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「あばよ。」
2つの勢力が争っている宿場町に風来坊の浪人がやって来て、両方の味方についたり離れたり。そのうちに銃の名手である卯之助も現れて…。
なんか最近小津ばっかりだったので黒澤に戻る。人気の高い時代劇で、所謂「ダーティー・ヒーロー」ものなのが面白い。どちらの勢力も、三十郎をうまく利用しようとし、
また三十郎も、うまく報酬だけ貰って共倒れを画策する。女房が人質に取られたり、お爺さんがさらわれたり…。常に話が早く展開していくので飽きないんですよね。
そして殺陣のシーンはさすが三船敏郎という感じで、なんというか素早い。ラストのセリフも印象的だし、外国でパクり映画が作られたのもわかるなあ、と。
あと、宿屋で女郎たちが謎のラテン系音楽に合わせて踊るのに笑ってしまいました。どういう時代設定なんだ…w『幕末太陽傳』かよ、みたいな。