適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

伏 鉄砲娘の捕物帳 ★★★★★★☆☆☆☆

ふと思い立って観に行きました。今年見たアニメ映画はこれで11作品…ほぼ毎月何かをみている計算になりますね
いつも通りのネタバレ感想ですが、どうせもうすぐ公開終わりそうだしって気もしますね。まあ見に行くつもりの人は読まない方がいいのでは(


まず観終わって思ったのが「これタイトル詐欺じゃね?」ってことですねw何がって全然要所で鉄砲使わないんですよ。猟師だという記号でしかなかった感が…
あらすじとしては、江戸の町に出没する伏という半人半犬の妖怪と、東北から江戸に来た猟師の少女とのボーイ・ミーツ・ガールもの、といったところでしょうか
伏である信乃は人の生魂を食べないと生きていけないという設定で、将軍や町人からは狩りの対象にされてしまう…追われているところで少女・浜路に出会います
見ていて、ああ、これは多分この娘の魂を食べるかで悩むとか、種族の違う恋愛で悩むとかそういうベタなやつかな?と思っていたんですが斜め上でした
筋だった展開と言うものがなく、とにかく色々なことが起こるんですよね。兄と伏狩りに出かけたり近所の人と仲良くなったり歌舞伎見に行ったり…
そうこうしているうちに信乃が伏だと将軍が知って戦いになり…というのでクライマックスへ繋がっていくんですが、オチをそこに持っていっちゃうの?みたいな
コレジャナイ感は若干ありました。個々のキャラクターも展開も自由すぎて掴みきれないまま終わってしまったような?妹を置いて風俗行く兄貴とかクズすぎでしょ(
okamaデザインのキャラクターや大島ミチルの作り出す臨場感のある音楽等、雰囲気は良かっただけに内容が今一つ追いついてなかったかもなー、という作品でした