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万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

小早川家の秋 ★★★★★★★★☆☆

小早川家の秋

小早川家の秋

  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: Prime Video


妻に先立たれた造り酒屋の小早川万兵衛を中心に、なき長男の嫁の問題や、次女の恋愛、自身の女性問題など、小早川家にかかわる悲喜こもごもを小津監督が独特の情感で描写した作品。
原節子司葉子、森茂久彌、中村雁治郎、小林桂樹加東大介といった、ベテランキャストが総出演。
小津監督唯一の東宝作品で、関西にある老舗の造り酒屋、小早川家に起こる悲喜こもごもを描く傑作ホームドラマ


『浮草』は大映で、これは東宝。そんなわけで、この作品もいつもと少し出演者の顔ぶれが違いますね。原節子は出てるし、一応笠智衆も出てるけど。
ちなみに、読みは「こばやかわけ」じゃなくて「こはやがわけ」…って、あまりにも有名か。初見では嘘でしょって思ったけど。


『浮草』の後に観たからというのもありますが、中村雁治郎の存在感が良いですね。どこか憎めないおじさん。子供と遊んでいるシーンが微笑ましい。
婚期の遅れた娘、といういつもの要素はありつつ、老いと死というテーマがラストに持ってきてあって、どこか『東京物語』を思い出す作品でした。
京都が舞台だったけど、思ったより関西チックではなかったかも。次は遺作の『秋刀魚の味』にしようかな。