適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

機動新世紀ガンダムX ★★★★★★★★★☆

ロボットアニメを観るのを大分サボっていたので久しぶりに。もしかして、前に観たの『コン・バトラーV』なのでは…?もう1年前のことですけど。
ガンダムシリーズはかなり前に初代からWまで観たあと、何故か飛ばしてSEEDに行ってしまったので、観るのは久しぶりでした。近年のは観てるんですけどね…。

ひとつのスペース・コロニーの独立戦争に端を発した戦争が、地球と・スペースコロニーの全面戦争となった。
戦いは泥沼となり、人類の全ての故郷である地球は致命的なダメージを受け、百億を誇った人口のほとんどは失われた。それから戦後15年、地球環境はようやく安定期に入った。
主人公ガロード・ランは戦災孤児だが、モビルスーツについては一級の知識と技量を持つ少年だ。
謎の紳士から少女ティファの救出を依頼されたガロードは、彼女を連れ去ったという陸上戦艦‘フリーデン’に忍び込む。
無事にティファを連れ出したガロードは、謎の紳士の元へ行くが、ティファは紳士を見て怯えてしまう。
事情を察したガロードは、ティファを連れて逃走、ティファの不思議な力に導かれ、旧連邦の工場跡でMS“ガンダムエックス”を発見するのだった…。


公式サイトからあらすじを引用。主人公の少年が連れ去られた少女を救出しようとするところからストーリーが始まり、物語を通して、少年は少女のために戦う。
良質なボーイ・ミーツ・ガールものの作品でした。ガンダムシリーズのヒロインって、大体頭のネジが数本飛んでたり、生命力に溢れる強いキャラクターが多い印象があって。
でも、ガロードとティファは、言ってみればとても真っ当なカップルで、ガンダムシリーズの中でも一番好感が持てる主人公たちでした。


フリーデンのクルーも、ジャミルを始めとして、ウィッツ、ロアビィ、サラ、トニヤ等、ガロードから見たら大人だけど、実際の年齢はまだそれなりに若いんですよね。
彼ら、彼女らなりに色々な悩みを抱えつつ、戦っていく様子は観ていてとても面白かったです。15話「天国なんてあるのかな」とか名エピソードで好き。
エスタルドのウイリスとかリー将軍周りのエピソードも良かった。リー将軍、完全に阿南惟幾陸相だよなwとか思いながら観てました。


今作の特徴として、所謂宇宙世紀モノ以外で「ニュータイプ」という概念を登場させている点があって、これも挑戦的で良かったかな、と。
ニュータイプが未来を作るのでもなく、ニュータイプを政治利用するのでもない。未来に希望を持って行動することこそが新たな時代を開くのだ、というまとめ方は好みですね。
あとは、エンディングで次回のあらすじを語るという斬新な手法。そして次エピソードの名言を最後に持ってきてそのままサブタイトルにしてしまう。スタイリッシュ。
1話からずっとナレーションで次回予告をしていたのは実は…というのが最後に明かされるのも面白い仕掛けでしたし。単純にある程度予習して物語に臨めるのは良いですね。


…と、色々好きな点は多いのですが、逆に気になった点も挙げていくと、まず、敵のキャラ付けが弱いこと。フロスト兄弟、ライバルとしても…だし、動機も微妙でしたね。
あと、終わり方が少し唐突だったかな。D.O.M.E.という存在は一種のデウス・エクス・マキナだし、あの語りで全て納得させてしまうというのはちょっと強引に感じました。
これは意見が分かれるかもしれませんが、ほぼストーリーがフリーデン内で完結しており、他シリーズと比べて政治色が弱かったかな。その分観やすかったのもありますが。
戦闘シーンも地味なものが多かった印象ですが、サテライトキャノンという設定は面白かったので、これはそこまで気にならなかったかな。


ガンダム』っぽくはない作品だったかもしれませんが、個人的にはかなり好みでした。人気のシリーズだというのも分かるなあ。
ここまで観たので、次は『∀ガンダム』ですかね。∀を観ればひとまずSDシリーズとかを除けば一通りTVシリーズは観たことに…いや、『Gレコ』も途中で投げてたか(