- 作者: 井上堅二,葉賀ユイ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/01/29
- メディア: 文庫
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語弊がありそうですが、‘ライト’ノベルそのものと言ってもいいほどにライトノベルでした。生徒会の一存並に早く読めた気がする…止まらなくなるタイプのラノベは読んでて楽しいですね
でもこれがこのラノ2010の1位なのか…ラノベはあまり読まない割に2〜5位の作品はたまたまどれも読んでるんですが、化物語や文学少女やとらドラ!より上ってちょっと過大評価じゃね?
いや、ものすごく勢いのある作品だと思いますし、テストがモチーフだから若い層に受けるのもわかるんですが…展開自体は結構テンプレですよね。何も考えずに楽しめるのが受けたのか…
アニメが放送開始してからちょくちょく耳にする「アニメは試召戦争が適当すぎる」という意見が気になってたんですが、言わんとすることが1巻を読んでようやく分かりました
勝てない相手を1対多勢で倒したり、明久のように召喚獣の扱いに長けていることで点数差を逆転したり…と、テストの点数に加えて戦略的要素がついて回るシステムなんですね
確かにこれなら尺が足りないとはいえDクラスやBクラスという手順を踏まずにAクラス戦だけを描いたアニメの序盤は原作派が不満なのも分かるかも…今思えば雄二の扱いがひどいw
ただ、バトルにしても暴力描写にしてもキャラがやたらと動くので、やっぱり自分はこの作品はアニメ化に向いてたんじゃないかなと思います。生徒会とどうしても比べてしまいますが(
Fクラスの主要メンバーのキャラがやたらと立ってるのもアニメが面白い理由かもしれません。それに原作に負けず劣らずの勢いですしねwというかアニメ版こそ勢いでもってる気がする
あ、あとバカテストがむしろ本編と言っていた友人は一理あると思います。アニメよりバカテストのコーナーが多いからより珍回答が多くて面白いですね。B-E-N-Z-E-Nとか斬新すぎるだろw
…さて、ダラダラとどうでもいいことを書き連ねていたら予想外に長くなりましたが、結局何が言いたいかというと、先輩、面白かったので日曜に続きを貸してください(