適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

亀は意外と速く泳ぐ ★★★★★★★★☆☆

亀は意外と速く泳ぐ

亀は意外と速く泳ぐ


「ねぇ、秒速50センチなんだって。」
「えっ、なに?」
「亀が泳ぐスピード。秒速50センチメートル。」


…まあこんなセリフはないんですが( この作品、大学に入学した時に映画同好会か何かの新歓上映のプログラムにあったのが妙に記憶に残ってたんですが、今まで観たことなかったんですよね。
上野樹里蒼井優も好きな女優さんだし、90分のコメディなら軽く観られるし、ということで借りてきました。平凡な主婦のスズメが、電柱に貼ってあった「スパイ募集」の張り紙を見て
潜伏スパイとして活動を始め、実は町内の人達もスパイだったことを知り…みたいなストーリーで、平凡な毎日の中に非日常が隠れている、みたいなのがおそらく全体の骨子にある。
スズメと対照的な親友のクジャクは行動力もあってきらびやかな人生を歩んでいるんですが、スズメが非日常を経験して平凡から脱した結果、ラストでは逆にスズメがクジャクを助けに行く。
つまりは、無気力な主人公が不思議な人達との交流の中でアイデンティティを確立していく物語である、とも言えるのかな。その辺りはあまり掘り下げてはいませんでしたが。


とはいえ、全体的にはシュールでゆるい話で、終始ダラダラ見られて、たまにツボに入って笑う。そんな作品でした。多分合わない人はとことん合わなさそうなメリハリのなさ。
自分は要潤がハゲだったところとか、温水洋一が急に踊り始めるところとか、ふせえりの存在感とか…要所要所で笑ってました。あと「ナチス手羽先」ですね。どういう発想だよw
あと、上野樹里がとにかく若い。まだ10代の時だよなあ。でも演技は上手いんですよね。しかしエンディングテーマの『南風』が懐かしすぎて涙出るわ。フルメタじゃないほうの南風(オタク)。