適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

君主論

君主論 (講談社学術文庫)

君主論 (講談社学術文庫)

ブログでよく「借りたもの」というカテゴリは使ってましたが、借りた相手が図書館というケースは初めてかも…ここ数年ほとんど利用してなかったからなぁ

授業の参考書だったので半ば義務感に駆られて読み始めたのですが予想外に面白かったです。…多分他の参考書はこれほど面白くはないと思いますが(
世界史で「被征服地の為政者にその地方を統治させる寛容な統治を行ったので長く栄えました」とかやるわけですが、それってすごく表面的な理解だったんですね
基盤を民衆に置いた上で民衆の特性を論じるというのは上手いと思いました。民衆に振り回されるのはいつの時代も同じなのかもしれません…
本の特性上固有名詞が多く出てくるので仕方ないのかもしれませんが、代名詞が多すぎて読みにくかったです。「彼は彼らのそれが…」とかどんな直訳だよw
でもこの本は高校で世界史取ってなかった人は読みにくいんじゃないかなぁ…一応うちの学部には日本史地理で受けた人もいるはずですし