ハチミツとクローバー
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/08/19
- メディア: ペーパーバック
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人気な少女漫画で美大が舞台、というくらいの基礎知識しかなかったんですが、読んでみると確かにこれが名作だと言われる所以がわかるような気がしました
よくありがちな、主人公の女の子とイケメンが紆余曲折あって結ばれる、みたいなストーリーではないというところが新鮮でした。話はそう簡単じゃない、と
作中には作者の言うところの「クサいポエム」が随所に出てきたり、感動するところも確かに多々あるのですが、決してハッピーエンドではないんですよね
主人公やヒロイン(逆か?)ですら円満には終わらない、でも自分自身の生き方を見つける、みたいな…冷静に考えるとかなり歪な人間関係というか恋愛模様なわけで
…で、色々と書いてもいいんですが、それなりに共感できる記事を見つけたので、アドレスを貼ってお茶を濁すことにします。…べ、別に手抜きじゃないんだからねっ!
http://d.hatena.ne.jp/keroxp/20120610/1339346010/
なかなかに示唆に富んだ漫画ですし、10巻完結と比較的読みやすいので、読んだことない人には一読を勧めたいです。まあ、自分にとって恋愛はファンタジーですけどね!