2021-01-01から1年間の記事一覧
もうほとんど終わりですが、皆様も良いお年を。
この作品を簡単に総括するなら「ジェネリックアイカツ」と表現するのが一番わかりやすいかな、と。
エンディングがBUMP OF CHICKENなのに驚きました。多分、ハマった世代が親になって、子供と観に来たらハマる想定なんでしょう。
個人的には『鬼滅の刃』の劇場版よりも映画単体としての完成度は高かったと思います。期待値以上。
水族館が舞台のお仕事アニメも観たことだし、実際の水族館にも足を運んでSDGsにも思いを馳せなければ、ということで、今日は海響館に行ってきました。
2022年も、面白い作品に巡り会えますように。
当たり屋を続けるうちに、後妻と主人公の間に奇妙な家族愛が育まれていく様子が面白かったです。『万引き家族』にかなり近しいものを感じたなあ。
今年は見事に女学生が並んでいるので、失われた思春期への憧憬が表れているのかもしれません。
年末に溜めると書くのが億劫になりそうなので、観終わったものから少しずつ。
日本軍とイギリス軍を繋ぐのが『埴生の宿』というのがすごく良かった。今作のキーの一つになっている「音楽の力」、こういうテーマ好きなんだよな。
黒沢さんの歌を聴く機会って、キャラソンとかを除くと、舞台を観に行くとか、インスタライブでときたま披露されるくらいしかないので、まずこれだけ聴けたのが貴重。
この一枚絵、何のBGMも流れなかったけど、原作ではリーグ優勝時のBGMじゃなかったっけ?気のせいかな?
「最上の書物とは、読者のすでに知っていることを教えてくれるものなのだ」という箇所も好き。読書の醍醐味について、簡潔に言い表した名言だと思います。
言わんとすることは理解できるけど、勢い任せなところが見受けられるので、『リメンバー・ミー』とどうしても比べてしまうんですよね…。
アニメでもパチスロの売上から続編に繋がってそうな作品ありますけど、ソシャゲに課金してくれたユーザーのおかげで続編が遊べたと思うと、ありがたいですね。
一番印象的だったのは兄弟愛ではなく、北林谷栄演じる朝鮮人のおばあさんですね。最早セリフともつかない怪音波(?)を発していて、存在感が半端ない。
夢のないことを言うと、娯楽が少なくて自由時間が多かった当時は鬼畜仕様も楽しめてたけど、令和にランダムでイベント進行するアドベンチャーゲームとかやってる時間ないよね(
フィクションでの人の生死は、身も蓋もないことを言えば「虚構」なわけだけど、あのおばあさんの死は現実なんだよな…。観てよかったけど、しんどい映画でした。
牧野さんの歌い方が変化したのではなく、どんどん引き出しが増えて円熟味が増している、ということなんですよね。
一番のお目当てだった『リンリン♪がぁらふぁらんど』、ガァララの天真爛漫さが表情にも歌い方にも振りにも良く出ていましたね。先日の小倉で観たよりも純真マシマシ。
何度も何度も書いているのですが、日常系アニメでありながら、変わりゆく日常を描くことで、逆説的に日常の大切さを実感させてくれる今作が大好きです。
まとめると「テーマは悪くないしコラボも上手くできていたけど、子供向けアニメ映画の尺には物理的に収まらない厳しさが垣間見えた」というところでしょうか。
今は以前と比べて部屋で無為に過ごす時間が増えがちで、そんなことならはっきり言ってクイズして問題覚えた方がマシ。自分で納得できるような時間の使い方をせねば。
智美好きとしては、『1』のトゥルーが正史だったらよかったのに、と思わずにはいられない。
HGSSみたいな過去の名作リメイクと比べると、追加要素が少ないので不満は出るのかな、という感じなので、要は事前のハードルの問題なのではなかろうか。楽しいけど新鮮味は薄い、的な。
ストーリーそのものが面白い、というわけではないけど、読みながら色々考えるのが楽しい類の作品だったかな。太田光が今作から事務所名を命名したのもちょっと分かる気がする。
とても有意義なWeb講演会でした。企画者の皆様と木下監督に感謝。
一番やりこんだのは第三世代だけど、一番結果が出たのは第四世代だし、オフ会に足繁く通っていたあの頃は今でも懐かしい。
一個人である以上、真の公正は不可能だけど、なるべくバランス感覚は養いたいな。学生運動が社会生活に絡め取られてしまう今作を観ながら、そんなことを思いました。
今作の最大の魅力は「制作陣の絶妙なバランス感覚からくる、分かりやすい面白さ」なのではないかな、と。