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人体のサバイバル!/がんばれいわ!!ロボコン ★★★★★★★★☆☆

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一番近い映画館が県外だったのでリスクはありましたが、ファンとして観ないわけにはいかないので行ってきました。
前日まで予約が自分だけで、映画の人気がないのか、みんな危機管理意識が高いのか…という感じでしたが、当日行ってみたら自分以外にも2人いました。密要素ゼロ。
ロボコン』については、初代はノータッチ、『燃えろ!!』は子供の頃にリアルタイムで観ていました。まあ、ほとんど覚えてないですが…。

ときは令和、町の中華屋“全中華”に、ロボットスクールから来たお手伝いロボット・ロボコンが天井を破って現れた!!
お手伝いで人の役に立ちたいロボコンは、“全中華”の店主・カズオパパと、ヨーコママを手伝おうとするも、ドジを連発。
見かねた息子のヒロシは、ロボコンとトルネード婆々のもとへ出前に出かける。
お手伝いができていると思ったロボコンは嬉しさの余り、タンタンメンが入ったオカモチを振り回してしまい…。
案の定、オカモチを開けるとそこにはすっかり汁の飛んだタンタンメンが!心配するヒロシをよそに、トルネード婆々は“汁なしタンタンメン”をすすって一言、「うめぇ!!」
ところが、“汁なしタンタンメン”をきっかけに、ロボコンの恋するロビンをも巻き込み、物語はやがて地球規模の大騒動に発展する!?
ロビンのハートをつかめ!100点目指して、がんばれいわロボコン!!


…あらすじを読んだ時点で、ヤバい作品なんだろうな、と思っていたのですが、正直、想像以上でしたね…。
冒頭からいきなりヘヴィメタルがガンガンにかかってて「???」ってなってたら、汁なしタンタンメンが世界征服を始めようとした辺りで更に困惑。
カシューナッツ定食が攻めてきた*1辺りで「あ、正気の沙汰じゃないわ」と気付き、そこからのロビンちゃんの豹変は…いや、これ薬キメながら書いてるでしょ。
謎のハッピーエンドも含めて、終始ツッコミどころしかないけど、面白かったのは間違いない映画でした。…ちょっと人類には早すぎただけで。
エンディングはツッコミというか合いの手が入りすぎて最早カオスでしたね。しれっと深作欣二監督作品とかに出てそうな風貌の石田監督も出てたし。フリーダムすぎる。


…で、観に行った目的である千和さんのロボコンですが、振り切れていて最高でしたね。
ロビンちゃんを舐め回してシバかれるシーン、収録当初は二児の母だし、とある程度抑えていたところ、監督が「もっとエロく!」ってオーダーした話が面白かった。
インタビューや、前日の『仮面ラジレンジャー』に出演された時に語っていたエピソードなのですが、2歳の息子にウケたのは、一番振り切った演技だったのだ、と。
息子にウケるなら他の子供にウケるだろう、というのは、『ぱにぽにだっしゅ!』の収録当時、親戚の子供の反応を研究してベッキーに活かしていた話を思い出しますね。
何にせよ、この人に出来ない役柄なんてあるのだろうか、と思ってしまうレベル(信者並感)。全力すぎて喉が心配になったくらい。千和さんが歌っているエンディングも早速買いました。


昨日『仮面ラジレンジャー』を聴いていて、それこそ千和さんが喋っているのを聴くのが1年かそれ以上ぶりだったのもあるんですが、終わったあとの多幸感がすごくて。
それこそ「声質が好き」と「演技が好き」という声優は何人もいるし、応援もしているのですが、千和さんだけは別格だな、と。トークを聴くだけで幸せな気持ちになる人、他にいないからな…。
最後に斎藤さんからも告知を、という流れになって「え、何か告知あるの!?」と思ったら、「息子がもうすぐ3歳になります」と。おめでとうございます。時の流れが本当に早すぎる。


ロボコンより時間が長かった(多分)併映作品についても少し書くと、すごく真面目な教育作品でしたね。子供にあれだけ人体の部位と仕組みを教えたら、理科好きになりそう。
どうしようもないオタクなので、ガールフレンドの体内に入って冒険って変な性癖に目覚めないのだろうか…とか思ってたけど、展開が殊の外シリアスで、申し訳ない気持ちになりました。

*1:何を言ってるか分からないと思うけど、何も嘘は言ってない