アニメ感想
拓側の感情の機微がよく分かってなかったので、最後に松野に殴られた時に「え、そうなの!?」ってなってしまいました。
ストーリーの骨子としては、テレビ版と同じく「異種間コミュニケーション」だったわけですが、それに加えて親子愛とか絆とかが焦点になっていたのかな。
人情としては分かるけど、一般人に対してスパイが甘すぎるだろと思ってしまう。
結果的には「ロボコ」をそのまま長尺でやるという、ふざけ放題で求めていたものがお出しされた感じ。こういうのが好きなんだよな。
大奥の、そして国体の維持というマクロな視点と、親子愛というミクロな視点との対立。
アニメ筋のリハビリをすべく、今年は毎日1話ずつアニメを観ることにしています。
監督の「癖」を梱包しないままお出ししました、みたいな作品で、見所はあったけど、粗も同じくらい多いので難しい。
中高生で映画館がごった返していて、ガンダム人気すげえな…と思ってたら隣でやってたプロセカの映画でした。ガンダムは中高年だらけでした。
今年はアニメを観る本数がめっきり減ってしまったので、観たアニメ映画について軽く振り返っていきます。
「負け」のその後を描き、更に変人ばかりで読めない展開だからこそ、次は何が起こるんだ?という興味から、どんどん観進めてしまう。そういう魅力を持った作品だったかな。
観た中だと、殿堂入りが『ユーフォ3』、時点が『ガルクラ』かな。
今期は最低限『ユーフォ3』と『ヒロアカ7期』を抑えてればいいかな。
今年は全然アニメを観なかった割に印象的な作品が多かったので、例年くらいの作品数を観ていたらめちゃくちゃ豊作な1年だったのかも。
かなり話題作がある当たりクールだったという認識なので、多忙な時期で観られなかったのはちょっと残念。
楽しいだけで特に何かが残るわけではないですが、アトラクションとしてとても楽しめる、「こういうのでいいんだよ」的な作品だと思いました。
今回はかなり窮地に陥ってしまったわけで、このまま1年とか待たされるのはなかなか辛いというか、生殺し感が半端ないですね。
2023年度も面白い作品に巡り会えますように。
いつものように短文で観終わった作品について触れていきます。今期は(も?)放送延期が多すぎて、忘れそうになりますね。
サックスの格好良さを、映画館の音響で体感できたという点において、有意義な映画体験だったと思います。
家の下層へ潜る過程で、意識の底に沈んでいた記憶と対面するという演出が面白かったです。
「子供らしさは大人の幻想」、その通りすぎる。まあ自分は当時から特に内面が成長してないだけともいう。
今作は正に「そこに山があるから」を描いた作品でした。
恋愛に興味ない系イケメンが次第に杏子に惹かれていくメインストーリーはそこそこ面白かったし、後半、統合失調症のストーカー女が出てきてからも急展開でしたね。
前半で他愛のない日常を描写してから、その喪失を描くことで、日常の愛おしさを強調している、ということでしょうか。多分、原作の意図もそういう方向なんでしょう。
若者たちが「未来向きの今」を感じられるような前向きなファンムービーだったと思います。
あまり好みの作品はないかもですが、いい意味で予想を裏切ってくれる作品が出てくることに期待。
骨子にはデイビッドとルーシーのボーイ・ミーツ・ガールがあるので難解でもなく、アクションシーンの作画は流石のトリガー。話題になるのも納得でした。
今のところこの中に「これは!」と思うような作品がないのがちょっと辛いところ。いつもより完走作品数が少なくなるかもしれないなあ。
『ぼっち・ざ・ろっく!』『水星の魔女』の2強で、次いで『冥途戦争』『ヤマノススメNS』が面白かったかな。
今作の魅力は、とにかく山王との試合描写に尽きるでしょう。3DCGでも違和感が全くない。