適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

メイクアガール ★★★★★★★☆☆☆

現在より少しだけ先の未来。人々の生活をサポートするロボット「ソルト」を開発・製品化することに成功した17歳の天才科学者・水溜明は、新たな発明が失敗続きで行き詰まりを感じていた。そんな中、クラスメイトから“カノジョ”を作ればパワーアップできるという話を聞いた明は、人造人間のカノジョ「0号」を創りだす。順調に恋を育んでいくかのように思えた明と0号だったが、いつしか0号はプログラムされた感情と成長していく気持ちの狭間で葛藤するようになり……。


U-NEXT1ヶ月無料で3,000円キャッシュバックとかいう謎キャンペーンに登録したら、1ヶ月分のポイントまで貰えたので映画のチケットと引き換え。
有効期限10日間とかだったので特に見たい映画がなく、行き帰りの電車(1日数本)の時間に一番合っている作品を逆算して選んだので何の映画なのかも全く知らずに鑑賞。
入口で観たポスター(画像貼ったやつ)を見た限りでは、「あーロボットと人間の恋愛モノね、『プラスティック・メモリーズ』みたいなやつか」みたいなイメージ。


3DCGアニメであることは知らなかったのですが、その辺の違和感は特になかったかな。SF作品である今作ともよくマッチしていたと思いますし。
ただ、展開やキャラクターへの違和感はけっこうありました。天才設定の主人公が天才とは思えない言動をしているし、自閉症傾向で0号に当たり散らすのもちょっと引く。
黒幕の正体は置いといて、退場があっさりすぎるし、その後どうなったのかも不明。黒いソルトじゃなくても、カーチェイスできるくらいのスピードは白ソルトにも出せていたし。
終盤の0号の行動と、そこからの展開からは結構衝撃でしたね。アレでホンマに映倫Gなのかよ。まあ終盤でそれとなく明かされた主人公の出自を考えたらセーフ…なのか…?


なんというか「人間とロボットの恋愛」がテーマだと思っていたら、落とし方がバッド寄りのビターエンドだったので、じゃあ1時間半も何を観ていたんだ…という。
0号の造形は可愛かっただけに尚更、なんでこんなオチにしたんだよ…と思ってしまう。主人公が精神的に成長できたからヨシ!ということになる…のか?
絶対色々な人が思ったと思うけど、今作で中心的に描かれていた主人公と0号と母の関係って、ほとんど『エヴァ』のシンジとレイとユイの関係と同じだし、2025年に改めて観ても…。
監督の「癖」を梱包しないままお出ししました、みたいな作品で、見所はあったけど、粗も同じくらい多いので難しい。クラファン映画ならこんなもんか。癖が刺さるかどうか、的な。
尖った作品な分、特典の無料パンフレットで解説が読めたのはありがたかった。インタビューで監督がソルトの変形シーンは『コードギアス』に影響を受けていると答えてて納得。


あと、観終わった後に後ろの席に座っていたオタク2人組が「種ちゃんの声は分かったけど、天ちゃんの声は気づかなかったなー」とか話していたのが印象的でした。
種﨑敦美の声が聴き分けられて雨宮天の声が聴き分けられない人とかいるのか…?M・A・Oの声は分かるけど東山奈央は分からない人くらいレアだろ(個人の感想です)。