適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

三四郎

三四郎 (新潮文庫)

三四郎 (新潮文庫)

昨日かばんの中の物を出してたら内側のポケットに入れたまま忘れ去られてたこれが発見されました(


何か前にそれからを読んだ時にも書いた覚えがありますが冒頭での登場人物の口を借りた漱石による世界情勢の鋭い分析にはやっぱり驚かされました
テーマ的に大学入学して間もない今が読むのにちょうどいい時期だったような気がします。実際共感することしきりでしたし…いや、別に狙って読んだわけではないですが(
解説に美禰子だけ主観的に描かれていると書いてあってなるほどと思いました。実際自分みたいに三四郎目線で読む場合にこの手法は結構大きな役割を果たしてますよね