読書
「よい!よい!よい!。」
次はまた18年後とか38年後とかになるかもしれないので、記念にメモリアルブックを買いました。今年は春からずっと楽しませてもらいましたからね。
平成のオタクなら当然灼眼のシャナの新刊は買いますよね?
結婚するしないに関わらず、幸福だと感じながら生きていくことが大事なのではないかと。
研究内容と留学先での生活のエッセイのハイブリッドになったこの本には親しみやすさを感じましたね。
美波とかどう考えても善人なのに、逆恨みされるの怖すぎるだろ。
自分の職場にも、チエみたいな立場の人っているし、もっと言うと4大を出ていても、自分より頭の回転が遅いなあ、と思う人に対して、無意識に下に見てしまうことはあるかも。
「アニメやゲームの教養主義はもう時代が古い。だけど、好きで観て詳しくなった分の、私のこの知識に罪はない。」が名言すぎる。
彼らのその後やその前が描かれているので、『冷たい校舎』を読んだ人は読むべき作品かな。
高校生が抱える悩みを8人分描くのはすごいと思うけど、単純に長い。面白かったけど、平等に8人を掘り下げようとするとこうなるんだろうな。
『ぼくのメジャースプーン』との繋がりを実感したあの瞬間の興奮、なかなか貴重な読書体験だったし、このアハ体験ができただけでも、今作を読んでよかったと思います。
「ぼく」の特殊能力として描かれているけど、言葉のナイフが相手を傷つけること自体は現実でも当たり前のように起こることなんですよね。
荒削りな部分は多いけど、その粗さが作品の悲惨さと相まって、痛々しい魅力を持った作品でした。
多少勉強ができるくらいではどうにもならないことがあることに気づくのは思春期あるあるだと思いますが、「人間の脈絡のなさを舐めない方がいい」はそれを端的に表した表現ですね。
父親とか、祖父とか、そういう目線に共感しがち。そういう立場でもなんでもないのに。
「淡い恋と友情」よりは、島で暮らす人々と、島に移住してくる人々の関係とか、特殊なコミュニティの閉鎖性とかが本筋だったかも。
コウちゃんのデビュー作ということで、いかにもラノベらしい尖り方をしており、「あー、確かに子供の頃に読んだらハマるかも」と思いました。
多分、「時雨沢恵一」とか、「パロディアニメ」辺りが自分の「チヨダ・コーキ」なんだろうな。
一番印象に残っていたトラウマシーンは、原作でもきちんと(?)怖かったですね。
再開時にやることをメモするとか、ルーチン化する辺りは取り組みやすそうなので、来年は意識していきたいですね。
肩肘を張りすぎないで生きるほうが結果的に幸せになれるのはその通りだと思うので、このマインドは忘れないようにしていきたい。
睡眠時間はそこそこ足りている…というか暇なので割とよく寝ている方ではありますが、効率化できるかな、と。
個人的には、独身であろうが既婚であろうが、自身が望んだ選択かどうかが一番大事だと思っています。
ここで適当に感想を垂れ流している時、割と頻繁に過去の他作品との比較をしているけど、これも自分の中での物差しがあるから比較できるんですよね。
世間一般でイメージされるところの幸福な人生を歩んでいるわけではないけど、生きにくいか、と考えたらそうでもなく、割と好き勝手に生きていて、今も生きやすいですし。
特筆すべきはこのAudible版、朗読の人がとても芸達者で、幾人もの登場人物を全て声色を変えて演じている。小津や樋口師匠辺りはアニメにかなり寄せてましたね。
働きだしてから少し考えが変わったのですが「労働によって人格が涵養される」という主張はその通りだと思うし、そのためには、仕事を好きになるよう努力するしかない。
ストア派を代表するだけあって、書いてあることはとてもストイック。…語源だから当たり前なのですが。
暇つぶしに異動を希望する支社の近くの賃貸を探していたら、この本を見つけたので興味を持ったというわけです。知らない知識だったので、参考になりました。
この前読んだ本と対になるシリーズ。あっちと同じく、読んだというか倍速聞き流しですが。ホント、贅沢なことが出来る時代になったもんだよな…。