適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない- ★★★★★★★★★☆

秀知院学園の生徒会で出会った
副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。
2人の天才は長きにわたる恋愛頭脳戦の末、
お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。


しかし未だ明確な告白には至っておらず、
恋人同士になるかと思われた2人の関係性は曖昧なまま、
お互いをより強く意識して、クリスマスを迎えることに。


“完璧でありたい”白銀と、
“完璧じゃない”所こそを求めるかぐや。
これは天才たちによる、いたって“普通な”恋の物語。


ファーストキッスは終わらない。

ワクチン3回接種を条件に、12~1月の映画観賞券5回が6,000円、というものを購入したので、まずは『かぐ告』の映画から。
衝動買いしたものの、年末にスラムダンク、年始にアイカツは観るとして、残り2回何か観ないといけないんですよね。どうしようかな?


朝1の回を予約したので例によって始発。最初の30分は意識高くビジネス書を耳読していたけど、途中で諦めて長縄まりあASMRに切り替えて寝ました。
客層は予想通りというか、ほぼほぼ男性だったような?まあ、女性声優のトークイベントよりはマシな男女比だったと思いますけど。
やたら混んでると思ったら、アバターの新作が公開されてたからだったんですね。入っていく時に大体年齢層でアバターかかぐ告かは分かりましたが。



特典の色紙が思ったよりデカくて驚いたので、思わず友人にLINEで画像を送ったら辛辣な返答。まあ、拙者はオタクではござらんので関係ないですが。
もう一つの特典のシールは藤原書記とミコでした。シークレット2種って結局何だったんだろう?アナザーかぐやとかかな?


序盤からかぐやと早坂が「セックス」を連呼する展開に困惑。「あれ、PG12区分とかだったっけ?」と思ってしまいました。普通にGでした。
というか、何か既視感あるなと思ってたけど、「カミーユ精神崩壊シリーズ」ですね…(思春期にニコニコ動画黎明期を通った世代並感)
それは置いといて、コメディ要素は健在で、映画でもなぜかあったアイキャッチ的演出等々で笑いそうになることもしばしば。ノリが肌に合ってるのかな。


ストーリーは普通に3期の続きで、文化祭の最後にキスした二人の後日談から。記憶なかったけど、アレってディープキスだったのか…。
つばめ先輩のパーティ、藤原家でのクリスマスと正月をミックスした謎イベ…とサブキャラクターの出番もそこそこありつつ、主眼は2人のラブコメ
というか、もっと言うと、全編通してかぐやの色々な人格が入れ代わり立ち代わりするので、体感、7割方古賀葵劇場、と言った印象でした。声優ってすごいな。


今作のテーマは「長所も短所も全て知った上で好きになりたい」かぐやと、「成績しか長所がないと思い込んでいるからこそ短所を見せたくない」御行との駆け引き。
「お互いの短所も含めて愛せる」というのは、それこそ”ウルトラロマンティック”な理想形ですが、ティーンのラブコメらしい純愛だし、綺麗なハッピーエンドだったかな。
ただ、よく考えたらこの2人、お互いが短所だと思っているところが、もう一方の好きになった理由なわけで、短所すなわち長所なんですけどね。アオハルかよ。


そんな感じで、ラブもコメディも堪能できた90分でした。流石にこの歳になると高校生の純愛が若干キツくなってきた気もしますが、気にしないふりでいきたい。