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明朗・潑溂・無邪気なブログ

石原夏織 1st LIVE TOUR「Face to FACE」愛知公演

2020年のイベント初めはこれになりました。4枚目のシングルを引っさげた初のツアーらしい。
友人が大量にシングルを買っていたので、1枚譲ってもらって応募し、お邪魔することにしました。お昼前に名古屋に到着し、まずは友人と洋食屋でご飯を。


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ヒレカツとホタテフライ。ホタテの焼き加減が半生なのが特徴的でした。結構お客さん多かったし、人気店なんだろうなあ。
食べ終わってからは、物販のサイリウムに紫が出ないのに紫を振る曲がある、との有識者の助言を受けてドンキに紫が出るサイリウムを買いに行き、サイゼリヤで時間潰し。
隣がゲームセンターだったし、少しくらいクイズしてもよかった気がしなくもないけど、まあ話す機会のほうがゲームする機会より貴重だし間違ってなかったはず。多分。


開演時間になったので会場へ移動し、物販でパンフレットを購入しました。


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ほぼ写真集みたいな感じで、インタビューが4ページ。SNSで手軽に発信できるからか最近減ってる気がしますが、個人的にパンフは好きなグッズなので嬉しいですね。
自分は前から2ブロック目の最前列右側でした。前が通路なので、広々してるのが良かったです。加えて、自分の右が空席だったので、サイリウムを気にせず振れたのもプラス要素。

1.Blooming Flower
2.Sunny You


3.CREATION×CREATION
4.ポペラ・ホリカ


5.MIRACLE RUSH
6.Crispy Love
7.Orange Note


8.empathy
9.雨模様リグレット


10.Taste of Marmalade


11.Singularity Point
12.Ray Rule
13.TEMPEST


14.Face to Face


~アンコール~


15.虹のソルフェージュ
16.♮ Melody
17.Face To Face


セットリストはこんな感じ。加えて、幕間にムービーが挟まる感じでした。富士急ハイランドで戦慄迷宮に挑戦した映像とか、MVのメイキング映像とか、ダンサーズのダンスとか。
普段行くライブはだいたい、衣装替えのタイミングはバックバンドが演奏するか、ダンスか、という感じなので、ムービーで間を繋ぐのは新鮮でした。富士急の時の私服がとても可愛かったです。


上のセトリで行間を空けたところにMCとかムービーとかが挟まってたんですが、今回はこの構成がとても印象的でした。ざっくり言うと似たような曲を固めている、というだけなんですけど。
決して数が多くはない持ち歌の中で、これだけ多彩な曲調で、様々な色を出せるのは石原さんの強みだな、と。ライブを引っ張れるリード曲に始まり、ノれるアニソン、ガーリーな曲。
しっとり聴かせるバラードに、強みであるダンサブルチューン。本当に引き出しが多い。あとスクリーンの演出が良く、シーンごとの雰囲気の切り替えに貢献していて面白いな、と思いました。


印象的だったところをいくつか挙げていくと、まず、『empathy』からの『雨模様リグレット』。割と好きな曲なので、聴くのを楽しみにしていたので、満足でした。
雪や雨が降っているような演出も素晴らしかった。全体的に、あの手この手を使って観客に楽しんでもらおう、というのが伝わってきたのが嬉しかったですね。
ただ、座って聴きたかったのに『雨模様リグレット』で自分の前の列の人達が大体立ったからステージが見えなくなり、止むなく途中で自分も立って棒立ちで鑑賞するハメになりました(

次に、表題シングルの中でお気に入りの『Taste of Marmalade』。どこにも属さない構成でしたけど、独特だからそうなるかな。難しい曲だと思うのですが、流石の安定感でしたね。

後半のダンスチューン3曲は圧巻。有識者から『Ray Rule』は白、と厳命されていたので、忘れずに切り替えました。ダンスも歌も洗練されていて、これは他のライブでは観られないな、と。

アンコールで客席に降りてくるのは大阪に参加した友人からの情報で知ってましたが、本当に演者と客の距離が近すぎて、これ大丈夫?と思いながら観てました。
もう少し真ん中の通路に近かったら至近距離で観られたのになあ、とは思いましたが、それでも目の前のブロックで歌ってるのはインパクト強かったですね。絶対目が合った。
『♮ Melody』、歌詞がとても良いですよね。どんなアーティストにも、各々の道程があると思うんですけど、それを感じさせる曲。歌詞がスクリーンに映し出される演出が心憎い。

そして、最後とアンコールで2度披露された表題曲の『Face to Face』。とても楽しそうに歌っておられましたね。
ムービーで「自然体を」というような話をされていたように記憶しているのですが、その通り、自然で、様々な一面を見せてくれたこのライブツアー。
そのパフォーマンスを観に来た我々観客と、正に「face to face」する場であったわけで、締めに持ってくる構成はとても綺麗だし、まとまりが良いなあ、と思いました。


…なんか忘れてるな、と思ったら『MIRACLE RUSH』を忘れてた( サプライズ枠は、知らない曲かもしれないなー、とか思いながら構えてたら、何か聞き覚えのあるイントロが…!?という。
ここでの会場の盛り上がり方がヤバかったですね。自分の近くにずっと座って聴いていた人がいたんですが、この曲が流れるやいなや、急に立ち上がってました。気持ちはよく分かる。
この曲が8年前とか嘘でしょ…?とか思うんですけど、時の流れは早いですね。オタクの例に漏れず、ニコニコ動画で育っているので、例の空耳コメントが脳内で左から右へ流れていきました。


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流石に『MIRACLE RUSH』を聴いたら晩飯はココイチしかないだろう、ということで(ということでじゃないが)、終演後はみんなで名駅近くのCoCo壱番屋へ。久しぶりにココイチに来た気が。
美味しいと思うんだけど、トッピング前提だからやっぱりちょっと高いんですよね。競合他社がいないから仕方ないか…ってココイチの話しても意味ないからやめよう。


コロコロと変わる曲調、それに合わせた演出、そのバラエティ豊かな楽曲を歌い分ける力量。友人がよく「楽しい」現場だと表現しているんですが、正にその通りだな、と。
それでいて、MCでライブのタイトルすら噛むという平常運転に安心する。アンコールのMCを聴いていて、この人に付いていくファンが多い理由も分かってしまいますね。


そんなわけで、初めてお邪魔したんですが、楽しいひとときを過ごせました。応募券を譲ってくれた友人や、一緒に遊んでくれた皆様、ありがとうございました。
オタク活動はソロ、が信条ではありますが、色々なライブに参加すると視野も広がるし、こういう繋がりは大事にしていきたいですね。また機会があれば是非。