購入物

化物語(上) (講談社BOX)

ガンガン系の単行本の大きさで450ページもある時点で予想はしてましたが案の定読むのに4時間くらい費やしました。休みが吹っ飛んだぜ…
キャラにかなりクセがありますがそれさえ乗り越えればすごく面白い作品だと思いました。作者の語彙のセンスが一種独特ですね。これが西尾ワールドってやつか…
キノとエルメスの会話を髣髴とさせる*1ような「まよいマイマイ」が面白かったです。キャラとしての可愛さなら戦場ヶ原さんが一番ですけど
下巻も何とかして読みたいんですがまず古本で売っている店があるかどうか…多分買ったとしても読む機会は夏休みくらいまでないかもしれませんが

…で、読み終わってから改めて発表されたキャストを見てみたわけですが、確かにこれは全体的に違和感がありますね。暦の神谷浩史さんはまだイメージできるんですが
編集長のひたぎは確かに原作からの人には意外だったかも…自分はうらGおで役の引き出しの広さを知ってるのであれですが少なくとも十八番のタイプのキャラクターではないですね
まぁ過去にもこんなことは何度か書いたけど結局見てるうちに慣れたので大丈夫だと思います。見る限りは大体のキャストが演技の幅が広いタイプの人という印象ですし
むしろキャスト云々よりもそもそもこれアニメ化自体が難しいんじゃないかと思います。セリフもそのまま放送するにはかなりきわどいものも多かったですからね…
この作品に関して言えば原作通りに作るなんて土台無理だと思うので、やるなら新房シャフトはすごくありだと思います。意外とシャフトの演出がはまるんじゃね？

*1:いや、正直それ以上のキレがあったと言ってもいい気がしますが