2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
『Fluegel』がやっぱり格好良くて好きなんですが、リード曲の『Queen no' cry』も良いし、『PARADOX』の可愛らしい感じも好きだし。
終盤の大和と天音の独白とか、リョウちゃんの悲痛な叫びとか、熱量に圧倒されることもしばしばで。不器用な人々の不思議な日常を楽しませてもらいました。
今回個人的に一番嬉しかったのは3曲目の『三月物語』でした。軽快なピアノアレンジもとても良かった。
今日はそこまで暑すぎず寒すぎず、少し風もあって最高に気持ち良い日でした。年中これくらいの気候なら過ごしやすいのに…。
新曲だと、まず3曲目の『Water Front』が良いですね。特に、サビの最後でB♭から下がっていくところが聴いていて気持ちいい。
さて、牧野さんの『Let It Go』ですが、日本語バージョンはいつもの綺麗なファルセットが聴けて満足。May.Jのとかと比べると力強さは足りなく感じるけど(
どうもアイドル映画の嚆矢らしく、そういう観点で観れば、確かに薬師丸ひろ子のファンには満足のいく内容だったのかも。何故か家で和服姿だったのは気になりましたけど。
奇抜な曲や、印象的なパンチラインがあるわけでは(個人的には)ないと思うんですけど、優しい曲調で統一されていて、癒やされますね。
令嬢と新聞記者という身分違い(?)の恋、逃避行。80年以上前の作品ですが、『ローマの休日』に似た要素を感じる王道ラブコメ。
結局、労働者とその利益を享受する者がいるという関係は今でも変わっていないわけで、デフォルメこそされていますが、社会の本質を描いた作品ですよね。
「困難を夫婦二人で乗り越えていく」みたいなストーリーラインには、不適合者なのでイマイチ乗っていけず、というところでした。
もうちょっと時代が下った作品群のあのフォーマットではないにしろ、この時、既に家族の有り様と変化を描くというスタイルは確立されていたんだな、と。
恋愛映画において「相手を理解しようとしてうまくいかずにすれ違う」という展開自体は王道ですが、そのアプローチがズレすぎてたのが結構面白かったですね。
この作品のすごいところは、先の展開の予測できなさと、異常なまでのスピード感。主要人物が脈絡もなくどんどん死んでいくんですよね。
前作『The Only BLUE』を以前にサブスクで聴いてみて割と良かったので、今回はちゃんと買おう、と思った次第。