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万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

マイ・ベスト・アニメ10選⑤ ~ギャグアニメ編~

他ジャンルについては以下の記事で。
kaitopoketto.hatenablog.com


―――選出ルール―――


・基本的に放送年順に並べる。
・軽く紹介文を入れる。
・順位はつけない。
・複数ジャンルに跨っている作品については適当に分類する。


今回はギャグアニメ編。このジャンルに関しては「昔は一番好きだったけど、今はそれに比べたらちょっと落ち着いた」ような認識ですね。
学生の頃はコテコテのギャグが好きだったけど、次第に体が重いものを受け付けなくなってきたというか。あっさりした食べ物が好きになっていくみたいな。
まあ、それでも、このジャンルは自分のアニメ好きのルーツみたいなところがあるので、一番思い入れはあるかもしれないですが。

⑤-1.『へっぽこ実験アニメーション エクセル♥サーガ』 (制作:J.C.STAFF 監督:ワタナベシンイチ 1999年放送・全26話)


オープニング前に「アニメ化に際しその全権をスタッフに委ねることを誓います」という作者の誓約書が出てくるところから始まる異色のアニメ。
タイトル通り、全編に渡って荒唐無稽なパロディの応酬が繰り広げられる、何でもありな作品。原作者が出してた同人誌を元ネタに1エピソード作って放送した回とかあったな…。
倉田英之黒田洋介両氏が交互に脚本を担当しているのも、今見るとなかなかに壮観ですね。今作のOVAは海外だと児童ポルノ扱いで発禁になってる国もあるとか。
…まあ、文字で書いても1/3も伝わらないと思うので、次回予告をまとめた動画を観れば雰囲気はだいたい分かると思います。キャラの口パク速度より早口で喋る声優のすごさ。



エクセル・サーガ 次回予告

⑤-2.『ギャラクシーエンジェル』 (制作:マッドハウス 監督:浅香守生 2001年~2004年放送・全126話)

ギャラクシーエンジェル Blu-ray Box

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  • 発売日: 2012/08/24
  • メディア: Blu-ray


受験期にドハマりした思い出の作品。アルバイトして溜めたお金でDVDBOXを買ったのに、いつの間にかブルーレイボックスが出てて泣きました。大人はきたない。
古代文明の遺産「ロストテクノロジー」を探して、エンジェル隊の面々が奔走する…というのは建前で、実際はなんでもありな作品。所謂シットコムの傑作。
とにかくオチがフリーダム。「合体ロボットに乗り込もうとするも爆発」「木の実を食べたら体が樹木になってしまい、そのまま数百年が経過」
「肩が触れた衝撃でふっ飛ばされて主人公が死んでしまったので、バレーボール対決で仇討ち」等々…好きなエピソード挙げてるだけなのに、文字にすると意味不明だな(
主題歌もとてもキャッチーで好きです。話数は一見多く見えますが、1話15分なので実際はそこまででもないし、割と観やすいと思います。

⑤-3.『ギャグマンガ日和』 (制作:アートランドスタジオディーン 監督:大地丙太郎 2005年~2010年放送・全62話)

ギャグマンガ日和 上巻 [DVD]

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  • 発売日: 2005/07/22
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もはや説明不要の短編ギャグアニメの傑作…だと思うけどもう結構前だし知名度も下がってたりするのだろうか。
大地丙太郎監督の作品を好きになったきっかけですね。「シール」とか「終末」とか何回観たか分からないけど、何度観ても笑える。あと前田剛さんが演じてるキャラは大体面白い。

⑤-4.『ぱにぽにだっしゅ!』 (制作:シャフト 監督:新房昭之 2005年放送・全26話)


アニメと無縁の生活を送っていた自分の人生を狂わせた作品。15年もこんなアイコンにしている時点でお察しですけど。
1話の冒頭が『猿の惑星』のパロディから始まるという時点でセンスの違いを感じる。レトロゲー、アニメ、漫画、洋画…今作がきっかけで知った他作品は数知れず。
ロディアニメというくくりの中では、最高峰の作品ではないでしょうか。主題歌は今聴いても古さを感じないだけでなく、映像まで斬新でしたね。
好きなエピソードは「鬼に衣」が1番ですが、「微かなるより顕かなるはなし」「死して屍拾う者なし」等、挙げるとキリがない。というか全部好きだわ。
あと、ウェブラジオが非常に面白かったですね。トークスキルの高さに驚いて、完全にファンになってしまった。CD実家にあるけど、たまに聴きたくなるな。

⑤-5.『さよなら絶望先生』 (制作:シャフト 監督:新房昭之 2007年~2009年放送・全38話)

さよなら絶望先生 Blu-ray BOX

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  • 発売日: 2011/03/23
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もはや漫画という形式を取ったコラム。原作も好きですが、シャフトアニメとの相性が特に良い作品。2期、3期と進むにつれ、どんどん挑戦的になって面白さも増していく。
ともすれば「原作クラッシャー」とか呼ばれがちですけど、ある程度クラッシュされても問題ない作品であれば問題ない(直球)。いや、クラッシュしてなかったけど。
原作のタッチを活かし、平面的なビジュアルで動かしたのは正解だったのでは。…正直、完成されている作品なので、あまり書くことが思いつかない(

⑤-6.『ファイアボール』 (制作:ウォルト・ディズニー・ジャパン 監督:荒川航 2008年~2017年放送・全29話)

ファイアボール [DVD]

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  • 発売日: 2010/09/22
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いかにも遠い未来、ありふれた惑星にて___。人類の抵抗により、ロボットによる貴族政治が終焉を迎えようとしていた。
世界から隔離された屋敷を舞台に、フリューゲル公爵の娘ドロッセル、そして、その執事ゲデヒトニス、2体のロボットによる他愛ない日常会話が描かれる。

1話わずか2分の短編作品。ヒューマノイドのお嬢様・ドロッセルと、その執事である機械・ゲデヒトニスの、どこか噛み合わない会話劇。
会話の面白さもさることながら、会話の端々に登場する小ネタの出典の幅広さにも驚かされる。そしてドロッセルお嬢様が可愛い。初めて買ったフィギュアです。
自分のイチオシエピソードは7話の「プロフェシー」。初見では爆笑しました。続編が制作された時は嬉しかったなあ。

⑤-7.『天体戦士サンレッド』 (制作:AIC 監督:岸誠二 2008年~2009年放送・全52話)

天体戦士サンレッド 第1巻 [DVD]

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  • 発売日: 2009/02/11
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神奈川県川崎市に住む、ヒモのヒーロー・サンレッドと、世界征服を企む悪の組織・フロシャイムとの戦い…とは名ばかりの、交流を描いた作品。1話15分。
実質的な主人公はフロシャイムの幹部であるヴァンプ将軍で、フロシャイムの怪人たちも個性派揃い。各怪人ごとのミニコーナーもあったりと、テンポも良い。
なんと言っても、溢れる生活感が好きなんですよね。簡単に作れる一品料理のコーナーがあったり、エンディングも料理人が歌っていたりと、観てると結構お腹が空く作品。

⑤-8.『てーきゅう』 (制作:MAPPAミルパンセ 監督:板垣伸 2012年~2017放送・全122話)


テニスをしないテニスアニメ。1話2分で、とにかくハイスピードなことが最大の特徴。意味のわからないネタも勢いと速さで全てごり押すパワータイプの作品。
合う、合わないは分かれそうですが、ツッコミも(過労死気味だけど)ちゃんとしてるので、意外に手堅い作品なのではないでしょうか。展開の意味不明さは手堅さとは程遠いけど。
ルーツ作品だと、ニコニコ動画にある『するめいか』の自主制作アニメもまた違った味わいで面白いですね。書きながら久しぶりに『王侯貴族のためのするめいか』聴きに行きました。

⑤-9.『この素晴らしい世界に祝福を!』 (制作:スタジオディーン 監督:金崎貴臣 2016~2017年放送・全20話)


通称「このすば」。死んで異世界に転生した主人公・カズマと、駄女神・アクア、中二病の魔法使い・めぐみん、ドMの女騎士・ダクネスの4人のパーティが織りなすドタバタ劇。
異世界転生モノのお約束を逆手に取った作風が特徴で、主人公はクズだし、清楚に見える女神はわがままで怠け者、魔法使いは中二病だし、騎士はドMだからすぐ攻撃を受けたがる。
敵は一応ちゃんとしているキャラクターが多いのですが、そこにまたツッコミを入れたりと、噛み合わなさが魅力。作画は大分ヤバいですが、ギャグだしあまり気にならない。
正直、割と昨今の異世界転生作品は食傷気味だったのですが、うまくお約束をアレンジしてギャグ作品にした今作はとても面白く、楽しめました。映画も良かったのでお勧めです。

⑤-10.『邪神ちゃんドロップキック』 (制作:ノーマッド 監督:佐藤光 2018~2020年放送・全24話)


1話で、いきなりキャラ紹介も設定の説明もなくすき焼きを食べる、という謎の導入だったことで、視聴をやめた人が多いとか多くないとか。
魔界から召喚された邪神ちゃんが、魔界に帰るために召喚者の女子大生・花園ゆりねを殺そうとするも、その度に返り討ちにあう、というお話。
ストーリーと呼べるものはそれだけで、キャラクターの掛け合いだけで30分、24話。ギャグも割とくだらないものが多い。2期になって更にその傾向が強まったように思います。
それでも面白いのは、各キャラの立ち位置がはっきりしているからなのかな、と。ふでやすかずゆき脚本作品から何を選ぶか迷った結果、これにしました。


というわけで10作品。見事に不条理ギャグに傾倒している…。三つ子の魂百まで、というやつでしょうか。
このジャンルはアクの強い作品が好みなので、多分どれも合わない人には合わないかもしれませんが、振り返ってみると、やっぱり大好きな作品ばかりですね。