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菊と刀

菊と刀 (光文社古典新訳文庫)

菊と刀 (光文社古典新訳文庫)

「ベネディクト・恥の文化・罪の文化」辺りのワードを覚えておけばマークテストでは大丈夫、ぐらいのクソみたいな認識しか持ってませんでした(

小難しい学術書の類だと勘違いしてたんですが読んでみたら全然そんなことはなく、古典小説よりはよっぽど読みやすかったです。しかも予想外に面白かった
日本人の行動様式を20世紀半ばのアメリカの学者が研究した、という内容ですが、日本に来たことがないのにかなりの正確さで分析しているのがすごいですね
もちろん中にはこれ明らかに勘違いだろwみたいなのもあるんですがそれもまた読み物としては面白いというwことわざの誤用とかはまあ仕方ないですよね(
でも現代では公恥の文化ってのも大分廃れた気はしますよね。隣同士のつながりが希薄になってますし…ただ何気なくやっていることが世界の非常識ってのは興味深い
この手の本は読まず嫌いしてましたが何でも読んでみるもんだなあ、と思いました。まあ次は多分また小説読んでると思うんですけどw