適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

2019年度夏クールアニメ雑感

今期継続して見ている作品のことを書いてなかったような気がするので、恒例の穴埋め記事。
先月くらいから、以前の2倍くらいのアクセス数になっているので、誤差レベルとはいえ、意外に見に来ている人がいるのかもしれない。面白いことは何も書いてないけど…。

MIX

最序盤こそ展開遅かったけど、兄弟が活躍し始めてからはずっと安定して面白い。野球アニメは題材の時点で外れにくいのかな。自分が野球見るの好きなだけか。

鬼滅の刃

アクションシーンが多いと興味がやや失われる傾向にあるんですが、ここ最近ストーリーが動いてきて俄然面白くなってきましたね。どうやって畳むんだろう。

荒ぶる季節の乙女どもよ。

1話からずっと面白すぎる。なんだこれ…。歴代のマリー作品の中でも指折りのレベルだと思います。みんな好きだけどひと葉かな~やっぱり。

フルーツバスケット 1st season

最近感動回が続きすぎて食傷気味。フルバにこういうことを言うのは筋違いな気もするけど、不遇からの救済での感動だけが感動じゃないと思うんですよねえ。どうにも人工的というか…。

彼方のアストラ

最新話、タイトルの意味を回収した瞬間が鳥肌モノでした。これも毎週見逃せない展開でとても面白い。リヴァイアスより綺麗なバイファムより綺麗なアストラ。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

日高里菜ちゃんの声が可愛くてゾクゾクしちゃいますっ。

キラッとプリ☆チャン

キャラ増えたけど割と上手く回せてるような?だいあ周りのことが進展していく感じなのかな。2シーズン目はむしろ1シーズン目より面白いと思います。

からかい上手の高木さん

安定枠。なんかエンディングの選曲は前期は30代前半くらいなイメージだったのが若干世代下がってきた気がしますね。つまり自分の世代ということ。

アイカツフレンズ!

もう終わるとか信じられない…。割とずっと円満に進んで終わってしまうのかなあ、という気がする。ラストに向けた盛り上がりに乏しいのはちょっと寂しい。

Dr.Stone

単純に話が面白いのでワクワクしますね。千空が皆と別れてしまったので最近は何をやってるのかよくわからないことになってますが。

魔王様、リトライ!

ネーミングセンスの適当さがヤバすぎる。逆にどうやったらそんな名前思いつくんだろう。本筋はつまらないし作画も悪いのでキャラと声優目当てくらいしか…。

ダンベル何キロ持てる?

特に筋トレしたくはならないけどこれも安定して面白い。主題歌がキャッチーすぎて頭から離れなくなってしまった…。

女子高生の無駄づかい

こういうアニメが毎クールほしいんだよな。毎回金曜日の配信を楽しみにしてます。ヤマイ、ロボ辺りがお気に入り。

まちカドまぞく

作画がめっちゃ綺麗で人気若手女性声優を起用して盤石の構えからのつまらなさすぎるストーリーとギャグ。桃×シャミ以外に見るところがなさすぎる…。

手品先輩

短編の15分枠が丁度良い。くだらなさすぎて笑ってしまう、こういう作品好きです。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

作画が綺麗で人気声優を起用して盤石の構えからの気持ち悪いストーリー。ただ安心感あるのも事実なのでそれなりに楽しく見ています。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

異世界に飛んでから、訳わからんアニメになってしまった…。いやストーリーは分かるけど。さっさと現代戻らないかなあ…(


継続と合わせて17作品。今期は視聴数こそ絞ったけど、面白い作品の比率は今年で断トツなので満足度は高いですね。並行して旧作もそこそこ見られているし、良いバランスかな。
『あらおと』『アストラ』が2強で、『Dr.Stone』『女子無駄』『鬼滅の刃』『MIX』『高木さん』辺りが次点かな。旧世代オタクなので異世界系にはあまり食指が動かない…。

戦姫絶唱シンフォギアG ★★★★★★★☆☆☆

先日高垣さんの舞台を観て、やっぱり代表作にも触れておこうかな、と思ったので2期を観ました。6年前の放送当時は前半、確か響が腕を食われた辺りで脱落した気がする…。


2期は武装組織「フィーネ」との戦いが描かれていたんですが、敵が余命短いおばあちゃんを筆頭に、すぐヘタレるマリア、小者マッドサイエンティストのウェル、調と切歌…と
割と小粒だったのがイマイチ迫力に欠けたというか…。何やらすごい戦闘シーンとすごい展開の連続だったし、修行シーンとか謎の歌とかギャグシーンも多かったしで
面白いところも多かったんですが、響が死にそうになるのがあっさり解決するとか、食われた腕がすぐ戻るとか、結構強引な展開が多くてどうしても気になってしまいました。
そういうアニメなので気にしたら負けなんですが…。流石に最後の未来の投擲はありえなすぎて笑ってしまった。エヴァンゲリオン人間かお前は。


エンディングの入り方が秀逸で、毎回高垣さんの『Next Destination』が絶妙なタイミングで入るのがとても良かった。単話の引きも上手いんですよね。
最終話の全員での『虹色のフリューゲル』とか、オタク全員好きなやつやん、みたいな演出だし。70億人の絶唱とか、熱血アニメのお約束は外してこない印象。


…なんですけど、やっぱり「勢いで押すタイプの熱血アニメ」は肌に合わないなあ、というのが感想になってしまうんですよね。面白いけどハマれない感じ?とりあえず続きも見ていきますか。

映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説 ★★★★★★★★★☆

アニメ映画を観る度に予告が流れていたので、楽しみにしていた作品。アニメは異世界転生ハーレムを逆手に取った作風がとても面白く、秀作ギャグアニメだと思います。
昨日公開されたということで、早速観に行ってきました。ちょうど別の用事もあったので、午前中に用事を済ませてから昼の回で。劇場にキモオタク男性しかいなくて怖かったです(


めぐみんとゆんゆんの故郷である「紅魔の里」が滅亡の危機に瀕している、という話を聞いて、カズマたち一行が紅魔の里に向かう、というのが導入…って、まあ一応書いてますが
ギャグアニメなので、話のストーリーはさして重要ではないですね( 笑い所がいくつもあって、観劇中もそこここで声が聞こえてました。めぐみんとのイチャイチャシーンも割と多かったので
自分も笑いそうになったり、人にはあまり見せたくない顔をしたりしながら観ていました。でもやっぱりチョーさんは反則だったなwお前OVAだけじゃなくそこにも絡んでるんかい、という。


一応全体のストーリーの流れとして、紅魔の里を攻めてくる魔王軍の幹部・シルビアとの戦い、というものがクライマックスにあって、ここは結構アツかったですね。
レールガンで倒したと思いきや、死の淵から蘇ってきた最終形態。バニルやウィズですら攻撃が通じないとかどうやって勝つんだ…って思ってたけど、「このすば」らしい倒し方でした。


めぐみんの登板回映画、と言ってしまえば簡単なんですけど、色々掘り下げがあって興味深かったですね。カズマとの間柄については、同じ布団で寝たとか、あの感謝の言葉とか
ラストのシーンとか、色々描写はありましたけど、結局のところ、パーティの大切な仲間、という根っこはTV版と変わらないように見えました。もう風呂にも一緒に入ってるしな…。


それより、今回面白いな、と思ったのはめぐみんとの関係性ですかね。爆裂魔法を極められているのはめぐみんの協力があったからこそ、という設定は良かったですし
そこがラストの2人での魔法攻撃に繋がったわけで。予告見た時は「ゆんゆん何をトチ狂ったこと言ってるんだ…」と思ったんですが、その辺のオチも完全に「このすば」でしたね。


あとは、自分が好きなキャラクターである駄女神ことアクア。文句を言ったり泣いたり調子に乗ったりと、完全な平常運転で安心しました。「プークスクスーw」も聴けたし。
最終決戦前に、カズマとアクアがお互いの信頼関係を確認し合うシーンはとても良かったですね。アクアというキャラクターがいることで、単純な異世界ハーレムから
少し違うバランスに持っていけている、というのが自分の認識なので、この立ち位置だからこそ、駄女神は良いんだよなあ、と。雨宮天さんの代表作だと思っています。


制作会社がディーンからJCに変わったということで、どうなることかと思いましたが、全然違和感なかったですね。むしろ、劇場版だから作画が良くなるということもなく
むしろTV版レベルに顔が崩れてるシーンもいくつかあったし。やっぱりわざと崩してるのかなあ。TV版を楽しめた人は観に行って損のない映画でした。単純に楽しかったです。

ブラック・ブレット ★★★★★★★☆☆☆


時は西暦2031年。突如蔓延したウイルス「ガストレア」により荒廃し、「モノリス」と呼ばれる壁の中で少数の人間が生き残っている世界が舞台。
ガストレアの排除を目的とする民警に所属する高校生・里見蓮太郎と、ウイルスの宿主となり、特殊な身体能力を得ている10歳の少女・藍原延珠の活躍を描いた作品。


荒廃した世界で壁の中だけ安全とか、主人公が義手とか、蟲みたいな敵とか、刀使いの女子高生とか、既視感のある要素を詰め込んでいる、という印象。
結構設定は複雑だと思うんですが、1クールでは描ききれていないように感じました。10年前に発生したウイルスのせいで宿主である子どもたちが生まれ、
ウイルスは遺伝子に影響を与えるので、能力持ちの子供は10歳以下の女の子しかいない、という周到なロリコンロジックはちょっと笑ってしまった。


…とまあ、美少女とロリキャラで釣ってくるタイプの作品かな、と思うのですが、ストーリーはそこそこ重く、血が飛び散り、バタバタ人が死んでいく。
能力持ちだと判明して小学校でハブられるのはともかく、勉強を教えていた子どもたちの一団が爆弾で皆殺しにされるシーンとか、大分胸糞悪かったですね。
小さい女の子が死んでいく描写は結構キツいけども、男性キャラも結構死ぬんですよね。兄貴が最後自爆して街を守ったのは、もう少し掘り下げがあれば良かったかも。


上で書いたことに戻るんですが、とにかく消化不良感があるんですよね。個々のエピソードは割と面白いし、キャラクターもみんな可愛いだけに色々と惜しい。
延珠が体を相当ウイルスに侵されていて実は余命幾許もない設定とか特に触れられないなら出す意味…ってなったし、最終話でヒロインの木更さんが急に闇落ちしたのも呆然。
あとは敵が小物臭しすぎってところですかね。主人公に恥をかかされたからって、最後味方の食料物資を勝手に捨ててこれであいつは困るだろ!って、それ人間側みんな困るやろ…。


2期に続けるような終わり方でしたが、調べたら作者の体調不良で続編が出ていないらしいので、望み薄なのかな。こういうのは悲しい。
fripSideやなぎなぎの主題歌はどっちも良かったですね。キャストに関しては、自分が好きな人達があまりに出すぎていて、こんな得するキャストでいいの?って感じでした。

二ノ国 ★★★★★★☆☆☆☆

終バスまで無限にゲーセンでクイズ!…の予定でしたが、結局飽きてしまったので、併設の映画館で何か観ようと思い、ちょうど良い時間にやっていたこれにしました。



映画「二ノ国」30秒予告編


愛する人を救うために<命>を選べ。」


ミュウツーの逆襲』を観に行った時に見た予告で、このキャッチコピーが何となく頭に残っていました。…が、このキャッチコピー、実は完全なブラフだった、という衝撃の展開。


車椅子で暮らしている秀才のユウ、バスケ部で女性とにも人気のあるハル、そしてハルの彼女であるコトナ。幼馴染である3人。ある日急に異世界二ノ国」に転生してしまう。
現実世界である「一ノ国」と、異世界である「二ノ国」は命が繋がっていて、ニノ国の姫・アーシャの命を救えば、その代わりに現実でアーシャに似ているコトナが死んでしまう。

だから「命を選べ」というキャッチコピーが出てくる。主人公のユウとハルは「コトナを救うために、アーシャ姫を殺すのか?」という究極の選択を迫られる…という流れなんですが
途中から「いや、命が繋がってるんだから、片方殺したらもう一方も死ぬんじゃない?」という当然の疑問が出てくるわけで。
ユウがその疑問をハルに投げかけようとしても「お前の妄想には付き合いきれない!」と相手にしないんですよね。彼女のコトナがそのせいで急に余命3ヶ月だからな…。
まあ、ユウの方も、その根拠が、子供の頃入院していた病院にいた「ワシは異世界から来たんじゃ」みたいなことを言っていたおじいちゃんの言葉を信じているから、という
「確かにこれ言われてもちょっとね…」みたいな感じだったので仕方ない面はありますが。とにかく、終始ハルのアホさ加減にイライラする映画でしたね。


例えば序盤、謎の刺客に刺されて意識不明になったコトナのところに駆けつけ、ユウに「お前がいながらなんでこんなことになったんだ!」みたいなことを詰るシーン。
「いや、お前さっきまで二人でデートしてたやん」っていう。それで別れた後に彼女が襲われ、着信にも気づかなくて来るのが遅れたのに、車椅子の身ながら必死にコトナを探した
親友に対してその言い草はヤバくない?って思ってしまいました。他にも、明らかに悪役って分かりそうな怪しい暗黒騎士に唆されるとか色々あったけどまあいいか。


…まあ、ゆうて高校生だし、彼女が急に余命数ヶ月って言われて、その原因が異世界の姫にある、って言われてしまえば、信じてしまうのも仕方ないかな、と思わなくはないんですよね。
この作品がマズいところは彼らのキャラクター性ではなくて、展開の強引さにある。中盤、ニノ国の王が2人を疑って、投獄して取り調べようとするシーン。
ユウが急に「分かったぞ。ニノ国に来たきっかけは交通事故だったから、一の国(現実)に帰るには命の危機が必要。あの炎の中に飛び込もう!」とか言い出す。
思わず座席で「…は?」って言いそうになってしまった。そんな根拠ゼロの仮説で命を張るの頭おかしい…。ハルも普通に同意するし。ここでまず置いていかれてしまった。


ユウがアーシャ姫と交流を深めていき、姫に惹かれていくのはまあ悪くはないとは思ったんですよね。ただそれだけの関係性で姫のために命を張れるの?とも思ったのは事実なんですが。
それより、姫が、コトナと自分のどちらを救うかユウが悩んでいる、と知った時、急に「あなたは大切なもののために全てを賭ける覚悟がないのですか。コトナさんのことが大切なら
今すぐその剣で私を殺してコトナさんを救いなさい!どうせ一度はあなたに助けられた命ですから!」とか言い出したのはマジで引いてしまいました。
顔も知らない異世界の人間を救いたい、なんて理由のために、自分の命を差し出す人間とかおらんやろ…。展開に言わされている感がありすぎでしたね。もう少しなんとかならんかったのか。


黒幕も怪しすぎてこいつは逆に黒幕じゃないだろ、と思ってたら普通にラスボスで、まあそれはいいんですけど、彼は実は国王の兄であり、かつて国外追放されながら、妻と出会い
幸せに過ごしていたところ、今度は国王に国ごと攻め滅ぼされて全てを失い、強い憎しみを持つようになった。…とかいうめちゃ重い設定を喋る喋る。今までそんな描写なかったけど…。


そして、伝説の剣が出てきたり色々あって、最後はユウとハルの連携プレーで見事に敵を倒す。めでたしめでたし…、なのか?よく考えたら、国外追放した挙げ句、国を攻め滅ぼすという
外道なことをしたからこそ怒り、国の征服を狙っていたわけで。それを普通に倒して終わり!では、悲劇の繰り返しを生むだけですよね??敵側の事情出しておいてそれ?という疑問。


…で、最後。元の世界にユウとハルが戻ろうとすると、途中でユウが突然「ニノ国に残る」とか言い始め、現実世界に一人で戻ったハルは、奇跡的に回復したコトナと共に幸せに暮らす。
ユウは二ノ国でアーシャ姫と幸せに暮らす。めでたしめでたし。…となったところで、ハルが「…そうか、わかったぞ。ユウの正体が。お前は俺だったんだ」とか言い始める。
ユウとハルは同一人物で、ユウが二ノ国、ハルが一ノ国の住人だった、と。息がピッタリ合うのもそういうことだったんだと。ラスト5分でこの重大な設定が明かされてエンドロール。
…伏線が全く無かったわけではないですが、今まで一ノ国とニの国の同一人物は姿形も似ている、って設定を再三出してたのでミスリードだな、と。まあキャッチコピーからミスリードですが。



個人的に、王道ファンタジー作品に大切なのは「没入感」ではないかと思っています。その点今作は、あまりに不自然な言動とか、説明的な台詞が多いとか、尺の都合上仕方ないとはいえ
キャラの掘り下げが不十分で物語についていきにくいとか、とにかく没入感が削がれる描写が多かった。RPGを高々2時間の尺で映像化する、というのが土台無理なのかもしれませんが
それにしても、遊んでいれば勝手に愛着が湧いてきて背景も想像できるゲームとは違い、映画であれば、キャラのバックボーンも、感情移入も、2時間で描写して入れ込まなければいけない。
ゲームを映画化するということがいかに難しいか、という象徴的な作品なのではないかと。脇役が実はゲームに登場する重要キャラとか、ファンサービスもあったらしいだけに尚更そう思います。


芸能人の声優起用はそこまで気になりませんでしたし(知ってる声の俳優さんばかりだというのもありますが)、脇役の声優は業界トップクラスの人たちばかり。久石譲さんの音楽も良かった。
それでも、不自然な展開が多すぎて、物語を咀嚼する妨げになってしまう。噛み合わない作品だなあ、というのが率直な感想です。粗が目につきすぎて、王道な物語を素直に楽しめない。


あと、足が不自由なユウが、二ノ国では普通に歩けるようになっていて、最後はアーシャ姫と幸せに暮らす、というオチ。そもそも、ユウの足が不自由な設定って必要だったんでしょうか?
最近流行りのポリコレ要素を作品に入れ込む、というあまり好きではない風潮の現れなのかもしれませんが、現実世界では障害があるけど、異世界なら治ってるからそっちでお幸せに、って
考えようによっては、障害者を否定しているのでは。結論がああなったことで、むしろポリコレ的には駄目なメッセージを内包してしまっているようにも見えました。…自然に描くって難しい。


映画「二ノ国」 公式アートブック

映画「二ノ国」 公式アートブック

トイ・ストーリー4 ★★★★★★★☆☆☆

どう表現するか迷ったけどはっきり書いてしまおう。子供の頃からこのシリーズに触れてきた1ファンである自分としては「こんな続編は観たくなかった。」これに尽きます。
自分以外は親子連れしかいなかったので、呆然とスタッフロールを観てたら誰もいなくなっていて、映画館のスタッフに「終わりましたよ~」って声をかけられる始末。いや分かっとるわ。


「家庭的・社会的立場、因習からの解放」「自立した強い女性」
辺りは、最近のピクサー作品にありがちなテーマですよね。それ自体は決して悪いとは思いませんし、時代の要請もあるでしょう。
ただ、それを『トイ・ストーリー』というシリーズでやる必要は果たしてあったのでしょうか?別に、オリジナル作品でいくらでもやればいいわけですから。その点が本当に悲しい。


初代から『3』まで、一貫してこのシリーズでは持ち主や仲間のおもちゃとの絆を描いてきたし、正に、上で挙げたのと逆である「与えられたおもちゃという役割をいかに全うするか」
ウッディは信条として、命懸けで仲間たちと色々な困難を乗り越えてきた。『3』の最後で、ウッディはずっと一緒に過ごしてきたアンディと離れ、新たな持ち主であるボニーのところへ
仲間たちと一緒に行く、という決断をしましたね。「子供を楽しませる”おもちゃ”である」という自覚があったからこそ、大好きなアンディとの別れを選んだわけで、だからこそ泣けるんですよ。


それが今作は冒頭から、ボニーはウッディを放置している、というところから始まる。アンディとの約束は何だったのか…。それでも、ウッディはボニーのために必死でフォーキーの世話を焼く。
ウッディが「それだけが今の自分の存在意義なんだ」と言うところは本当に観ていて辛かった。そんなことを主人公に言わせるのかよ、と…。
最終的に「特定の子どものおもちゃでいることを辞める」という選択をするウッディ。これはつまり、今までの仲間と別れる、ということ。上映中に「マジかよ」とつぶやきそうになりました…。


無論、恵まれないおもちゃだったギャビー・ギャビーとの出会いや、ボーとの再会がウッディの意識を変えたのだ、というストーリー上の理屈は頭では理解できなくはないんですよ。
ただ、十年以上仲間と過ごして醸成された価値観が、あの数日で覆った、とするにはウッディ側の意識の掘り下げが不足している。今作で一番キャラクターの掘り下げがなされていたのは
ウッディでも、バズでも、その他今までの仲間たちでもなく、悪役であるギャビー・ギャビーですよね。アンディの家で幸せに暮らすという、今までの環境が如何に恵まれていたか、ということを
アンティークショップでずっとホコリを被っていた彼女を通して描く。上手いなあ、と思いましたし、今作一番感動したシーンは、彼女が女の子に拾ってもらうシーンだったのは間違いない。


でも、トイ・ストーリー』という作品は、ウッディとその仲間たちの物語ではないのか、という思いがどうしても拭えない。今作、ウッディ以外の既存キャラクターは
ほぼキャンピングカーの中にいて、全然出番がない。出番がないならまだしも、バズは心の声に従う、とか言ってひたすら音声ボタンを押す無能キャラみたいになってるし…。


ボーについても、作中ではウッディに自立を促すという大事な役割を果たしていますけど、キャラが変わりすぎていて違和感を覚えてしまう。「持ち主にこだわらなくていい」と
アンディの家を去る時に既に達観していたボー。でも、当時のボーはウッディに「足の裏を見て」と、アンディの愛を再認識させるような役回りのキャラクターだったのでは。
流行りの「自立した女性像」を今作にも盛り込みたい、という制作上の要請が透けて見えたように感じてしまって、どうにも受け入れ難かったです。


加えて、仲間たちとの別れのシーンの描写もかなり淡白だったのも残念。『3』のアンディとの別れと比べてしまうから余計にそう感じるのかもしれませんが。
特に今作はそこまで出番が少なかった分、別れのシーンはもう少し尺をとってほしかったですね。変にセリフあっても蛇足になると思うので、さじ加減は難しいかもですが…。


今までのストーリーを「恵まれた家庭でのおもちゃの物語」と位置づけ、そうでないおもちゃたちの視点から、ウッディの自立を描く。綺麗に終わった『3』の続編としては1つの正解かな。
ただ、ラストでシリーズ通しての主人公が実質的に物語の表舞台を去ってしまった。「ほろ苦い、大人の物語だ」で片付けるにはあまりにも根本をひっくり返し過ぎではないでしょうか。
ウッディの成長を描く、という意図も、深みも理解はできる。でも、トイ・ストーリーって人間の成長を描くお話なのでしょうか。なぜなら、ウッディはおもちゃであって、人間ではないから。
だからこそ、おもちゃとしての役割とは、という、この作品にしかないテーマを一貫して描いてきている。それを、語弊を恐れずに言えば、昨今ありがちなテーマで塗りつぶすのが正解なのか。


言うなれば、最近話題の某作品*1に例えるならばトイ・ストーリー4~ユア・ストーリー~』とでも言いましょうか。自分はまるでピクサーに「大人になれよ」と言われたように感じました。
単体としての完成度は高いし、バランス感覚にも優れた作品なのは間違いない。でも、『トイ・ストーリー』シリーズとしてこれをやってほしくなかった。自分の結論としてはそんな感じです。
正直、観るまではキャッチコピーの「あなたはまだ─本当の「トイ・ストーリー」を知らない。」は「適当言ってんなよ(笑)」って感じでしたが、今見直すと、存外当を得た表現でしたね…。

*1:作品への愛が全然違うであろうことは書くまでもありませんが

雑記とケンガンアシュラ

今週何もやる気が起こらなくて、だいたい平日帰ってきてからは寝て過ごしてます。あまりにやることがないので、Twitterで数日前にバズっていた
ヨーグルトとカルピス原液にゼラチンを混ぜてゼリーにするやつを試してみたんですが、これが割といける。無糖のヨーグルトで作った方が美味しかったです。
ブルーベリージャムとかあったらもっと良いかもしれないですね。もしくは何袋か今あるドライマンゴーを入れるのも…本題とまるで関係ない話になってしまった(


ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)

ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)


…さて、今週からNetflixで独占配信されているアニメ『ケンガンアシュラ』を見始めたんですが、これが面白い。一気に配信分されている12話まで見終わってしまいました。
正直ネトフリは高いし、今配信サービス3つ入ってるし…ということで二の足を踏んでましたが、やっぱりネトフリ限定の作品があるのは大きいので。もう一つ理由あるけど察して。


大企業が裏で格闘家を闘わせ、その勝敗で全てを決めるという設定。主人公の十鬼蛇王馬が様々なスタイルの格闘家と闘っていく、という物語。
まず、登場するキャラクターがいちいち濃くて面白い。実際の様々な武術を元にしている上、随所にナレーションも入るので分かりやすい。
そして3DCGによる迫力ある戦闘シーン。実際ほとんど戦闘シーンなのに飽きないんですよね。物語の性格上登場キャラクターはほぼ男なんですが、キャストも豪華。
岸×上江洲コンビだし間違いないだろうとは思ってましたが、普段あまり見ないようなジャンルでもこれだけ面白いとは。続きいつ配信されるんだろう。楽しみです。

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない ★★★★★★★★☆☆


アニメ版はまあこんなもんかなー、と思いながら見ていたところ、劇場版で完結、みたいなラスト。こういうことされると気になるし、観に行かないと…とぼんやり思っていたのですが
いざ上映館を調べてみると、新幹線で行かないといけないようなところでしか公開されてない。これだから田舎は…。そうこうしているうちに観た人の評判が結構良かったので
これは観に行くしかない、と思ったのですが、前回東京に行った時もイベントとか飲みとか色々入ってて都合が合わず。帰省のついでにようやく観に行くことができました。


アニメではあまりスポットが当てられておらず、謎の存在だった咲太の初恋の相手・牧之原翔子がメインの話でした。Wikipediaであらすじを読む限り、原作2巻分に相当するらしい。
未来から来たという大学生の翔子と、心臓病を患う中学生の翔子。翔子を助けるためには心臓移植が必要で、未来から来た翔子は主人公の心臓を移植して生き延びたという事実を知り…。


難病の少女がどうとか、初恋の相手と今の彼女どちらかしか助けられないとか…。なんというか、メロドラマ的というか、昨今の邦画チックだなあ、と思いました。王道ではあると思いますけど。
後半、翔子や麻衣を助けるためにタイムリープするわけですが、その辺も割と設定がふわっとしてるし…。最後とか、面影が似た少女とすれ違う、くらいの方が余韻があって良いと思うんですが。


文句から始まってしまったので、じゃあ面白くなかったの?と言われればそんなことはなく。今作の良いところは、アニメ版の欠点であった尺不足を解決しているところですね。
アニメ版は1ヒロイン2~3話で話が進んでいく構成だった影響で、どうしても消化不良だったエピソードもありましたし(妹のエピソードとか顕著だと思います)。
それに比べ、今回は咲太、麻衣、翔子の3人の関係に絞って90分間展開していくため、非常に見やすい。3人の思惑が明らかになった結果、全員が自己犠牲の結論に至るのは彼ららしいというか。
あと、単純に後半は燃えますよね。古賀ちゃんを助けたことで、咲太は認識してもらえたわけだし、双葉との経験があったから、認識されなければ同時に存在できる、という知識を得たわけだし。
のどかと仲良くなっていたからこそ、撮影現場に突入することもできた。今までのヒロインがどんどん協力してくれる流れ、単純にワクワクするので好きです(小学生並みの感想)。


ヒロインを絞って尺不足を解決したのもそうですが、終わっていなかったストーリーにきっちりと区切りを付けたのも良い。作画はアニメと代わり映えしなかったので
これならアニメであと4話分くらいやれよというか、劇場でわざわざ観なくても…と思ってましたが、車の「ドン!」がやたら大音量でビビりました。力入れすぎやろ…。


佳作だとは思うし、そういう描写が多いせいで何度か涙腺に来ましたが、どうにも乗り切れなかったのは、1つには「既視感」があるのかな、と。この作品、どこかで見たような要素が多い。
ループし、劇場で完結という点で『涼宮ハルヒの消失』に似てるなあ、とまず思ったのですが、『物語シリーズ』『シュタゲ』『ココロコネクト』…等々、人気作品と類似の要素が結構ある。
このシリーズで上手いな、と思うのは「思春期症候群」という設定ですね。『ハルヒ』や『シュタゲ』のようなSFであれば、理論や整合性はリアリティを付与する上で大事になりますが
今作の「思春期症候群」は言わばオカルトで、どちらかというと『物語シリーズ』に近い。ちょっと不可解でも「まあ、思春期症候群だしなあ」で済んでしまう、ある種のマジックワード
そのくせシュレディンガーの猫とか超ひも理論とか、それっぽいことを示唆してくるという。…いや、双葉はキャラクターとして好きだし、なんなら劇場版でももっと見たかったけどそれはそれ。
ただ、咲太か麻衣どちらかが翔子のドナーになって助かる、というのはちょっと安易かなあと。心臓移植って結構適合条件厳しいのでは?とか思ってしまって没入感が削がれてしまいましたね…。


ヒット作の要素を上手く取り入れてあるのはすごいと思うけど、この作品ならでは、という要素が自分にはピンとこなかった、ということになるのかな。いろいろな作品を見すぎた弊害か。
翔子を演じた水瀬いのりさんを始め、ヒロインズはみんな名演で、だからこそエンディングが全員Verだったのが良かった。8分の6拍子のリズムがとても心地良い。
2巻分の重い内容をこの尺に上手くまとめたスタッフに「ありがとう、頑張ったね、大好き」と言いたいですね。…あ、このセリフは結構好きだしこの作品ならではの要素かもしれない(今更)。

天気の子 ★★★★★★★★★☆

小学校の学習塾時代からの友人と10年近くぶりに会って、一緒に観に行きました。干からびそうなほど暑かったし、多分晴れ女しかいなかったんでしょう。
あらすじは今回は簡潔でいいか…。家出少年の主人公・帆高と、祈ることで天気を晴れにできるヒロイン・グラードン陽菜とのお話。まあ観てないならこんな駄文読むより映画館にですね。


感想を書くのが難しいんですが、前評判通り、新海監督流の「セカイ系」であるという印象を強く受けました。ただ、それだけでもない。監督がパンフレットで語っていた通り
君の名は。』へのアンサー的作品でもありましたね。『君の名は。』は彗星が衝突して死者が出る未来を回避したハッピーエンドであるのに対し、『天気の子』は異常気象の対処より
ヒロインを選び、その結果として東京は水没する。現実は『君の名は。』のように単純にハッピーエンドにはならない、と。現代の実感に即した、令和の「セカイ系」とでも言いましょうか。


また、『君の名は。』が綿密に計算された綺麗なエンタメ作品であるという印象だったのに対し、今作は設定面がかなりふわっとしているな、という印象を受けました。
観終わった後まず思ったのは「結局あの拳銃って何だったの?」でしたし、帆高が家出した理由も謎、陽菜たちがどうやって暮らしていたかも…警察も無能すぎるし。
…と、色々とぼかされていることに気がつく。その辺の設定をあえて描かないことで、帆高の周辺のミクロな世界をクロースアップし、それと社会全体を対立させる。所謂「セカイ系」ですね。


今作が面白いと思った点は、まず1つに、主人公が立ち向かうのが宇宙人とか、地球を滅ぼす謎の敵とか、そういう具体的な存在ではなく、社会、そして東京だった、というところ。
ほしのこえ』ではタルシアンだったり、『雲の向こう、約束の場所』ではユニオンだったり、『君の名は。』では彗星だったり。具体的な「敵」からヒロインを守るために足掻く。
でも今回は、須賀が言ったように「人柱一人で天気が収まるならそれが一番だし、みんなそう思ってる」という、「東京」の不特定多数の思いに対して主人公が反抗する。
家出をして故郷に居場所もなく、かといって東京もドライで、頼りにしていた須賀にも月給3000円で搾取される。社会から拒絶されているという実感が、社会への反撥を生んでいるんですよね。


その「社会」に立ち向かう後半、3人での逃避行や、取調室から逃げるところとか、とても新海監督らしさが出ていて、青臭く、だからこそ安心して観ていられる場面だったと思います。
端的に言うと「女の子のために必死になって走る男の子」が新海監督作品のイメージなんですけど、それを地で行く展開。でも新宿から代々木を線路ダッシュは疲れそうだよな…。
そして「青空よりも、俺は陽菜がいい!」ですからね。いっそ清々しい。こういうの好きだった時代もあったなあ…と、アイドル現場で彼氏面してるオタクのような心境で観ていました。


…と、なぜ所謂「セカイ系」のお話なのにあまり主人公に感情移入していけなかったのか*1な、ということを考えてみると、まず一つには、自分が年を取ったから、というのはあると思います。
ただ、むしろもう一つの理由があるのではないかと思うんですよね。それは何かと言うと、須賀というキャラクターの存在。彼がいることで、帆高と陽菜の狭い関係だけを注視できなくなる。


須賀はどちらかというと、「社会」側の人間なんですよね。安い給料で帆高をこき使うし、嘘の記事でも楽しませられればそれでいい、と達観しているし、「人柱は必要悪だ」とも言う。
でも、夏美が指摘する通り、須賀と帆高は似ているんですよ。かつては今のような「つまらない大人」ではなかったけど、妻を亡くし、次第に社会に適合しながら生きている。
それが帆高と出会って少しずつ変わっていき、最後には刑事を殴り飛ばして「帆高、行け!」と言うまでに至る。つまり、須賀はかつてセカイ系にハマっていたオタクそのもので、
また監督の代弁者でもあるのではないかと。観ていて「自分は帆高たちのようにはなれないけど、彼らを応援したい」と思わせてくれる存在。それが須賀なのではないでしょうか。


つまり、「世界よりもヒロインを選ぶ」というセカイ系ボーイ・ミーツ・ガールを素直に楽しめる層にはエモーショナルなストーリーを、そして「昔こういうの好きだったなあ」
というかつての新海ファン層には須賀というキャラクターを置いてそちらに感情の担わせどころを作る。そんな作品なんですよね。かなりすごいことをやっているのではないでしょうか。


今までの新海監督作品では、須賀のような立ち位置の大人っていなかった気がするんですよね。正直そういう大人がいると没入感が削がれるし不要だったのかもしれませんが
今回は須賀がいる意味はとても大きいと思うので。ちょっと違うけど『イリヤの空、UFOの夏』の榎本みたいな感じ。須賀が作品の色合いを今までとかなり違ったものにしている。


もう1つ、面白いというか好きな点は、世界=東京が水没しても、それでも生きていく。挿入歌ではないですが『大丈夫』という前向きな終わり方をしたところでしょうか。
決して『最終兵器彼女』のようなカタストロフ系のバッドエンドではなく、また逆に、従来の新海監督作品のように世界を救ったハッピーエンドでもない。
世界よりもヒロインを選んで、それでも生きていく。現実はそう簡単に救えるものではない、という、前述した通り「令和のセカイ系」と言うべき作品なのかな、と。


だからこそ、これを観て「今更ただのセカイ系かよ」とか、逆に「ゼロ年代エロゲーみたいで懐かしい~」みたいな感想だけ持ってしまうのは勿体ないというか、表面的ではないかとも思います。
従来の「セカイ系」のようでいて、少年少女だけの物語ではなく、最後に「世界なんてどうせもともと狂ってんだから」と言ってくれる中年がいる。少女を犠牲に世界が救われるわけでもない。
オーソドックスなストーリーラインのようで、実は新しい。前作のアンサー的作品にして意欲作。賛否両論だとは思いますが、自分は素直にすごいなあ、と思いました。


あと、雨の描写が圧巻だった、とか作画が綺麗だった、とか今更過ぎて書いてなかったけどすごかったですね。監督は東京という街への理解が深いんだろうなあ。
瀧くんと三葉が出てくるサービスシーンも嬉しかったですし。テッシー達が出てたのは気づかなかったけど( 他にも、最後に帆高が後輩から質問されるのって、『雲の向こう、約束の場所』の
冒頭で後輩の女の子が告白してくるシーンのオマージュでしょ、って思いましたし、気づいてないだけで他にも色々あったのかもしれないですね。その辺は新海オタクに任せよう(


小説 天気の子 (角川文庫)

小説 天気の子 (角川文庫)


小説版も買って読んでみましたが、映画にはなかった色々なキャラクターのモノローグがあって不思議な感じ。すぐ読めるので気になった人は買ったら理解が深まるかもしれません。

*1:もちろん、それがイコール面白くなかった、というわけではありませんよ、念のため

2019年夏クール新アニメ

これ無限に書き続けるんだろうか…。とか思ったら負け。

手品先輩

めっちゃ頭悪くて楽しい。こういうくだらない作品は毎クール欲しいっていつも言ってるので嬉しいですね。30分なら飽きるけど15分なのも良い。

ソウナンですか?

こういう下品なの引くわ…。

彼方のアストラ

めっちゃ面白そう。割と自分はSF系で面白いと思うハードル高いのですが、これは期待できそうですね。完全に銀河漂流バイファムやん。

ダンベル何キロ持てる?

TLで話題になってたから見てみたけど確かにこれは独特ですね。トレーナーがコラみたいなムキムキボディなのウケる。あと主題歌の中毒性が…。

魔王様、リトライ!

導入は割と普通の異世界転生系に見える。違うのは主人公がツダケンだからやたらイケボ、ということですかね。あと主題歌がかっこいい。

女子高生の無駄づかい

系統としては『あそびあそばせ』とかに近いのかな?アホなこと言ってツッコまれる赤﨑千夏、という点で『キルミーベイベー』も思い出す。割と好きです。

Dr.STONE

これも設定が面白そう。今のジャンプも結構面白い作品増えてるのかな?

グランベルム

人気のアニメをいくつか混ぜたような新鮮味ゼロの設定。ロボットアニメでこれだけ興味の持てない導入だと…。

荒ぶる季節の乙女どもよ。

めっちゃ笑った。岡田麿里ブルーハーツに謝るべき。どうやったらこういう発想になるんだ…

博多明太!ぴりからこちゃん

1話見たけどまあ、次を見ることはないでしょうね…。

Re:ステージ!ドリームデイズ♪

ラブライブのパクリみたいな設定なんなんだ。まるで新規性がなかったので、途中で万が一話題になったら追いかけます…。

ナカノヒトゲノム【実況中】

サバゲー系ならちょっと肌に合わないかな、と思ってたけど大沼イズムが割と強くてよくわからない作風。ファンなのでとりあえずしばらくは見てみます。

あんさんぶるスターズ!

結構見られる作りになってる気がする。うたプリもそうだし、結構女性向け作品も面白いですよね。主人公が坂本真綾さん、というのも大きいですけど。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

設定が気持ち悪い上にテンポが恐ろしく悪い…。キャストは結構豪華だと思うけど、ちょっとそれ以前の問題ですね。見てるのがしんどい…。

ありふれた職業で世界最強

おもんないし作画悪くて動かないしテンポ悪いしで何もいいところがなくてキレそう。ここ数年見たアニメの中でワーストまである。アニメを愚弄するな。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII

ダンまち久しぶりに見たな…。当時はチノちゃんくらいしか水瀬いのり知らなかったけど、ここ数年で一気に人気になりましたよね。歌上手いのは強いよなあ。


今のところ『あらおと』『彼方のアストラ』『Dr.STONE』の3強。今期は3つも面白い作品がある時点で当たりクールですね。続きものが強いのも良い。