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明朗・潑溂・無邪気なブログ

TIGER & BUNNY 2 ★★★★★★★★★☆

ようやく重い腰を上げて課金する気になったので、2のシーズン2(わかりにくい)を観終えました。やっぱりNetflix独占ってどうかと思いますね。
なんだかんだで、決まった曜日に1話ずつ配信されている方が観やすいし、一気観してしまうとその分印象にも残りにくい気がして。
もう10年以上、アニメ視聴で人とコミュニケーションすることはほぼないとはいえ、この形式だとあまり話題にならないから寂しいですし。
個人的には、使いにくすぎるUIもかなりマイナスポイント。アマプラやネトフリはバンダイチャンネルとかdアニメストアを見習ってほしい…。


最終話のラスト、完全に『タイバニ』が終わってしまったな、という終わり方だったので感慨深いですね。もちろん、次世代を主人公にするとかはアリなんでしょうけど。
ただ、タイガーとバーナビーのお話としてはここで完結、ということなので、実質的にはまあ完結でしょう。足掛け12年間、お疲れ様でした、という感じ。


さて、『2』ですが、全体的に観ればまあ堅いというか。新キャラの紹介もしつつ、新たな敵にヒーロー皆で立ち向かっていく。一気に観てしまうレベルのクオリティではありました。
…ですが、全体的に敵も味方も新キャラが魅力に乏しかったなあ、と。白黒コンビもキャットも正直…。それ以上に、今シーズンは敵キャラがちょっとなあ。
フガンとムガンは「ダメージ反射」「ワープ」がチート能力すぎる。こんなポッと出に終始苦戦する様子を観せられるのは、あまりスカっとしなかったですね。
後半のグレゴリーなんてもう完全に小者な上に、相手を暴走させるだけ。シガニーにしたって憑依とか…とにかく、バトルシーンを観ていてテンションが上がらなかったなあ。
一方で、ルナティックとの共闘はアツい展開だと思ったので、結局、1期から出ているキャラは魅力的だけど…ということなんでしょうね。


とはいうものの、『2』は明確に評価できるところがあると思っていて。それが「ヒーローとは何か」という問いに、虎徹なりの答えを出したことですね。
虎徹が「困っている人がいたら、自分を顧みず前に立っていけるか」と結論付けたということは、ヒーロー活動はできなくても、ヒーローのワイルドタイガーは終わらないわけで。
似たようなテーマを扱っている『ヒロアカ』も、この辺に踏み込んでくると面白くなっていくので、ヒーローモノの醍醐味って、この辺にあるのかもしれないですね。