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幼年期の終わり

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

  • 作者:クラーク
  • 発売日: 2007/11/08
  • メディア: 文庫

勧められたので安心と信頼の光文社古典新訳文庫。古典読むときは大体普通の物語の方が多いので、SFって新鮮でした。3部構成でしたがそれぞれ違った趣があって、単純に楽しめました。タイトルの意味も
最後まで読むと分かる、という。面白かったという以上に、これが60年以上前の作品であることを踏まえると、様々なSF作品に影響を与えたんだなあ、というのが分かってかなり興味深かったです。
具体的には一つに「人類を監視し、導く地球外生命体」という点、もう一つ「革新が次世代の子供から始まる」という点とか。ガイナックスのアニメとかかなりこれの影響受けてますよね。最近だとダリフラもかなり近い
オタク的には間違いなく読んでおくべき本の一つだったので、今更すぎますけど読んでよかったです。本を読む時間、とりたいけどなかなかとれないんですよね。物理的な時間も精神的な時間もいるからなあ…