水妖が宿っていた。チャグムを殺そうとする皇帝の手から守るため、母・二ノ妃は女短槍使い・バルサにチャグムを連れて逃げるように依頼する…。
水妖にまつわる皇国創世神話にまつわる真実、迫る帝の手先との戦い。そして旅の中で人間的に成長していくチャグム。ファンタジーとしても、ビルドゥングスロマンとしても秀逸。
序盤から印象的に使われている民間の伝承歌『ナージの歌』に隠された意味が最後に明かされる展開は本当に印象的でした。非常に手堅い王道ファンタジーアニメ。川井憲次の音楽も良い。

④-8.『TIGER & BUNNY』 (制作:サンライズ 監督:さとうけいいち 2011年放送・全25話)

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ベテランヒーローのワイルドタイガーと、スーパールーキーのバーナビーを主人公にした、バディもののヒーローアニメ。
目指すものが違い、凸凹コンビだった2人が少しずつ信頼関係を築いていく様子も良いし、個性的な他ヒーローも魅力的。鏑木楓ちゃんも魅力的。
後半クールでやや失速したのと、謎が投げっぱなしのままだったのが気にかかりますが、続編の制作が決定したみたいなので、きっちり描いてくれるはず。

④-9.『Go!プリンセスプリキュア』 (制作:東映アニメーション 監督:田中裕太 2015年放送・全50話)


50話分をかけて、「夢を追いかけるとはどういうことか」を丁寧に描いた作品。良くも悪くも、非常にカタい作風が特徴だと言えますね。
仲間との友情や絆の強さはもちろん大事だが、それだけではない。「夢を追いたいならば、最終的には自分で決断しなければならない」という重いテーマと向き合っているのが好印象。
クローズとの戦いを通して、夢と絶望とは表裏一体である、ということを描いているのも好きですね。そしてシリーズの例にもれず、バトルシーンの作画が素晴らしい。

④-10.『僕のヒーローアカデミア』 (制作:ボンズ 監督:長崎健司 2016~2020年放送・全88話)


無個性だった主人公・緑谷出久が、個性を受け継ぎ、仲間と共にヒーローとして成長しながら、敵・ヴィランと戦っていく物語。
戦いや交流を通して「ヒーローとは、正義とは何か?」というテーマが少しずつ掘られていく。能力バトルものとしても、学園ものとしても楽しめる作品。
4シリーズ続いているので話数は長めですが、観始めたら止まらなくなるほど面白いので気にならない。5期も決定しているので、今から楽しみです。


というわけで10作品。改めて見ると過半数が非深夜アニメですね。そのおかげか、どちらかというと年齢層を問わず楽しめる作品が多いかな。
最低2クールは観たいジャンルなので、毎クール新作、というわけにはいかないですが、逆に過去作は色々あるので、発掘するのも楽しいという。