- 作者: 入間人間,仲谷鳰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/11/10
- メディア: 文庫
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そういえば感想書いてなかった。発売日に近所と隣三つくらいの市の本屋を探したけどなくてあったまりました。入荷すらしてなさそう…。
結局帰省した時に梅田駅の改札のブックファーストに普通に置いてあって、地方格差を感じました。ついでに本編の感想も置いとこ。
小学生時代のスイミングスクールでの同級生との出会い、そして女子校時代の先輩との馴れ初め。沙弥香の異常な愛情、または彼女は如何にして
心配するのをやめて同性を愛するようになったか。…違うか。百合ものに対する自分の疑問の一つだった「それって思春期特有の気の迷いと何か違うの?」
という疑問に対しても完全な回答が出てるし、これはすごいなあ、と思わされました。というかこれを原作者と別の作家がノベライズしていて、ここまで沙弥香の気持ちに
寄り添えるというのがすごい。そしてこんな前日譚を出されると、こんな経験をしてようやく燈子に巡り合えたのに、またもや侑というぽっと出の後輩に燈子を
奪われてしまう、というのが残酷すぎる…。聡いからこそ相手を想ってエゴを通せない。実質川嶋亜美みたいなところありますね(例えが古い)
アニメもようやく配信分まで見たんですが、間の取り方と劇伴が素晴らしいですね。6話の飛び石のシーンとか見るとアニメ化するというのはこういうことか、とか思ったり。
あんまり話数ないけどどこまでやるのかがちょっと気になるのですが、とりあえず楽しんで見ていきましょう。引っ越しでアニメ見てなさすぎるから他にも色々見たい。