横の人が食べてたおつまみのせいで終始イカ臭くてどうしようかと思った…(
監督の趣味全開の映画なんだろくらいにしか思ってませんでしたが今年観に行った映画の中では断トツによかったです。…って、まあB級のアニメ映画しか見てないわけですがw
地震やエンジン音まで人の声なのは結構コミカルでしたが意外と慣れれば気になりませんでした。むしろ庵野監督の演技の方が現実に引き戻され…いやなんでもない(
一人の設計技師の半生を追う感じなので分かりやすい盛り上がりこそなかったですが、要所要所でいわゆる“泣ける”シーンが多かったように思いました
あと、服部さんがすごくいいキャラでした。最初嫌味な上司かと思ったらすごくいい人でしたね。格式ばった結婚式を挙げようとしてくれて挙句噛むとかもう…w
知り合いに結構賛否両論らしいと聞いて気になったので適当に感想を漁ってみたんですが、まあ大体は主役の演技批判なんですかねwジブリにはよくあること
二郎の純粋な人柄があの演技のおかげでよく出ていたのかなあ、とは思うので個人的には一概に否定したくはないんですが…詩の朗読シーンとかは流石に、と思いましたけどw
むしろ主役以外のキャストは全く気にならなかったですね。瀧本美織とか西島秀俊、野村萬斎あたりはむしろ上手いなあとすら思いました
あと、盛り上がらなくてつまらないとか子供にはウケないってのは的外れな批判じゃないですかねぇ…あらすじ見ただけでわかりやすいエンタメ作品じゃないってわかるだろ(
むしろもっと反戦みたいなことを前面に出してくるのかと思ったので戦争シーン全カットの方が驚きでした。その分オチが弱くなってるとは思うんですがまあ蛇足か…
久石譲氏の音楽も相変わらず素晴らしく、劇場で観てよかったです。ここ数年のジブリ作品の中でも出色の出来だと思うので、是非皆さんも見ましょう!