適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

BLUE GIANT ★★★★★★★★★☆

ようやく人間ドックの結果が帰ってきたけど、視力とか血糖とか、色々な数値がじわじわ悪化していて加齢を感じる。いいかげん週末にお菓子をバカ食いするのやめないとな。
あと自覚症状がないから、と放置してる不整脈のせいで毎年総合判定Dなので見栄えが悪い。静脈を焼灼する手術で治るらしいけど、入院してまで…というのが正直なところ。

さて、ずっと書いていませんでしたが、先日東京に出た時に新宿で観てきました。土曜の夕方とはいえ満席だったんですが、そんなに人気な作品だと思わなかったので驚き。
別に公開週に行ったわけでもないのになあ。1席ポツンと空いた席を取ったら、カップルとカップルの間だったのも久しぶりの体験。女の子とアニメ映画を観に行く人生とかいうifルート。


学生時代は一応金管楽器をかじっていた身として、一番格好良い金管はサックスだと思うんですよね。アルトもバリサクも。ソロパートは「主役」って感じがして。
そのサックスの格好良さを、映画館の音響で体感できたという点において、有意義な映画体験だったと思います。ジャズ、演奏するのは難しいけど、聴くのは楽しい。
欲を言えば、あといくらか払って、もっと良い音響のところで観たら更に良かったのかも。それこそ、ライブのような音圧を感じられるくらいなら…って、流石に無理か。


ストーリーは多分原作を圧縮したであろう駆け足さで、深く没入するまでには至らなかったのですが、沢辺の事故にはビビりました。唐突すぎて『ジョゼ虎』かと思った。
それと同じくらい出来すぎだと思ったのが玉田というか、もう天才レベルだろと思うのですが。『ブルーロック』でも凪くんがそれ以上に天才だし、漫画はそんなもんか。
なんか演奏シーンがイマイチ、みたいな評判は目にしていたけど、確かに違和感はあるけど、音を聴いていればそこまで気にならなかったかな。奇抜な演出も織り交ぜられていたし。


総合すると、娯楽映画としては申し分ない出来、という感じかな。最近のアニメ作品、『ブルー』から始まるタイトルがアツい傾向。