早起きしてさっさと行動を開始するつもりでしたが、昨日の疲れからか起きられずに数度寝し、予定より少し遅れて宿を出発。
まずは後楽園。筐体で見慣れた(?)アングルからの写真。茶畑とか水田(の跡)とかもありました。
小高い山みたいになってるところにあった四阿から撮った景色と、降りてから撮った景色。早朝は涼しくて散策にはちょうど良かったです。
南門を出てから岡山城へ。廊下門と天守閣。
鉄筋コンクリートで復元されていて、中は2階がお土産屋とか甘味処、そこから上が展示物のフロア。
手すりやエレベーターまで完備されてて、さながら資料館だったけど風情はあんまりなかったですねw
黒い城だから烏城(うじょう)。宇喜多秀家の生涯が解説してあるフロアが勉強になりました。昨日行った備中松山城を攻め落としたことも書いてありました。
豪姫、秀家の側室だったのか…。あるあるなのかもしれないですけど、自発的に知る方が歴史は楽しいですね。やっぱり文字だけ見ても覚えられない。
櫓と石垣。江戸以降に作られたものは石垣が綺麗に積まれてるのが面白いな、と思いました。
風情がないとか言っておきながら、朝食べる時間がなくてお腹が空いてたので、天守閣の2階で珈琲ぜんざい。
コーヒーに粒餡とミルクと白玉を入れて食べるのですが、程よい甘さと苦さで美味しかったです。
食べ終わってからは路面電車で岡山駅まで戻り、今度は津山線に乗って、鈍行で1時間半かけて津山駅まで向かう。
津山市といえば、思い出すのは少女漫画家の津山ちなみ先生。ファンである稲葉浩志の出身地、津山市にちなんだペンネームなんですよね。
中高生の頃にデビューしてから25年以上同じ作品を連載してるのすごすぎる。ここ数年は単行本買ってないから読めてないですが…。
さて、大都会岡山に来てからずっとICカードに慣れていたので、ついカードで入場してしまいましたが、津山線はIC非対応なことに乗ってから気づく。
津山駅で現金精算の上取消処理してもらいましたが、無人駅のパターンもあるから気をつけないとですね。
駅前にあった箕作阮甫の像と、橋からの景色。
城跡までの道に河童の像がいくつかあって、なんでも江戸時代に使われた高瀬舟の発祥がこの辺りなんだとか。
初代藩主の森忠政像。あんまり可愛げがない。
ひたすら石垣の階段を登って櫓まで行く、という構造。整備されていて歩きやすかったですが、昨日の今日なのでちょっと足が痛かった。
鉄砲櫓からの景色と、頂上の見張り台からの景色。
昨日は暑かったのですが、今日は結構肌寒かったです。
櫓前の表門と、櫓の奥の門。石垣の石がところどころ茶色いのは、江戸時代の火事の名残らしい。
帰りは裏門から出て、ぐるっと正面まで回ってみました。紅葉のトンネルみたいになってたので、秋は綺麗なんでしょうね。
見学を終えて戻ってきたところで、受付横に小さなレストランがあったので昼食。
津山のご当地グルメ、津山ホルモンうどん。甘辛い醤油ダレで、すき焼きのうどんにホルモンがのったみたいな感じでした。
食べ終わったところで津山駅まで戻り、ちょうど来ていた快速ことぶきで岡山駅まで帰還。快速なら1時間ちょっとで帰れるんですね。
こんな感じで、一泊二日で高梁市、総社市、岡山市、津山市を転々とする楽しい小旅行でした。
とにかく高低差があるところをよく歩いたので、疲れたけど良い運動になったと思います。次は7月の連休か、もしくは夏休みにまた出かけようかな?