適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

ジュエルペット てぃんくる☆ ★★★★★★★★★☆


観たことないけど、アンチを見たことがないアニメ」の1つであったこの作品、ようやく全話見終えました。…って観終えてから少し経ちますが、まあ色々忙しくて…。
内気な少女・桜あかりがジュエルランドから来たジュエルペット・ルビーと出会い、ジュエルランドにある魔法学校に入学することになる、というお話。
魔法学校で様々な経験を積んで成長し、最終的にジュエルスターグランプリに優勝して3つの願いを叶える。ストーリーを概観しただけだと、まあ、王道と言えるかな。


この作品の魅力は、まずなんと言っても主人公・あかりが良い子すぎる、というところでしょうか。美人でモデルで生徒会長の姉がいて、コンプレックスを持っている。
周囲からも姉と比較されがちだし、漫画家になる夢にも自身が持てず、気になる男の子にも話しかけられない…と、内向的なキャラクターなのですが、とても思いやりが深い。
持ち前の優しさでミリアや沙羅と少しずつ仲良くなっていき、かけがえのない親友になっていく様子を見ているのは楽しかったですね。4クールだとこういうのを丁寧に描けるのが良い。
最後の3つの願いも、全て他の人のために使うのがあかりらしくてとても感動的でしたね。私達のために使わないで、と気遣うミリアと沙羅の関係性も含めて。
思い返せば、あかりが最初に望んでいた願い、全部自分で叶えてるんだもんなあ…。本当に、成長物語としてはお手本のような作品だと思います。


…とまあ、そういう女の子同士の友情も勿論良かったのですが、自分がこの作品で特に好きなのは家族愛にまつわるエピソードで。
最初に「お、これすごく良い話だな」と思ったのが第11話「パパの会社でドッキ☆ドキ!」。普段家でダラダラしているパパが会社では頑張っている、という、訓話的なお話なのですが。
そういう意味で、ベストエピソードは第30話「思い出の写真にドッキ☆ドキ!」かな。ずっと心の底に秘めていた姉・モニカへの思いと、写真から明かされる母親のあかりへの愛情。
つまるところ、この作品は「才色兼備の優等生である桜モニカの妹」が「桜あかり」になっていく物語だと思うので、それにまつわるエピソードは大体好きですけどね。


アルマ周りのエピソードも良かったんですが、全体的に優しい世界だなあ、という印象は拭えず。本来、女児向けアニメなんだからこれくらいが普通なんだと思いますが…。
近年は土日の朝でも平気でめちゃめちゃ重いエピソードを入れてくるので、感覚が麻痺しているのかもしれない。とにかく、間違いなく名作だし、観て良かったです。