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仁義なき戦い 完結篇 ★★★★★★★★☆☆

仁義なき戦い 完結篇

仁義なき戦い 完結篇

  • 発売日: 2014/12/16
  • メディア: Prime Video


「そっちとは飲まん。死んだもんにすまんけんのお」


東映実録ヤクザシリーズ第五弾。一時終息した広島抗争は、服役幹部の出所により組織再編成に伴う新たなナワ張り争いを再燃させた。
警察の目を欺くため、山守組、武田組、江田組、槙原組らは、大同団結により政治結社「天政会」を結成したが、会の強化を図る武田会長に対し反主流派が常に反発していた。
三代目候補の松村は、天政会を解散しようとし・・・これまでの抗争で服役していた組長や幹部の出所をきっかけに新旧勢力の縄張り争い、
組組織の再編に伴う内部抗争の勃発による昭和44年から昭和45年にかけての第三次抗争を赤裸々に描く!


完結篇、ということで5作目。前作よりさらに時代が進み、ますます盛者必衰の様相を呈していました。
個人的に寂しかったのは槙原の最期かな。今まで目立たないポジションにいたからこその存在感だったのに、欲をかいたばかりに…。
かつての若いヤクザ達が出世して年をとった結果、昔を知らない若衆たちに突き上げをくらうのは寂しいですね。江田とか、結構しぶとく生きてたのになあ。
ラストで菅原文太が引退を決意するのを観て、シリーズの終わりを感じました(その後も何か色々あるけど)。5作は多いな、と思ってたけど、存外面白かったし、観てよかった。