- 作者:ヘルマン ヘッセ
- 発売日: 1951/12/04
- メディア: 文庫
数学は今後の研究や生活には一見値うちがないように見えたが、それはあくまで一見そう見えるにすぎなかった。実際はきわめて重要だった。それは論理的な能力を養い、いっさいの明快で冷静で的確な思考の基礎をなすものであるから、主要科目より重要だった。
面白かったというよりはかなり考えさせられました。これは進学校出身の人は是非読むべき本じゃないかと…って多分100万回言われてますね
感情描写とかを見てるとすごく若い人向けの小説な気がします。ヘッセの自伝的な側面もあるらしいので実体験が元になってるんでしょうか
自分もハンスくらい勉学に勤しめる人間だったらまた違うのかもしれませんが正直自分はハンスに対してはすごいなぁという感想しか持てません(