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学園キノ7

学園キノ(7) (電撃文庫)

学園キノ(7) (電撃文庫)


「みなさんにはこれから――キャンプをしてもらいます!」 
茶子先生の提案から始まる、すぐやる部の今回の活動はキャンプ。木乃が、静が、犬山たちが、それぞれの装備で現地集合する、ゆるかったりゆるくなかったりするアウトドア編!
富士山を臨む広大なキャンプ場で繰り広げられる、様々なキャンプHOWTO。
テントの立て方に始まり、火の熾し方、寝袋の心得、果てはトイレ談義まで。これはもはやサバイバル――!? 上級生組3人が振る舞う野外グルメにも注目!
前巻に引き続き、これは本当に『学園キノ』なのか……?な第(7)巻!


5巻が10年前、6巻が2年前なので、7巻が出ると知ったときは「え、そんなハイペースで出るの!?」って思ったんですが、客観的に見て2年は別にハイペースではないですね。
あとがきに、もともとこの内容も6巻に入れる予定だったけど長すぎたので分けた、って書いてありましたが、だからなのか、完全に番外編だった。まず学園ほぼ出てこないし。


アウトドア好きな時雨沢先生だけあって、キャンプの描写がかなりリアルで、かなり勉強になったというか、面白かったですね。自分はこういうアウトドア趣味がないから新鮮だった。
読んでたら山梨県ご当地グルメを食べたくなったけど、色々が落ち着いたらまた機会がある時に行ってみたいな。そもそも物心ついてから山梨県って多分行ったことがない気がする。
ライターを貸してもらう時に急に地の文がゴールドライタンになるとか、こういうちょっとした小ネタが楽しい。これは本家『キノ』だと絶対にできないので、学園キノならではですね。



『キノの旅 the Beautiful World』(朗読/伊藤美来)【電撃文庫朗読してみた】


そういえば時雨沢先生のリツイートで知りましたが、キノの朗読がYoutubeにあがってました。他にも50作品くらいあるらしい。
今聴いても、この導入、すごくセンスあると思うし、これと中学生時代に出会ってしまったらオタクになってしまっても仕方ないよな。僕の人生を大きく狂わせたと言っても過言ではない。