適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

『UP!!!!』発売記念プレミアムイベント@大阪

今日で平成も終わりですね。私は、平成に生まれた、平成の男でございます。…というわけで、生まれてこの方元号が変わったことがなかったので特に感慨もないですが
長期休暇であることも相まって大晦日みたいな気分です。令和も平穏無事に過ごせますように。できるだけ知的好奇心を失わずにいたいですね。


さて、今日は「平成最後のユイマキノ」ということで、先日発売されたアルバム『UP!!!!』の発売記念イベントでした。アルバムについている応募券を
葉書に貼って応募したんですが、当選するのはわずか80名。出しはしたけどまあ当たらないかなあ、という感触でしたし、実際4月3週目まで音沙汰がなかったので
これは外れただろ…と思って月曜仕事から帰ってきたところ、当選葉書が来ていました。嬉しかったですねー。おそらくそこそこ高い倍率だったはず。


会場は心斎橋近くの小さなホールで、狭いところにオタクが80名座ってすごい熱気でした。後ろから2列目でしたが参加できるだけで十分なのでまあ。
牧野さんと、いつものバンドメンバーの中から三宅さんが来られていて、2人で弾き語りを5曲(最後は牧野さんのソロ)、合間にトークと質問コーナー、という構成でした。

1.横顔
2.今日も1日大好きでした。
3.song for you
4.ユーフォリア
5.アルメリア


参加した人が少なくて検索してもすぐセトリが出てこなかったけど、多分こうだったはず。1曲目、『横顔』の前奏のピアノが聴こえてきた瞬間の嬉しさ。
去年のライブでも2日とも演奏されていましたし、アルバムにも収録されているので聴く機会は増えましたが、やはり『Origination』を象徴する名曲ですね。
『今日も1日大好きでした。』は”あの”一昨年のライブ2日目以来に生で聴けたのかな?シンプルに歌声を堪能できるので、小さなハコに向いてる曲かもしれません。


2曲終わったところでMCからの「次の曲はアルバムに入っていませんが…」と前置きして『song for you』。前のアルバムの曲ですね。
曲自体、バリバリの岡本真夜サウンドで好きなんですが、歌詞にここ数年の牧野さんの道程が詰まっていて、ファンにはたまらない曲なんですよね。
途中で手を挙げているのを見た感じでは、今日の参加者は8割方が常連さんだったみたいなので、おそらくみんな同じような気持ちだったのではないかと。


その後「次の曲もアルバムには入っていませんが…」とまた前置きが入ったので、今度は何だろう…と思ってたら『ユーフォリア』の前奏が流れ、ハッとしました。
同じく『ARIA』シリーズの主題歌である『ウンディーネ』『スピラーレ』や、また挿入歌の『シンフォニー』『横顔』は、ライブに両日参加すれば比較的聴く機会があるのですが
ユーフォリア』はアニメタイアップ曲の中だと、なかなかライブでは聴けない曲だったんですよね。自分もライブのDVDはともかく、生で聴いたのはもしかして初めてだったかも。
ネオ・ヴェネツィアをバックに、くるっと回る「ARIA」のロゴ。あのオープニングが脳裏に浮かびました。今日来られて良かったなあ、と思った瞬間でした。


最後の『アルメリア』は牧野さんお一人での演奏。『アムリタ』と並ぶほど、この『アルメリア』は弾き語りに思い入れがある曲だと仰っていました。
『タビノオト』のアルバム曲でありながら、昨年のライブでも両日演奏されるほどの存在感のある曲。これもシンプルな弾き語りにとても映え、聴き惚れました。


また、今日は幕間のトークコーナーがとても印象的でした。まず、いつものバンドメンバーについての話。三宅さんは自分が参加し始めた頃は「りょう」名義、そのうちに
「バスター」とか「三宅・バスター・亨」と変わっていき、最終的に普通に三宅さんに戻ったんだとか。「別にバスターしてないしなあ」とか仰ってて笑いました。
ベースの今西さんも、ずっと「デンジャー今西」名義だったのに普通の今西さんになってるし。こういう濃い話で盛り上がれるのは小さいハコならでは、という感じ。


あと、牧野さんが大学時代に仕事と学業の両立が大変だった、というお話。『ウンディーネ』の録音する日、学校が早く終わって2時間ほど空いたのに、喫茶店に入るお金がなく
山手線を1周半して時間を潰した、とか、授業中にマネージャーから電話がかかってきたとか、帰宅したら23時で、そこからピアノに毛布を掛けて音が響かないように練習したとか、
パンとコーヒー、どちらか一方しか買う余裕がないけどどうしよう…、とか。結構生々しい話でした。学生の若手声優って今も多いですけど、苦労してるんでしょうね。


もう一つ、今回印象的だったのが、上の話に絡めて、当時高校生だった牧野さんが、同じく高校生だった入野自由さんと、『ツバサ・クロニクル』の収録と期末テストが被る時期は
空き時間にロビーで2人でテスト勉強をしていた、というお話。その時に、牧野さんが「それこそ、私の「記憶の羽」がね」とか仰ってたのがツボって思わず笑ってしまったのですが
笑うと同時に、とても嬉しかったんですよね。初主演作だから当たり前なのかもしれないですが、15年近く前の作品の設定のネタを、パッとファンに振ってくれる。
牧野さんの中には、今でも『ツバサ』のサクラが生きているのだなあ、と実感できたことを嬉しく思うとともに、それを1ファンとして、共有できたのが嬉しかった。


自分がファンになったきっかけは、何度か書いているように『ARIA』や『NHK』なので、言うなれば『ツバサ』は少し前の作品になるんですが、一昨年、急に
「ファンとして『ツバサ』を見ていないのも何か違う気がするし、見るか」と思い立って見たんですよね。その結果『ユメノツバサ』や『アムリタ』がもっと大好きになりました。
そして今日、サクラの存在をまた感じられたことによる喜び。これは作品を見ていなかったら生じることのなかった気持ちだと思うんですよね。


自分自身のことは、所謂「イベンター」だとは思っていないので、実際、「全通しよう」とかはあまり思わないのですが*1、その分、「アニメオタク」ではあると認識しているので
好きな声優さんが演じたキャラクター、ひいては作品については、出来るだけ見よう、という思いはずっと持っていて。現在放送されているアニメを追いかけるのも
もちろんオタクとしての一つのあり方だとは思うんですけど、過去の名作や出演作を鑑賞するのもそれと同じか、それ以上に大切なことだと思っているんですよね。


今日のイベントは、牧野さんの『ARIA』や『ツバサ』愛を感じることができ、また、自分のアニメに対する姿勢は間違ってなかったなあ、と実感できたのが何よりの収穫でした。
ここ最近のライブとはまた違う、ちょっとコアで、アットホームな空間を共にできたこと。平成最後の大切な思い出になりました。「令和最初のユイマキノ」ライブ、今から楽しみです。

*1:それこそ、牧野さんは一昨日プリパラのイベントに参加されてましたが行ってないですし