適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

センスは知識からはじまる

くまモンアートディレクションなどで話題の、日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。
センスは生まれついたものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。
顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、仕事を成功させるノウハウを紹介する。


耳読。あんまり再生時間が長い本は尻込みしてしまうから、娯楽小説か、実用書がAudibleには向いているような気がしますね。


センスが良い、悪いというのは先天性のものではなく、訓練して身につけることができる類の能力である、と。
知識を集積することで自分の中での物差しができ、それを元にして「普通」より優れたものが作れる。なるほど、と思わされました。


思えばここで適当に感想を垂れ流している時、割と頻繁に過去の他作品との比較をしているけど、これも自分の中での物差しがあるから比較できるんですよね。
『水星の魔女』しかガンダムを観ていないのと、初代から一通り追っている上で観るのとでは、多少なりとも感じ方が違ってくるはずで。知識は無駄にはならない。


あと、流行を知り、王道を知ることの大切さも解かれていたのが興味深かったですね。興味のない分野の雑誌を読んでみると意外な発見があるとか。
雑誌のサブスクの期限がしばらく残ってるので、興味のない雑誌とか読んでみてもいいかも。多分目が滑ってしまうような気はしますけど。