適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

インサイド・ヘッド ★★★★★★★★☆☆

ピクサー版『脳内ポイズンベリー』でした。…いや明らかに逆か( 単純にワクワクしながら楽しんで見られるってのがピクサー作品の特徴だと思うんですけど
今回は哲学的というか、味わい深い映画でした。人間の感情を「ヨロコビ」「カナシミ」等に擬人化して、それぞれの合議体で行動が決まる、という話なんですけど
「ヨロコビ」の感情だけではどうにもならないことがある、「カナシミ」が時には心の傷を癒してくれることもある、等…人間の感情のあるある話の再現が見事でした
あと、陽気なキャラクター「ビンボン」が印象的でした。子供の頃に遊んでいた空想のキャラクターはいずれ忘れ去られゆく運命で、自分もかつてそういう存在が
あったのかなあ、と思わされましたし、そしてライリーの未来を案じつつ消滅してしまうシーンが悲しい…単純に死ぬキャラ=悪みたいな構図ではないんですよね


教育的、哲学的で話が暗めなのでピクサーだから楽しそう!みたいなイメージだと肩透かしかもしれませんが、出来はかなり良いのでそういう作品だと理解した上で
見てみてはいかがでしょうか。正直に言って能天気な話の方が好きなので途中まで暗いなあ、と思って見てましたが、特に後半の展開は一見の価値ありだと思います