適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学


文学を好むオタクなので、昔から自己啓発書の類は敬遠していたのですが、モチベーションを保つ方法を自分で考えるより専門家を参考にする方がいいだろ、と思い立ち。
Kindleの2か月体験版の中にあったのでとりあえず読んでみました。100円ならまあお釣りはくるだろうと。自分用に要点だけまとめておくための記事です。

1.目標に具体性を与える

・目標を書き出す。
・どうなったら「達成した」と言えるかの基準を決める。
・「目標を達成して得られること」「目標を達成するまでに考えられる障害」を挙げる。
・「達成した状態」をイメージし、「障害」を見直して、障害になっている理由を考える。

2.行動計画を作る

・目標を達成するためにすべきことを明確化する。
・「いつ」「どんなときに」行動するのかを考える。
・何が障害になるかを考える。
・障害への対処を考える。

3.目標までの距離を意識する

・どの頻度でフィードバックするかを決める。
・「ここまでやった」ことを考えず、「これからやるべきこと」について考えるようにする。

4.現実主義かつ楽観主義者になる。

・不安を感じたときは、過去にやり遂げたことを思い出す。
・目標達成の困難さを認識し、達成のためのプランを複数考えておく。

5.成長することに集中する

・焦らず、完璧主義に陥らないようにする。
・上手くいっている人を参考にするか、助力を乞う。
・他人ではなく、過去の自分と今の自分を比べる。

6.やりぬく力を持つ

・苦手なものについて考える。
・苦手なものを「才能がないからどうせ無理」と思わず、努力と経験で上達できるのだ、と認識し直す。

7.意志力を鍛える

・意志力は有限であることを理解する。無理をしない。
・定期的に気分転換をして意志力の回復を速める。

8.自分を追い込まない

・誘惑と出会いやすいシチュエーションを把握し、避ける。
・大きな目標は一つに絞る。
・やめる時は一度に完全にやめる。

9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

・「~しない」ではなく「~する」という目標を持つ。
・「~したくなったら、…をする」という形で「やめるべきこと」を把握する。


自己啓発本、大体自分語りに紙幅が割かれているイメージでしたが、この本は本当にほとんど必要なことしか書かれておらず、実用的でした。
普段から意識しているものもあれば、新しい視点だな、と思ったものもあり。普段の生活に活用できるようにしていきたいと思います。