適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

ブラック・ブレット ★★★★★★★☆☆☆


時は西暦2031年。突如蔓延したウイルス「ガストレア」により荒廃し、「モノリス」と呼ばれる壁の中で少数の人間が生き残っている世界が舞台。
ガストレアの排除を目的とする民警に所属する高校生・里見蓮太郎と、ウイルスの宿主となり、特殊な身体能力を得ている10歳の少女・藍原延珠の活躍を描いた作品。


荒廃した世界で壁の中だけ安全とか、主人公が義手とか、蟲みたいな敵とか、刀使いの女子高生とか、既視感のある要素を詰め込んでいる、という印象。
結構設定は複雑だと思うんですが、1クールでは描ききれていないように感じました。10年前に発生したウイルスのせいで宿主である子どもたちが生まれ、
ウイルスは遺伝子に影響を与えるので、能力持ちの子供は10歳以下の女の子しかいない、という周到なロリコンロジックはちょっと笑ってしまった。


…とまあ、美少女とロリキャラで釣ってくるタイプの作品かな、と思うのですが、ストーリーはそこそこ重く、血が飛び散り、バタバタ人が死んでいく。
能力持ちだと判明して小学校でハブられるのはともかく、勉強を教えていた子どもたちの一団が爆弾で皆殺しにされるシーンとか、大分胸糞悪かったですね。
小さい女の子が死んでいく描写は結構キツいけども、男性キャラも結構死ぬんですよね。兄貴が最後自爆して街を守ったのは、もう少し掘り下げがあれば良かったかも。


上で書いたことに戻るんですが、とにかく消化不良感があるんですよね。個々のエピソードは割と面白いし、キャラクターもみんな可愛いだけに色々と惜しい。
延珠が体を相当ウイルスに侵されていて実は余命幾許もない設定とか特に触れられないなら出す意味…ってなったし、最終話でヒロインの木更さんが急に闇落ちしたのも呆然。
あとは敵が小物臭しすぎってところですかね。主人公に恥をかかされたからって、最後味方の食料物資を勝手に捨ててこれであいつは困るだろ!って、それ人間側みんな困るやろ…。


2期に続けるような終わり方でしたが、調べたら作者の体調不良で続編が出ていないらしいので、望み薄なのかな。こういうのは悲しい。
fripSideやなぎなぎの主題歌はどっちも良かったですね。キャストに関しては、自分が好きな人達があまりに出すぎていて、こんな得するキャストでいいの?って感じでした。