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あゝひめゆりの塔 ★★★★★★★★☆☆

あゝひめゆりの塔

あゝひめゆりの塔

  • メディア: Prime Video


昨年観たのが1953年の東映版で、今回は1968年の日活版。
東映版と比較すると、ストーリー性が増しており、映画としては観やすくなっていると感じました。勿論、題材が題材なので、気軽に観られるというものではないですが…。
あと、対馬丸事件についても触れられていたのが大きな違いかな。そういえば、対馬丸事件を描いたアニメ、小学校の道徳の授業で観させられたな…とふと思い出しました。


思い返してみると、軍艦マーチと大本営発表にはしゃぐ弟、冒頭の体育祭、足を切断するシーン、校長先生、水浴び…と、印象的なシーンが多かった。教育的側面抜きでも割と良作。
米軍が投降を促す放送とか、結構「これミュージカル版でも観たな」って箇所もあったので、割と参考にされてそう。今観るなら53年版よりこっちかもしれないですね。


そして、一番印象的だったのは吉永小百合の存在感ですかね。画面でアップになるだけで華があるタイプの女優ってすごいと思います。
昨年も思いましたが、実際にひめゆりの塔に行ってみたいですね。沖縄が落ち着いたらオフシーズンとかに。…でも、首里城が現存してるうちに行きたかった。
小学生の頃に一回観に行ったはずなんですが、もう全然覚えてないんですよね。子供だったし、海で遊んだことの方が印象に残ってるんだよな…。