適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

道 ★★★★★★★★★☆

道(字幕版)

道(字幕版)

  • 発売日: 2014/11/05
  • メディア: Prime Video

粗野な旅芸人ザンパノに、たった1万リラで売り飛ばされた娘ジェルソミーナ。
町や村への巡業を続ける二人だが、自分勝手で女癖の悪いザンパノに嫌気がさしたジェルソミーナは彼の元を離れてしまう……。


なんとも切ない気分になる映画でした。ザンパノを健気に慕うジェルソミーナと、邪険にし続けるザンパノ。
そして、ザンパノは失って初めて、ジェルソミーナの大切さに気づく。作中の名言「こんな小石だって、何かの役に立つ」が最後に効いてくる。
小石程度にしか思っていなかったジェルソミーナが、実は星だったことに気づいたときにはもう死んでいる、という。
納屋で「ザンパノ、少しは私のこと好き?」と問いかけたシーン、その後すぐにザンパノが盗みを働こうとするのを見た辺りから狂い始めてしまったのかな…。


観終わって、収録されていた淀川長治の解説を再生したら「このジェルソミーナという娘はですねえ、ちょっと頭がイカれてるんですねえ」ってめっちゃ言ってて笑いました。
間違ってはないと思うけど、今の時代だとこれは収録NGだったのではなかろうか。